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IS6FX(アイエスシックスFX)は、2023年6月に新しい口座タイプ「プロゼロ口座」をリリースしました。
プロゼロ口座は、IS6FXにリニューアル以前のis6com時代から提供していた「プロ口座」の後継にあたる口座タイプです。
プロ口座の低スプレッドに加えて、ロスカット水準10%やスワップフリーなどをバランスよく取り入れ、コスト削減を意識した口座タイプにグレードアップしました。
IS6FXのプロゼロ口座は、100口座限定のため現在は開設することができません。しかし最近のIS6FXは豪華な入金ボーナスを控えるなど、ボーナスブローカーからの脱却を模索している様子が見られます。スペックに重きを置いたプロゼロ口座は、今後一般開放される可能性も考えられるでしょう。
IS6FXが限定100口座のプロゼロ口座をリリース
IS6FX(アイエスシックスFX)のプロゼロ口座は、新規受付を停止していたプロ口座をリニューアルした新しい口座タイプです。
プロゼロ口座は、業界最低水準の取引コストに加えて、メジャー通貨ペアにスワップフリーを実装した、IS6FXで最も優れたスペックになっています。
プロゼロ口座は、IS6FXに口座を保有しているユーザーを対象に100口座限定でリリースしましたが、現在は全ての枠が埋まっており受付を中止しています。
しかし、最近のIS6FXは豪華なボーナスを主体としたサービスからの脱却を試みている様子が見られますので、スペック重視の取引口座としてプロゼロが復活する可能性もゼロではありません。
また、第2章ではIS6FXのプロゼロ口座に近い口座タイプを提供している海外FX業者をご紹介していきます。
プロゼロ口座の特徴とは?
プロゼロ口座は、他の口座タイプに比べて低スプレッドで、スワップフリー銘柄があるため、取引のコストを低く抑えられるのが特徴です。
また、ロスカット水準が10%と他の口座よりも10%低く設定されています。
プロゼロ口座の詳細
通貨ペア |
MetaTrader4(MT4):ペア33銘柄
MetaTrader5(MT5):FXペア61銘柄
|
レバレッジ | 500倍 |
最低入金額 | 20,000円 |
キャンペーンやボーナス | 対象外 |
利用制限 | EA(利用不可) |
取引手数料 | なし |
開設条件 | 抽選で当選した限定100名のみ開設可能 |
抽選申込期限 | 2023年6月13日 |
通貨ペア | MetaTrader4(MT4) FXペア33銘柄 MetaTrader5(MT5) FXペア61銘柄 |
レバレッジ | 500倍 |
最低入金額 | 20,000円 |
キャンペーン
ボーナス
| 対象外 |
利用制限 | EA(利用不可) |
取引手数料 | なし |
開設条件 | 抽選で当選した限定100名のみ開設可能 |
抽選申込期限 | 2023年6月13日 |
現在、プロゼロ口座への申込期限はすでに過ぎているので、プロゼロ口座開設の応募はできません。
IS6FX(アイエスシックスFX)のサポートによると、次の募集は未定とのことです。ただし、ユーザーからの要望が多ければ再度募集するようなので、気になる人は公式WEBサイトや公式Twitter定期的にチェックしましょう。
また、IS6FXの口座を保有しているユーザーが対象になるため、先に口座を開設して本人確認などの承認を済ませておくと手続きがスムーズです。
プロゼロ口座のスプレッドは?
