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世界3大市場を知って賢くトレード

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UPDATE2019.09.27

海外FXに関する基本知識

世界3大市場を知って賢くトレード

取引時間が平日の午前9時から午後3時までの株式市場とは異なり、海外FX市場は、月曜日の早朝から土曜日朝まで24時間取引することができます。ただ、世界中で取引が行われている海外FXですが、主要市場が休みとなる日本時間の土曜日朝から月曜日の早朝までは取引ができません。海外FXの主要市場と記載しましたが、株式市場のように特定の場所に取引所があるわけではなく、為替を扱う各国・各地域の金融機関や個人投資家が、電話やインターネットで取引をしています。1日の為替取引は地球の自転の関係で、ニュージーランドとオーストラリアのオセアニア市場から始まり、東京を中心としたアジア市場、その後、ロンドンを中心とした欧州市場に移り、ニューヨークのアメリカ市場で終わります。為替市場の中でも、取引が活発な東京とロンドン、ニューヨークが3大市場と位置付けられ、これらの市場の特徴や傾向を把握することは、海外FXにおける余計なリスクを回避するためにも大切です。それぞれの市場の取引時間や重要な時間帯を知って、海外FXで賢くトレードを行いましょう。

世界の為替市場

前述したように、海外FX取引は世界各国で24時間行われています。海外FXは、買い手と売り手が存在すれば成立する取引で、株式市場とは異なり特定の場所に取引所があるわけではありません。では、どのように海外FX取引は行われているのでしょうか。なお、記事内の時間表記は日本時間を基準にしています。

為替市場はどこにある?

「外国為替市場」とは、為替を扱う各国・各地域の金融機関や個人投資家などが電話やインターネットを通じて直接的、関節的に取引をする「集合体」です。経済ニュースなどで「東京外国為替市場」または「東京市場」といったワードを耳にしたことがあると思いますが、東京市場と言えば日本時間の日中、ロンドン市場と言えば欧州時間の日中、ニューヨーク市場と言えば米国時間の日中、といったようにその時間帯に取引が集中する都市の名前を取っています。ただ、実態として海外FXは世界各国のあらゆる場所で行われています。

世界3大市場を知って賢くトレード

為替市場の仕組み

海外FX取引には、銀行や証券会社といった金融機関の他、機関投資家や個人トレーダーなどが参加し、電話やインターネットを通じて買い手と売り手が1対1で価格や数量などの取引条件を決めて決済まで行う「相対取引」となっています。そのため、取引所のような特定の場所がなくても当事者間の合意で取引が成立します。海外FX市場には、銀行間の取引が行われる「インターバンク市場」と、銀行と顧客(一般の企業や個人など)との取引が行われる「対顧客市場」があります。ニュースなどで「本日の外国為替市場は...」というような場合には、銀行間の為替取引を指すことが一般的です。

為替市場を知ることは利益につながる

海外FX取引をする上で、3大市場をはじめとするそれぞれの市場の特徴を把握することは、大きな利益を得るチャンスにも繋がります。それぞれの市場には時間帯別、時期別の傾向や特徴がありますので、まずはその情報を大まかに掴みましょう。

為替市場の取引時間

取引が活発になる時間帯は、各国・各地域とも9時〜17時の日中の時間ですが、世界中の取引を1日単位で見ると、時間の経過と共に海外FXの中心が東から西に移ります。1日で最も早く動くのは、日付変更線にもっとも近い場所にあるニュージーランドのウェリントンで、5時ごろに取引が始まります。次いで、7時ごろにシドニー(オーストラリア)→9時ごろに東京→10時ごろにシンガポール→15時ごろにドバイ→18時(冬時間は19時)ごろにロンドンといった順番で取引の中心が移っていきます。その日の最後の市場となるのがニューヨークで、21時ごろ(冬時間は22時)に取引が始まり、翌朝6時(冬時間は7時)ごろまで続きます。

流動性と値動きに注意

24時間取引を行える海外FXですが、当然取引が活発になる時間帯とそうでない時間帯とに分かれています。取引が活発な状態=取引量が増加している状態は、通貨の流動性が高くなっているということですから、為替レートの値動きが激しくなる傾向にあります。値動きが活発な状態は、大きな利益を得られるチャンスの一方で、少しの判断ミスで資産を失ってしまうリスクが高い状態でもありますので注意が必要です。次の章から世界3大市場の特徴を紹介しますので、それぞれの市場の特徴を把握しましょう。

