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FX用語解説集

往来相場

UPDATE2018.07.11

往来相場とは、市場競争売買によって付いた株、債券、為替などの値段が、あたかも箱の中に閉じ込められたかのように、一定の価格帯内で上下している相場状況をいいます。支持線と抵抗線に挟まれた値幅間で価格が推移する状態を往来相場と言います。

相場の状態や先行きの見通しを決定する材料が少ない時などに、往来相場に陥りやすくなります。

明らかな往来相場だと思ったら、円高局面で外貨を購入し、円安局面で売るなどを繰り返すことによって確実に利益を生み出すことが出来ると言われています。売りから入れば往復で利益を出すことも出来るのが往来相場の良いところです。

また往来相場形成時は為替レートがある程度安定していることが多いため、スワップ金利目当てに中長期投資を狙ってみるのも良いアイデアかもしれません。

なお、往来相場になっている場合、テクニカル分析が有効になります。テクニカル分析によってレンジの下限に来た際に買い、レンジの上限に来た時に売ることによって利益を得ることが可能です。

しかし、往来相場が永遠に続くことはなく、いつかはレンジを抜けることになります。その際、レジスタンスラインを突破した際に新たなトレンドが生まれることも考えられるため、大きな損失を出さないように対策しておくことが重要です。ストップロスを設定しておくことで許容範囲を超える損失が生まれるのを防ぐといいでしょう。

読み方

オウライソウバ・おうらいそうば

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EDITOR制作/編集 FXplus編集部

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