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海外FXの両建てを徹底解説!効果的な活用法と禁止事項を紹介

海外FXの両建てを徹底解説!効果的な活用法と禁止事項を紹介

海外FX初心者

Updated最終更新:

FXトレードにおける両建ては、同じ通貨ペアで買いと売りのポジションを同時に保有することです。両建てをうまく活用することで、市場の動きに対するリスクヘッジとして活用できます。

海外FX業者でも両建ては許可されており、上手く活用することで利益を増やす可能性が高まります。ただし、特定の両建てに関しては禁止されており、ペナルティを受ける可能性があるため注意が必要です。

この記事では、両建て取引の基本原則とメリット・デメリット、具体的な禁止事項などを詳しく説明しています。

海外FXでは同一口座内での両建てが可能

海外FX業者では両建てが可能

両建てとは、同じ通貨ペアに対して買いポジション (ロング)と売りポジション(ショートを同時に保有することです。海外のFX業者では一般的に、同じ口座内での両建てが認められています。

逆のポジションを持つことで、市場の変動による利益と損失を相殺できるので、トレーダーはリスクヘッジとして両建てを活用することができます。

しかし、すべての両建てが許可されているわけではなく、ブローカーによって基準が異なります。両建て戦略を採用する前には、そのブローカーの規定を確認することが重要です。


海外FXで認められている両建て

海外FX業者では、ほとんどの業者で同一口座内の両建てが認められています。同じ数量のポジションを両建てすると曽根機の変動が発生しないため、利益の一時確定やリスクヘッジなど多様な戦略を取ることが可能になります。

ドル円1ロット(10万通貨)取引時の両建ての例

項目 ロングポジション(買い) ショートポジション(売り)
価格が0.1円上昇 1万円の含み益 1万円の含み損
価格が0.1円下落 1万円の含み損 1万円の含み益
価格が0.1円上昇
ロングポジション 1万円の含み益
ショートポジション 1万円の含み損
価格が0.1円下落
ロングポジション 1万円の含み損
ショートポジション 1万円の含み益

ただし、早朝や経済指標時などのスプレッド拡大による損益変動は発生するため、過度なハイレバレッジポジションの場合はロスカットリスクに注意しなければなりません。


海外FXで禁止されている両建て

海外FX業者では、以下の両建てについては禁止されている場合が多いため注意が必要です。

海外FX業者で禁止されている両建て

  1. 追加口座を用いた複数口座の両建て
  2. 異業者との複数口座間の両建て
  3. ゼロカットを悪用した両建て
  4. レートエラー・接続遅延・アービトラージを目的とした両建て

いずれも不正にブローカーに損失を与える取引のため禁止されています。詳しくは以下のリンクの章をご覧ください。

禁止されている複数口座を利用した両建て行為を解説

海外FXで両建てするメリット

世界三大為替市場

両建てには、「リスクヘッジでトレード戦略の幅が広がる」、「損失の拡大を抑えることができる」といったメリットが存在します。両建ての本質的なメリットを知ることで、トレードで利益を得やすくなるでしょう。


リスクヘッジでトレード戦略の幅が広がる

両建てをリスクヘッジに利用することで、トレード戦略の幅が広がることが基本的なメリットです。両建は特に、市場が上昇するか下降するか不確実な場合に特に有効です。損益が発生しないため、急変動に対応することができます。

また、FX市場はトレンド相場よりレンジ相場である割合の方が多い傾向があります。レンジ相場で両建てを行うことで、市場のどちらの動きにも一定の対応ができます。また、スイングトレード時の柔軟な対応なども有効な手段です。

相場の急変動に対応する

相場の急変動時に両建て戦略を採用することで多くのメリットがあります。例えば、急変動に備えて両建てすることで、ロスカットや損失への耐性を向上することが可能になります。

その他、重要な経済イベントが実施される前に両建てをすることで、サプライズによる変動のリスクを軽減することもできます。

ここのポイント

心理面でのメリットも

両建状態ではポジションを維持するための余裕が生まれます。これにより心理的な安心感がもたらされるというメリットもあります。

レンジ相場の両建て

レンジ相場での両建てトレードは、両建てポジションを保有しておき、レジスタンスラインまたはサポートライン付近でいずれかのポジションを決済する方法です。

例えば、反転すると予想されるレンジの上限(レジスタンス)付近で買いポジションを決済または、レンジの下限(サポートライン)付近で売りポジションを決済します。損益が発生しないポジションを持ちながら、レンジブレイクや反発を見て調整できます。

スイングトレードと併用した両建て

スイングトレード時にも両建を活用できます。中長期での保有を予定しているポジションの大きな価格変動が予想される場合に反対売買を行うことで、リスクを一時的に緩和することが可能です。スイングトレードと併用した両建て戦略は、つなぎ売りやつなぎ取引とも呼ばれます。


損失の拡大を抑えることができる

両建ては損失の拡大を抑えられることもメリットです。例えば、ドル円1ロット売りポジションで損失が-5万円となっているとき、反対の買いポジション1ロットを取得することで損失の拡大が止まります