世界3大市場の特徴

東京市場

海外FX市場の1日はオセアニアで始まりますがオセアニアの取扱高は少なく、実質的には東京市場の開始が海外FXの開始です。東京市場は、ロンドンやニューヨークに比べて、値動きが穏やかなため海外FXの初心者にとって取引しやすい市場といえます。ただ、穏やかな東京市場でも注意しなくてはならないポイントがあります。それは、9時55分にメガバンクなどの金融機関が発表する外国為替取引の基準レート「仲値」です。TTM(Telegraphic Transfer Middle Rate)とも呼ばれるこの仲値を基にして、輸出入に関係する企業は、外国為替を売買します。銀行は企業からの外貨購入の要望に応じるため、為替市場で円を売って基軸通貨であるドルを買い集めるため、仲値が発表される9時55分にかけて円安ドル高となる傾向が多く見られます。

世界3大市場を知って賢くトレード

ロンドン市場

日本時間の16時から24時(冬時間は17時から25時)までの時間帯を指します。欧州各都市や中東市場、さらにはニューヨーク市場が開く時間が重なるため、世界中の金融機関やヘッジファンドが参入し、主要通貨が活発に取引されます。そのため、ロンドン市場は海外FXで最大の取引高となっています。多くの金融機関やヘッジファンド、個人投資家が参加する分、外国為替の値動きも激しくなるため、海外FXの初心者向きとは言えません。ロンドン市場で注意しなくてはならないのは、ロンドン市場における仲値が発表される「ロンドンフィキシング」です。発表される24時ごろ(冬時間25時ごろ)は、ニューヨーク市場の開場と重なる時間でもあり、取引量が1日のうちでもっとも多くなるので為替レートが動きやすくなります。ロンドン市場では、ポンドに大きな影響を与えるイギリスの中央銀行であるBOE(Bank of England)とユーロに大きく影響するEUの中央銀行であるECB(European Central Bank)の政策発表に注意しなくてはなりません。

ニューヨーク市場

日本時間の22時から翌6時(冬時間は23時から翌7時)までの時間帯を指します。取引開始してからしばらくはロンドン市場と重なっている上、米国の経済指標が発表される時間帯でもあることから、3大市場の中でもっとも活発な取引が行われ、海外FXでは重要視されている市場です。経済指標の発表も午前中が多いことから、ニューヨーク市場は現地時間の午前中=日本時間21時から24時(冬時間は22時~翌1時)までの時間帯が為替相場が活発に動きます。このため、この時間帯に市場のトレンドが形成されやすくなります。ニューヨーク時間の午後になると、相場も落ち着き値動きも穏やかになります。

国やFX業者によって異なる取引時間に注意

日本には馴染みが薄いですが、欧米諸国は夏時間を導入している国が多く、夏時間を採用している間は日本との時差が1時間縮小します。そのため、海外FX取引においても、取引時間が変わってきますので、海外FXトレーダーは注意が必要です。

世界3大市場を知って賢くトレード

欧米市場の夏時間と冬時間

欧米諸国では3月から11月までを夏時間と定めており、時刻を1時間早めます。そのため、日本との時差も1時間縮小します。アメリカと欧州、さらに南半球のニュージーランドやオーストラリアではその設定期間が異なるので注意が必要です。

アメリカでは3月第2日曜日から11月第1日曜日までを夏時間としており2019年は3月10日〜11月3日、2020年は3月8日〜11月1日が夏時間となっています。欧州諸国は、2019年は3月31日〜10月27日で、2020年は3月29日〜10月25日となっています。海外FXにおける取引時間も、夏時間と冬時間とで変わりますので、切り替わる時期の前後は特に注意しましょう。

各FX業者が提供する取引時間をチェック

上記のように夏時間から冬時間への移行で、海外FX業者の取引時間も変わってきます。ブローカーによっては夏時間の開始時期にメールが配信される場合もありますが、自分が利用している海外FX業者がいつから夏時間を適用するのかを必ず公式ウェブサイト等で確認しましょう。

まとめ

海外FXは24時間自分が好きな時間帯に取引ができることは、株式市場にはない魅力の一つです。その取引時間によって為替レートの値動きにも特徴がありますので、東京市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場の3大市場の特徴や傾向を掴むことは、海外FXで損失を被らないようにするためにも、利益をあげるためにも大切になってきます。今回は詳しく記述することはできませんでしたが、外国為替レートに影響を与えるような各国、各地域の中央銀行による金融政策や経済統計がいつ発表されるのかといったスケジュールを把握しておくことも、海外FXの利益に繋がります。海外FXは24時間取引できるからといって、24時間パソコンの前で取引をするわけにはいけません。自分の生活スタイルや取引方法に合った時間帯を見つけて、効率的な海外FX取引で、大きな利益をあげられるようにしましょう。

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EDITOR制作/編集 FXplus編集部

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