ナイアガラ

ナイアガラとは、為替相場のレートが暴落すること、あるいは相場の急落によってチャートにあらわれた長い陰線を指す言葉です。

大きく下放れた陰線がナイアガラの滝のように見えることから名前が付けられました。相場が急変したときに「ガラになる」といい、為替チャートを眺めているとナイアガラの滝のごとくストーンと相場が落ちているときにいいます。

ナイアガラがあらわれたときは下降トレンドに入るサインになるケースが多いため、売買を判断する基準になります。ニュースや指標などの悪材料によって急に発生するので、ナイアガラを事前に予測するのは困難です。

大きく価格が下がるため、買いポジションの場合は損が発生し、売りポジションであれば利益が出ます。ナイアガラが発生したあとは投資家心理が不安定になるので、相場が荒れる可能性が高いです。

ナイアガラになると元手の資金が少ない方は証拠金不足になりロスカットになります。

前述の通り、外国為替相場はいつ急変しナイアガラになるかわかりません。そのため証拠金は十分に用意することと、レバレッジは効かせ過ぎないことを意識することが重要です。どちらもナイアガラになるとロスカットになる危険性があります。

ナイアガラの後に相場が元に戻っても暴落時に証拠金が足りないとロスカットにより強制退場となってしまいます。これは公設取引所であるくりっく365でも注意が必要です。