これによりポジション損益に変動がなく、証拠金維持率が変動しません。証拠金維持率は、強制ロスカットの発動基準にもなりますから、両建てでポジション損益がプラマイゼロである限り、ポジションが維持されロスカットを回避できます。

海外FX業者で両建てするデメリット

両建てのデメリット

両建ては、相場が上がるか下がるか一方向への単一の取引と異なり、複数のポジションを取引します。そのため、「取引コストが2倍になる」、「手仕舞いの判断が難しい」といったデメリットがあることに注意が必要です。


取引コストが2倍になる

両建てでは損益はプラスマイナスゼロになりますが、2つのポジションを持つため取引コストが2倍発生します。両建てで考えなければならない具体的な取引コストは以下の通りです。

取引時のコスト

  1. スプレッド:ポジション損益はスプレッド分が含み損として最初に発生する
  2. スワップポイント:マイナススワップがポジションの持ち越しで発生する
  3. 取引手数料:口座タイプによってはポジション毎に発生する
  4. 資金調達料:仮想通貨CFDなど一部の取り扱い銘柄で発生する

これらの取引コストによる損失を加味しながら両建てを行う必要があるでしょう。なお、海外FXでの両建ては、スワップポイントが合計してマイナスになることが基本となります。


手仕舞いのタイミングの判断が難しい

両建て戦略では、ポジションの手仕舞いの判断が難しいことがデメリットの一つです。両建てはあくまで一時的な対策であり、適切なタイミングでポジションを決済できなければ損失が発生するリスクがあります。

その他、両建てポジションを維持することにより証拠金が多く使われるので、他の銘柄の取引機会を逃す可能性があります。両建て戦略はリスク管理には効果的ですが、デメリットを考慮し、慎重に取引することが大切です。

両建てが有利な海外FX業者3選

両建てが有利な海外FX業者3社「Exness(エクスネス)」、「Titan FX(タイタン FX)」、「XMTrading (エックスエム)」をご紹介します。


Exness(エクスネス)

Exness取引の特徴

  1. 業界屈指のハイレバレッジで少額資金から取引可能
  2. 優待スワップフリーでポジション維持コストを最小化
  3. 複数口座間の両建てが公認されている

Exness(エクスネス)は、高性能かつ自由度の高いトレード環境を提供する海外FX業者です。特に複数口座間での両建て取引を公認している点が珍しく、Exnessは両建て取引に寛容なブローカーと言えます。

Exnessは、業界屈指のハイレバレッジ、低スプレッド、スワップフリーといった業界トップクラスの取引環境を提供しています。スワップフリーは「スタンダードスワップフリー」と特定条件下で提供される銘柄が増える「スワップフリー」があり、両建て時にポジションを持ち越した際のコストを大幅に低減することが可能です。

また、Exnessでは特定の条件を満たせば無制限レバレッジを利用することができます。Exnessの総合的にハイスペックな取引環境は、両建てに非常に適しています。

Exness 口座開設ページを開くblank


Titan FX(タイタン FX)

Titan FX取引の特徴

  1. 口座残高による制限のない最大500倍レバレッジ
  2. NDD ECN方式による高い約定力
  3. 高頻度売買(HFT)も認められている

Titan FX(タイタン FX)は、スプレッドも狭く約定力が高いため、両建てを行った際にスムーズな取引が期待できます。また、高速取引に対応できる約定力があるため、自動売買にも向いているブローカーです。

これまで世界の主要金融機関において、高頻度取引トレーダーとクオンツアナリストだけが利用可能だった、最先端のインフラストラクチャーをお使い頂けます。

引用:TitanFX Zero Pointテクノロジー:ゼロピップスプレッドとゼロレイテンシ

取引の透明性も高いことも特徴で、安心した取引の中で戦略としての両建て利用していくことで利益を上げやすい環境が整っています。

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XMTrading (エックスエム)

XMTrading取引の特徴

  1. 主要銘柄のスワップフリーが適用されるKIWAMI極口座
  2. 両建てでXMポイントが貯まる
  3. 現物と先物の両方のCFDを取り扱う

XMTrading(エックスエム)は、日本で最も人気の高い海外FX業者です。XMの「KIWAMI極口座」は、一部の銘柄においてスワップフリーで両建て取引を行う際にスワップによるコストが発生しません。

スタンダード口座・マイクロ口座では保有期間が10分以上の取引に対して取引ボーナスが付与されます。

さらに狭いスプレッドも取引コストを低く抑える利点があり両建てポジションを低コストで行えます。現物と先物の両方のCFDを取り扱っており、組み合わせて両建てポジションを保有することもできます。

ここのポイント

ボーナス口座も魅力

XMのスタンダード口座やマイクロ口座では、100%ボーナスが5万円まで、20%ボーナスが100万円まで提供されています。ボーナスによって両建てのコストをまかなうことで利益を出しやすいことがメリットです。

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禁止されている複数口座を利用した両建て行為を解説

海外FX業者で禁止されている複数口座を利用した両建て行為が禁止な理由と実際にどのように利益を上げるかを解説します。「追加口座での両建て」、「他業者間での両建て」、「アービトラージ」について解説していきます。


