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Traders Trust(トレーダーズ トラスト / TTCM)は2023年11月より、取引プラットフォームに「cTrader」を追加しました。
cTraderはこれまでTTCMが提供していたMetaTradr4と比較して、シンプルな操作と機能性の高さが特徴です。cTraderの追加により、これまでとは一味違ったTTCMでの取引が可能になります。
この記事では、cTraderを利用する場合の口座条件やcTraderとMT4の違い、利用方法を詳しく解説していきます。
この記事の目次
TTCMが取引プラットフォームにctraderを導入
Traders Trust(トレーダーズ トラスト / TTCM)は2009年からMT4のみを提供してきましたが、今回「cTrader」が新たに利用可能になりました。
cTraderはAxiory(アキシオリー)、FxPro(エフエックスプロ)、Tradeview(トレードビュー)など、一部のブローカーで導入されている高性能な取引プラットフォームです。
シンプルな操作性や高い表示機能、高約定力といったcTraderならではのメリットがあり、TTCMの取引環境がより向上します。
cTraderは、ロンドンの「Spotware Software社」が開発した、FXやCFDの取引プラットフォームです。高機能でありながらも直感的に操作できることが特徴で、多くのトレーダーから愛好されています。
ctraderを利用する口座の取引条件
Traders Trust(トレーダーズ トラスト / TTCM)のcTraderは、全口座タイプ(クラシック / プロ / VIP)で利用することができます。cTraderを利用する際の基本的な取引条件は以下の通りです。
Traders Trustctraderの取引条件
項目 | クラシック口座 / プロ口座 / VIP口座 |
決済方式 | STP / NDD方式 |
最大レバレッジ | 500倍 |
取引可能なカテゴリ | FX通貨ペア、CFD |
口座の基本通貨 | 日本円、ドル、ユーロ |
取引可能時間(※) |
【夏時間】(月曜)午前 6:05 ~(土曜)午前 5:55
【冬時間】(月曜)午前 7:05 ~(土曜)午前 6:55
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決済方式 |
STP / NDD方式 |
最大レバレッジ |
500倍 |
取引可能なカテゴリ |
FX通貨ペア、CFD |
口座の基本通貨 |
日本円、ドル、ユーロ |
取引可能時間(※) |
【夏時間】
【冬時間】
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銘柄によって取引時間は異なります。仮想通貨CFDは原則24時間365日取引可能です。
同じ口座タイプであれば、銘柄や口座の基本通貨、スプレッドは同じ設定です。ただし、MT4では最大3,000倍ダイナミックレバレッジを利用できますが、cTraderは最大500倍のレバレッジとなっているためご注意ください。
クラシック口座、プロ口座、VIP口座の違いは、主に取引手数料やスプレッドです。各口座タイプの違いについては以下のページをご覧ください。
証拠金によって最大レバレッジが変動
Traders Trust(トレーダーズ トラスト / TTCM)では、これまで取引量によってレバレッジが変動するダイナミックレバレッジを適用してきました。しかし、cTraderを利用する場合は最大レバレッジが500倍となり、口座の証拠金によってレバレッジが制限されます。
cTraderのレバレッジ制限(※)
証拠金 | レバレッジ(※) |
~5,000ドル | 500倍 |
5,001~ 20,000ドル | 200倍 |
20,001ドル~ | 100倍 |
証拠金 | レバレッジ |
~5,000ドル | 500倍 |
5,001~ 20,000ドル | 200倍 |
20,001ドル~ | 100倍 |
銘柄によっては固定制レバレッジが適用されます。
ダイナミックレバレッジではロット数を気にする必要がありましたが、cTraderでは証拠金残高によるレバレッジ制限なのでシンプルに判断しやすくなります。
ただし、最大レバレッジが500倍に縮小されているので、レバレッジの面ではMT4と比較してスペックダウンしていると言えるでしょう。
ボーナスの対象外
Traders Trust(トレーダーズ トラスト)では、クラシック口座・プロ口座にてボーナスを提供していますが、cTraderを取引プラットフォームとして選択した場合、ボーナスの対象外となります。
ボーナスを利用したい方は、MT4クラシック口座もしくはMT4プロ口座を選択しましょう。なお、通常Traders Trustのプロ口座は5万円の初回最低入金額が必要ですが、当サイトから開設された方限定でプロ口座を5,000円から利用できる特別なキャンペーンを開催しています。
この機会にぜひ、プロ口座の開設をご検討ください。
ctraderとMT4の取引を比較
Traders Trust(トレーダーズ トラスト / TTCM)でcTrader取引の特徴を、以下のMT4とcTraderの違いをもとにご紹介します。
cTrader・MetaTraderスペック比較表
項目 | cTrader | MT4 |
時間足 | 26種類 | 9種類 |
板情報 | 見れる | 見れない |
カスタムインジケーター | 1,000種類程度 | 5,000種類以上 |
自動売買 | 300種類程度 | 500種類以上 |
同時決済 | できる | できない |
操作性 | 直感的に操作できる | 慣れが必要 |