低スプレッドが特徴のIS6FX(アイエスシックスFX)プロゼロ口座ですが、一体どれくらい低スプレッドになっているのでしょうか?リニューアル前のプロ口座、そしてスタンダード口座と比較してみます。
リニューアル前のプロ口座のスプレッド参考値
取引ペア | プロ口座 (リニューアル前) |
プロゼロ口座 | スタンダード口座 |
USDJPY | 0.9pips | 1.0pips | 1.6pips |
GBPUSD | 1.8pips | 1.3pips | 2.4pips |
EURUSD | 1.0pips | 1.1pips | 1.6pips |
プロ口座 (リニューアル前) |
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USDJPY | 0.9pips |
GBPUSD | 1.8pips |
EURUSD | 1.0pips |
プロゼロ口座 | |
USDJPY | 1.0pips |
GBPUSD | 1.3pips |
EURUSD | 1.1pips |
スタンダード口座 | |
USDJPY | 1.6pips |
GBPUSD | 2.4pips |
EURUSD | 1.6pips |
IS6FXのプロゼロ口座は、プロ口座よりも0.1pips広くなっていますが、GBPUSDでは0.5pipsも縮小されていますので、総合的にはプロゼロ口座のスプレッドはリニューアル前よりも狭くなっていると言えるでしょう。
さらに、プロゼロ口座のメジャー通貨ペアはスワップフリー仕様となっているため、トレードコストはIS6FXの中で最も低くなるでしょう。
プロゼロ口座で採用されたスワップフリー
プロゼロ口座では、メジャー通貨でスワップフリーで提供されています。スワップフリーではマイナススワップがつかなくなるため、長期保有がしやすくなります。
スワップフリーについて
海外FXブローカーを利用したトレードにおいて、スワップポイントはユーザーにとってはマイナスとなるケースが多い要素です。高金利通貨を買いポジションで保有している場合はプラスのスワップが付くこともありますが、ほとんどが両側マイナス、もしくは片側が少量のプラスで片側は大幅マイナスという設定となっています。スワップフリー、つまりスワップなしであるということは、それだけでユーザーにとっての利益であると言えます。昨今、スワップフリーの口座を新設するブローカーが増えてきたのは、業界がユーザー側の目線に寄り添う流れとなってきていると言えるでしょう。
同じIS6FX(アイエスシックスFX)内のスタンダード口座とどの程度の差があるのか、比較してみました。
プロゼロ口座、スタンダード口座のスワップポイント
取引ペア | プロゼロ口座 (リニューアル後) |
スタンダード口座 (買い/売り) |
USDJPY | 0 / 0 | 4.38 / -9.74 |
GBPUSD | -5.4 / -1.48 | |
EURUSD | -6.51 / 1.76 |
プロゼロ口座 (リニューアル後) |
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USDJPY | 0 / 0 |
GBPUSD | 0 / 0 |
EURUSD | 0 / 0 |
スタンダード口座 (買い/売り) |
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USDJPY | 4.38 / -9.74 |
GBPUSD | -5.4 / -1.48 |
EURUSD | -6.51 / 1.76 |
スタンダード口座のドル円の買いスワップはプラスですが、売り側はプラスの倍以上のマイナススワップとなっています。ポンドドル、ユーロドルに関しては両側がマイナススワップです。
スワップフリー口座のプロゼロ口座であれば、ロールオーバー時にこれらのコストが発生することはありません。
プロ口座からアップデートされたポイント
今回100口座限定でリリースされたIS6FX(アイエスシックスFX)のプロゼロ口座がプロ口座からどのように変わったかを比較してみましょう。
リニューアル前後での口座の特徴
項目 | プロ口座 (リニューアル前) |
プロゼロ口座 (リニューアル後) |
取引プラットフォーム | MT4 | MT4 / MT5 |
最大レバレッジ | 400倍 | 500倍 |
最低入金額 | 1,000ドル相当額 | 20,000円 |
取引対象銘柄 | FX通貨ペア 貴金属 株式指数 エネルギー |
FX通貨ペア |
ロスカット水準 | 20% | 10% |
プロゼロ口座 (リニューアル後) |
|
取引プラットフォーム | MT4 |
最大レバレッジ | 400倍 |
最低入金額 | 1,000ドル相当額 |
取引対象銘柄 | FX通貨ペア 貴金属 株式指数 エネルギー |
ロスカット水準 | 20% |
プロゼロ口座 (リニューアル後) |
|
取引プラットフォーム | MT4 / MT5 |
最大レバレッジ | 500倍 |
最低入金額 | 20,000円 |
取引対象銘柄 | FX通貨ペア |
ロスカット水準 | 10% |
プロゼロ口座では、MT5が利用できるようになり、最大レバレッジが500倍にアップしています。また、ロスカット水準は20%から10%に減少しており、ロスカットされにくくなりました。
さらに最低入金額が1,000ドル相当額(約135,000円)だったのが、20,000円と条件が緩和され、利用しやすくなっています。