追加口座を用いた複数口座の両建て

複数口座での両建ては、多くの海外FX業者で禁止されています。海外FX業者では追加口座を利用できることが多いですが、異なる口座を使って以下のような取引は禁止されています。

追加口座を用いた複数口座の両建て例

  1. 新規でA口座を開設する・追加でB口座を開設する
  2. ドル円のロングポジション(買い)をA口座でエントリーする
  3. ドル円のショートポジション(売り)をB口座でエントリーする

複数口座での両建て取引が禁止されている主な理由は、ゼロカットの悪用を防ぐためです。

例えば、口座残高がそれぞれ5万円の2つの口座で両建て取引をして、10万円の損益が発生したとします。片方の口座で10万円の利益が出ますが、もう一つの口座ではゼロカットにより最大損失は5万円に抑えられます。

この時、利益がトレーダーに残り、FX業者がトレーダーのマイナス残高を補填するため損失が生じます。つまり、FX業者が一方的に損失を負うため、両建てが基本的に禁止されています。


異なる海外FX業者を利用した両建て

異なる業者を利用した両建てに関しても、多くの海外FX業者で禁止されている取引方法になります。具体的には、以下のように異なる業者の口座を用いて行う両建てです。

異業者との複数口座間の両建て例

  1. 異なるFX業者で口座開設をする
  2. A社の口座でドル円のロングポジション(買い)をエントリーする
  3. B社の口座でドル円のショートポジション(売り)をエントリーする

例えばTitan FX(タイタン FX)では、複数口座間や他業者(2業者以上)間でのゼロカット狙い等の両建て取引をゼロカットの対象外としています。

Titan FX以外の業者でも、ゼロカットによってブローカーに一方的に損失が発生する可能性があるため禁止されています。発覚した場合、両建てに使用した両方海外FX業者でペナルティが課せられる可能性があるためご注意ください。


アービトラージを目的とした両建て

海外FX業者に限らず、国内FX業者も含めて「レートエラー・接続遅延」を利用したアービトラージが禁止されています。アービトラージは、価格差を利用して利益を得る取引手法です。中でもレートエラーのような状況では両建てが関わることがあります。

アービトラージが起こりうる状況

  1. レートエラー:何らかの原因によってレートが以上表示される
  2. 接続遅延:サーバーとの接続問題によって適正レートが表示されない

レートエラーや接続遅延は、システム上のトラブル等で本来の市場の適正レートが供給されない状況になります。こうした利益の差を狙う取引をするとトレーダーが利益を得られる分ブローカーに損失が発生するため禁止されます。利益の取り消しや口座の凍結となるためご注意ください。

過去にはThreeTrader(スリートレーダー)で、アービトラージによる規制が発生しました。

海外FXの両建てに関する注意点

海外FX各社で異なる両建てに関するルールの違いや、両建てに対する注意点を確認しておきましょう。


強制ロスカットを避ける両建ては難しい

両建てで強制ロスカットを避けることは基本的に難しいことに注意しましょう。証拠金維持率が変動しないため強制ロスカットを一時的に先伸ばせますが、最終的にシビアなタイミングで両建てを解除しなければならないからです。

例えば、ロングポジションの強制ロスカットを避けるためにショートポジションを建てた場合を想定します。ここから価格が上昇するといった状況でショートポジションを決済しなければ、ロングポジションの含み損は強制ロスカットされます。


証拠金維持率が変動する

両建てポジションをエントリーした時点では、基本的に証拠金維持率の変動はありません。しかし、スワップポイントや資金調達料(仮想通貨の場合)でコストを支払うことで、証拠金維持率は変動します。

なぜなら、基本的にどのFX業者でも、スワップポイントと資金調達料はポジション損益の一部として含み損・含み益になるからです。これによって、両建てポジションを持っている状態でも強制ロスカットが発動する可能性があります。

スイングトレードやポジショントレードなど、営業日をまたぐポジションは必ずスワップポイントを確認しておきましょう。


異業者間の両建てはバレる

異業者間の両建てについては、異なる口座・異なる業者なのでバレることはないと考える方も多いです。しかし、実際には各FX業者が提携するリクイディティプロバイダーや、取引プラットフォームを通じて極めて高い確率で発覚します。

複数の業者を利用する際には両建てのルールに抵触しないように十分お気を付けください。利用規約で禁止されている異業者間の両建てを行うと、両社で口座凍結・出金拒否・強制退会といったペナルティになる可能性があります。

海外FXの両建てを適切に利用しよう

海外FX業者では、基本的に同一口座の両建てが認められています。両建てを利用することでトレード戦略の柔軟性の向上やリスク管理の選択肢を増やすことが可能です。

しかし、海外FX業者ではすべての両建てを承認しているわけではありません。悪用される可能性のある両建ては禁止となっており、規約違反を行うとペナルティがあるため、両建てに関するルールは確認しておく必要があります。

ルールを守り戦略的に両建てを取り入れ、利益の獲得機会を増やしていきましょう。

海外FX初心者

Updated最終更新:
FXplus編集部
筆者:FXplus編集部

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