表示機能 | 豊富 | 少ない(※) |
時間足 | |
cTrader | 26種類 |
MT4 | 9種類 |
板情報 | |
cTrader | 見れる |
MT4 | 見れない |
カスタムインジケーター | |
cTrader | 1,000種類程度 |
MT4 | 5,000種類以上 |
自動売買 | |
cTrader | 300種類程度 |
MT4 | 500種類以上 |
同時決済 | |
cTrader | できる |
MT4 | できない |
操作性 | |
cTrader | 直感的に操作できる |
MT4 | 慣れが必要 |
表示機能 | |
cTrader | 豊富 |
MT4 | 少ない(※) |
カスタムインジケーターで追加可能
操作が分かりやすくシンプル
cTraderはインターフェースがシンプルかつチャートや情報の表示機能が高いことがメリットです。カスタマイズ性も高く、各情報のサイズ変更や非表示なども簡単に行えます。
取引に関する詳細情報も、手軽に入力することが可能です。また、注文はパネルをクリックするだけで簡単に行うことができます。
豊富な表示機能で様々な情報が確認できる
チャート表示機能では、MT4よりも多い50種類以上のインジケーター、26種類の時間足で使用できるため、より高度なチャート分析が可能になります。さらに、以下のような情報表示機能も利用可能です。
cTraderの情報機能
- 板情報を見ることができる
- 経済カレンダー
- ニュース表示
- トレード統計
- 時間表示を東京時間に変更可能
板情報を見ることで、買い / 売り注文数の詳細な分布を一目で確認できることは大きなメリットです。市場の流動性を把握できるため、方向性を見極める際の助けになる他、流動性の低い取引を避けることでスリッページのリスクを下げられます。
また、経済カレンダーやニュースを情報を表示する機能もあり、ファンダメンタルズ分析をプラットフォーム上で効率的に行うことが可能です。
NDD / STP方式による高い約定力
cTraderはNDD / STP方式を採用しており、約定力が高いことが特徴です。
安定した価格で取引ができるため、スリッページによる損失を抑えることができます。
カスタムインジケーターや自動売買ソフトは少ない
cTraderのカスタムインジケーターや自動売買ソフトは、MT4と比べると少なめです。これまでMT4やMT5を利用してきたトレーダーにとっては、カスタムインジケーターやEAの選択肢が少ないことがデメリットになるでしょう。
ただし、cTrader標準のインジケーターはMT4よりも豊富に用意されているため、外部ツールを利用しない場合はカスタマイズ性が高いと言えます。
cTrader ID (cTID) で取引の一括管理ができる
cTraderでは、cTrader ID(cTID)を共有することで、異なるブローカーに登録したcTrader口座も1つのcTraderで管理できます。
TTCMでcTraderを利用する手順
Traders Trust(トレーダーズ トラスト / TTCM)でcTraderを利用するためには、新規口座開設または追加口座開設を行う際に「cTrader」口座を選択します。
cTrader口座を開設する
Traders Trust(トレーダーズ トラスト)口座をお持ちでない場合は、以下のリンクから口座開設を行いましょう。
登録が完了したら、本人確認書類や現住所確認書類を提出して本人確認を行います。詳しい口座開設方法は、以下のページをご参考ください。
本人確認が完了したら、Traders Trustにログインして、ライブ口座を開設します。
ライブ口座の開設を行う
Traders Trust(トレーダーズ トラスト)公式ウェブサイトを開き、画面右上の「ログイン」ボタンからログインします。
ログイン後、トレーダーズメニューが開かれるので、中央の「ライブ口座開設」をクリックします。
開設する口座の種類で、「取引口座」を選択し、「続ける」をクリックします。
プラットフォームでcTraderを選択して口座タイプを選ぶ
プラットフォームで「cTrader」を選択して、お好きな口座タイプを選びます。
「レバレッジ」と「通貨」を選択して「続ける」をクリックします。
すぐにcTraderを取引プラットフォームに設定した口座の開設が完了します。
cTraderをインストールする
続いてcTraderのダウンロードとインストールを行います。Traders Trust(トレーダーズ トラスト)のトップページを開き、画面上部のメニューから「プラットフォーム」「cTrader」の順にクリックします。
「cTraderを取得」をクリックすると、ダウンロードが自動的に開始します。
ダウンロード完了後、ファイルを開くと自動的にインストールが行われます。
cTraderにログインする
インストールが完了するとログイン画面が開きます。Traders Trustに登録したメールアドレスとパスワードを入力して「Log in」をクリックします。
ログインが完了すると、チャートが開きcTraderが利用できるようになります。
TTCMのctraderとMT4を使い分けてトレードを効率化
これまでTraders Trust(トレーダーズ トラスト / TTCM)が新たにcTraderを導入し、取引プラットフォームの選択肢が広がりました。
cTraderには、直感的に操作できるインターフェースや機能の高さ、高い約定力といったメリットがあります。一方で、レバレッジが最大500倍まで引き下げられボーナスが無いことや、カスタムインジケーターや自動売買ソフトの種類が少ないことには注意が必要です。
cTrader口座はTraders Trustの口座を持っていれば手軽にご利用できます。取引方法に応じてMT4とcTraderを使い分けながら、トレードの効率化を図りましょう。