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FX用語解説集

建単価

UPDATE2018.07.03

建単価とは、「建値」のことで、為替レートを表示することをいいます。FXの取引では、各FX会社でスプレッドや売買環境が異なることによって取引される為替レートは異なりますが、その表示されるレートのことを「建単価」と呼びます。

FXでは特定の通貨を「買い」注文から入るだけでなく、「売り」注文から入ることもできますので、一般的なFX会社では両方の建単価が表示されています。買値と売値の同時表示は、ツー・ウェイ・プライス(2 Way Price)といいます。

建単価には、いくつかの意味があり、取引所で売買約定後に受け渡しを簡便にするために作成する標準値段、銀行が為替相場で公表する標準値段(為替レート)などを指し、その他に、先物等の建玉をした時の値段を意味することもあります。

また、建単価は一般的にはFX会社が表示しているレートのことも指しますが、自分が持っている建玉の価格を指すケースもあるので注意が必要です。

例えば、米ドルを約定単価100円で1万通貨買ったあとに約定単価120円で1万通貨を追加で買った場合、「平均建単価は110円」という使い方をします。このように建単価という言葉は「取引所のレート」と「個人が所有する建玉の単価」の2つの意味を持っています。どちらの意味で使われているか考えて、文章を理解するようにしましょう。

読み方

タテタンカ・たてたんか

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EDITOR制作/編集 FXplus編集部

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