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海外FX初心者でも簡単!「デイトレード」の基礎知識

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UPDATE2020.04.13

海外FXに関する基本知識

海外FX初心者でも簡単!「デイトレード」の基礎知識

海外FX初心者向けの取引手法の1つにデイトレードがあります。デイトレードの大きな特徴は、損益に関わらず1日で取引を完結させる点で、ルールを守れば初心者でも簡単に行えます。今回はそんなデイトレードの基本情報から利益を出すためのポイントまでを見ていきましょう。

デイトレードが海外FX初心者にも簡単な理由

海外FXにおけるデイトレードとは

デイトレードは、その名前の通り損益に関わらず1日のうちに取引を完結させる取引手法です。ポジションを保持する時間は数分から数時間で、1日の取引回数は数回であることが多く、ポジションを翌日に持ち越すことは基本的にありません。

海外FXの取引手法としては、デイトレードの他に、ポジションを数日から数週間の長期間に渡って保持して一度の売買で大きな利益を狙うスイングトレードや、ポジションの保有期間は数秒から数分の超短期で売買を1日に何十回も繰り返して、小さな利益を積み重ねていくスキャルピングトレードがあります。

次からはなぜデイトレードが初心者にもおすすめなのか、その理由を説明します。

拘束時間が短く、精神的負担も軽い

初心者でも簡単海外FX!「デイトレード」の基礎知識

デイトレードはポジションを数時間保持することもあるので、必然的に1日の取引回数が少なくなり、1日1回だけというケースもあります。スキャルピングトレードのようにわずかな値動きでも見逃すまいと、取引している間ずっとモニターに張り付いている必要はありません。そのため、取引に拘束される時間は短くなります。

また、その日のうちにポジションを決済するのがデイトレードの原則なので、翌日までポジションを持ち越すことがありません。寝ている間に為替レートが激しく動き、翌朝起きて取引画面を見ると、損失が拡大していたといったリスクを避けられるので、精神的な負担を軽減できます。

初心者が長く海外FXを続けていく上で、この2点はとても大きいメリットになるでしょう。

スワップポイントを気にしなくていい

スワップポイントとは、海外FX業者が設定する通貨ペアの価格差から生じる損益のことで、金利が低い通貨を売って金利が高い通貨を購入すれば、金利差分の利益が生まれます。スワップポイントは営業日を跨いでポジションを保有して初めて受け取れるという仕組みになっており、ポジションの保持期間が数日から数週間、場合によっては数ヶ月にもなるスイングトレードを行っているトレーダーにとっては、利益に直結するので日々気に掛けなければなりません。

しかし、日を跨いでポジションを保持することがないデイトレードの場合は、スワップポイントを気にする必要もありません。スワップポイントは海外FX初心者にとって難解な部分があるので、それを気にしなくていいというのはデイトレードをする上でのメリットといえるでしょう。

それでは次の項目からデイトレードで効率よく稼ぐためのポイントを解説します。

海外FXのデイトレードで利益を上げるためのポイント

自分なりの取引ルールを決めよう

デイトレードに限らず海外FXを行う上で、自分の中で取引ルールを決めることはとても大切です。取引のルールを決めずに、闇雲に売買を繰り返しているだけでは、海外FXで効率的に利益を上げられないばかりか、大きな損失を被ることになりかねません。

トレードを始める前に「いくらで利確させるのか」または「いくらで損切りするのか」といったラインを自分の中で設定しておきましょう。

さらにこれまでに何度か触れましたが、デイトレードで大前提となるのが「日を跨いでポジションを持たないこと」です。たとえ含み損を抱えた状態であっても、その日のうちに決済しなければなりません。ポジションを持ち越してしまえば、デイトレードの大前提が崩れるばかりか、含み損が翌日には拡大しているといった可能性もあります。

デイトレードで大切なことは、その日の損益だけに固執するのではなく、大局的な観点から取引全体を見渡して損益を考えることです。含み損を抱えた状態でも一切の感情を排除し、自分で決めたルールに基づいて機械的に損切りする勇気が必要です。

海外FX市場のトレンドを掴もう

初心者でも簡単海外FX!「デイトレード」の基礎知識

デイトレードで効率的に利益を上げるには海外FX市場のトレンド(相場)を掴まなければなりません。海外FX市場のトレンドには「上昇相場」「下降相場」「横這い」の3パターンがあります。