一方で、取引対象銘柄はFX通貨ペアのみとなりますので、利用目的が限られます。EAの利用も制限されているため、メジャー通貨の裁量トレードを行う方に向いた口座タイプであると言えるでしょう。
スワップフリーを利用して長期保有コストを抑えたスイングトレードが可能なのもプロゼロ口座の大きな魅力です。
IS6FX プロゼロ口座に近い他社のローコスト口座
現在、IS6FX(アイエスシックスFX)のプロゼロ口座の募集は締め切られており、限られたユーザーのみが利用可能です。
ただし、海外FX業界では取引の低コスト化が進んでおり、低スプレッドや低コストで取引できる口座を各社が用意しています。
その中にはIS6FXのプロゼロ口座に近い条件、またはそれ以上の条件を提供しているブローカーもありますので、以下の条件で利用できるブローカーをご紹介します。
IS6FXプロゼロ口座の特徴
- スプレッドの狭いブローカー
- スワップフリーを提供しているブローカー
- ロスカット水準の低いブローカー
取引コストを各社口座比較!スプレッドと手数料に注目
IS6FX(アイエスシックスFX)は、低スプレッドに加えて取引手数料がかからない点がメリットです。
プロゼロ口座と同様に、取引手数料なしで狭いスプレッドを提供しているブローカーをチェックしましょう。
取引手数料無料の口座タイプ比較表
実際にリアルタイムスプレッドを比較してみると、上記のような結果となりました。IS6FXのプロゼロ口座よりも優秀なスプレッドの口座は多数あることが分かります。
さらに、他社のスプレッドを比較すると、どの業者も似たり寄ったりであることが分かりました。実際に利用する際は、スプレッドの他に入出金のスピードや、得意とする銘柄の取扱いがあるかどうかなど、総合的な判断で決めると良いでしょう。
プロゼロ口座以外にスワップフリーを提供しているブローカー
スワップは、日を跨いでポジションを保有するときにかかるコストです。数日~長期保有を考えている人にとっては大きなコストになるため、スワップフリー口座を選ぶメリットが大きくなります。
ここでは、IS6FX(アイエスシックスFX)同様にスワップフリーを提供しているブローカーをご紹介します。
海外FX業者のスワップフリー口座一覧
IS6FX(アイエスシックスFX)のスワップフリーは、FXメジャー通貨ペアのみに限られます。
その反面、他社のスワップフリー口座は対応銘柄が多く、さらにほとんどが低スプレッド口座であるため様々なシーンで活躍します。たとえば、XMTrading(エックスエム)のKIWAMI極口座は、低スプレッドに加えて仮想通貨や貴金属もスワップフリーであるため、ボラティリティの激しい取引ペアを好むトレーダーに向いています。
また、HF Marketsのスワップフリーは業界でも珍しい原油価格のスワップフリーにも対応しているため、原油トレーダーにはうってつけの業者です。
上記のように、スワップフリーに関してはIS6FX以外にも様々な選択肢があります。
ロスカット水準が低いブローカー
ロスカット水準が低いほど強制決済までの値幅を広げることができます。高いレバレッジをかけて取引をする場合は、強制決済になってしまうとわずかな証拠金しか残らないため、ギリギリまで耐えられる低いロスカット水準が好まれます。
低いロスカット水準を提供している海外FX業者は以下の通りです。
海外FX業者のロスカット水準比較表
IS6FXのEX口座では、100%入金ボーナスを利用すると最大レバレッジ2,000倍相当の取引が行えるため、低いロスカット水準の口座タイプの中では比較的優秀な部類に入ります。
また、プロゼロ口座の10%という数値も、海外FX業者全体で見ると優秀な数値と言えるでしょう。
取引ごとに最適な口座タイプを選んでみよう
IS6FX(アイエスシックスFX)のプロゼロ口座はいくつかの制限がありますが、メジャーなFX通貨ペアを低コストで取引できるため、サブ口座として保有したい口座です。
現在は限定100口座の募集で終了してしまっているので、次の募集を待ちつつ別のブローカーでの取引をご検討ください。
資金に余裕がある方は、Exnessが提供する初回入金額が1,000ドルのプロ口座、ロースプレッド口座、ゼロ口座がおすすめです。
また、XMのZero口座やKIWAMI極口座は、スプレッドが狭い上に最低入金額も低く、資金が少ないユーザーでも使いやすい優れた口座タイプとなっています。
様々な海外FX業者の中から自分のトレードスタイルに合った口座タイプを見つけ、効率よく利益を積み上げていきましょう。
IS6FX プロゼロ口座の再開に期待
IS6FX(アイエスシックスFX)は、プロ口座のリニューアルとしてプロゼロ口座をリリースしました。IS6FXの口座を保有しているユーザーを対象に、100口座限定で提供を開始しましたが、現在は定員に達したため募集を終了しています。
しかし近年、トレードのコストをできるだけ抑えたいというユーザーのニーズは高まっており、多くの海外FX業者が取引コストの低いロースプレッドタイプの口座を提供しています。
IS6FXのプロゼロ口座は現在利用できませんが、同様の条件を提供している口座タイプを利用することで、プロゼロ口座のように取引コストを最小限に抑えることが可能です。
スプレッドやボーナス条件など、自分の取引スタイルにあった取引口座を利用することが、より多くの利益を獲得することに繋がります。本記事で紹介した海外FX業者を、あなたのブローカー選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。