Unemployment Rate
2018.07.19
Unemployment Rateとは、労働力人口に占める、完全失業者の割合(レート)をいいます。「完全失業者数÷労働力人口」によって求めます。
景気動向をはかるための重要な経済指標の一つで、単に失業率といった場合には、完全失業率を指す場合が多くなっています。
労働人口とは、従業者(職に付き働いていること)、休業者(職には付いているが休業している人)、完全失業者(職に就いている人、職に就く意欲のある人全体の人口)の合計です。
労働力人口、就業者数、完全失業者数は総務省の「労働力調査」で明らかにされています。この調査は毎月4万世帯を対象に、約10万人の月末1週間の就業や失業の状態を調べるものです。
完全失業者とは、就職の意欲があり(求職していて)、一定期間(調査期間の間に)職についていない、仕事があれば直ちに就職できる状態にある人のことです。
完全失業率は仕事をする希望があるかどうか、求職活動をおこなっているかどうかによって判定しているため、完全失業者であっても求職活動をしていなければ完全失業者として分類されません。
完全失業率は景気がよいときには低下し、景気が悪いときに上昇します。完全失業率の動きは景気動向を示す重要な指標の1つです。
読み方
アンプロイメントレート・あんぷろいめんとれーと