現在の市場の動きがどのトレンドに属するのかを掴むためには、ある程度のテクニカル分析を行う必要があります。テクニカル分析の代表的なものに19世紀後半に発表されたダウ理論があります。ここでは詳細な説明を割愛しますが、ダウ理論は次に示す6つの基本原則で構成されており、現在でも多くのトレーダーから支持されている分析手法として有名です。

(1)平均は全ての事象を織り込む。
(2)トレンドには3種類ある。
(3)主要トレンドは3段階からなる。
(4)平均は相互に確認されなくてはならない。
(5)トレンドは出来高でも確認されなくてはならない。
(6)トレンドの転換は明白なシグナルが出るまで継続する。

ダウ理論以外にもテクニカル分析にはいくつかの種類があります。初心者がすぐに取り入れるのは難しいかもしれませんが、より効率的に利益を上げられるようになるためにも、海外FXに慣れてきたらテクニカル分析をできるようにしましょう。

デイトレードのリスクヘッジは確実に

デイトレードでは含み益がいくら出ていようともポジションを決済しなければ利益は確定しません。含み益を抱えると「もう少し値上がりしてから利確しよう」という欲が芽生えてしまいがちですが、どの時点が最高値なのかは誰にも分からず、一旦値下がりに転じてしまえば、得られたはずの利益を取り逃がしてしまうことになります。

一方で、含み損を抱えた状態は精神的に焦りが生まれやすく、損切りのタイミングを見極める判断力が鈍る可能性が高まります。損切りを決断できないまま時間だけが経過し、損失がさらに拡大するような事態は避けたいものです。

これらのケースを回避する効果的な手法は、例えば含み益(含み損)が購入金額の10%になったら利確(損切り)をする、といった前述したような自分なりのルールを定め、それに沿って予め指値注文や逆指値注文を入れておくことです。

デイトレードで注意すべきは時間帯とボラティリティ

トレンドが生まれやすい時間帯を狙おう

初心者でも簡単海外FX!「デイトレード」の基礎知識

24時間いつでも取引ができる海外FXですが、デイトレードで効率的に利益を出すには、市場にある程度の値動きがあり、短期のトレンドが発生しやすい状況が適しています。東京市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場の3大市場のうち、取引量が多いロンドン市場とニューヨーク市場が開いている時間帯は、為替レートの動きが激しくなる傾向があります。

ロンドン市場が開いた直後の日本時間の16時から20時(冬時間では17時から21時)まで、もしくは、ニューヨーク市場が開いた直後の日本時間の22時から25時(冬時間では23時から26時)までが、トレンドが発生しやすいのでこの時間帯を狙って取引をするようにしましょう。

ボラティリティのある通貨ペアで取引を

取引時間帯と同じようにデイトレードには適した通貨ペアとそうでない通貨ペアが存在します。デイトレードは1回の取引でまとまった利益を狙うため、為替レートの変動が大きめの通貨、つまりボラティリティ(流動性)が高い通貨ペアが適しています。

値動きがほとんどない(=ボラティリティが低い)通貨ペアでデイトレードをすれば、大きな損失が発生する恐れも低くなりますが、大きな利益も見込めないため、結局のところ取引効率がいいとは言えません。効率のいい取引をするためには、リスクヘッジ策をしっかり取った上で、ボラティリティが高く、なおかつ取引規模が大きいメジャーな通貨ペアである、ドル円やユーロ円、ユーロドルを選ぶのがいいでしょう。

ドル円は、ユーロ円やユーロドルよりもボラティリティは低いもののトレンドを読むための情報量が多いので、初心者はまずはドル円から始め、その後、他2つの通貨ペアでのトレードに挑戦するのはいかがでしょうか。

まとめ

デイトレードは、1日を取引の区切りとし、スワップポイントを気にしなくていいということもあり初心者にもわかりやすい取引手法と言えます。繰り返しになりますが、大切なのはデイトレードを始める前に自分で取引ルールを定め、それに逸脱するような取引はしないことです。デイトレードは海外FX業者特有の高いレバレッジを駆使すれば大きな利益が見込めるので、海外FXに慣れてきたら、レバレッジ比率やスプレッドなどの情報をまとめた最新の海外FX業者人気ランキングも参考にしながら、自分の取引スタイルに合った海外FX業者で効率的に取引しましょう。

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EDITOR制作/編集 FXplus編集部

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