話題のニュース
当ニュース記事は執筆時点の最新情報に基づいて発信しています。現在の最新情報とは異なる場合がありますので、最新情報はこちらよりご確認ください。
Focus Markets(フォーカス マーケット)が新たに各種計算ツールを実装しました。
この記事では、公式サイトにある各種計算機ツールの使い方を、画像付きでわかりやすく解説します。
Focus Marketsの計算機には、証拠金計算ツール、利益計算ツール、ピップ計算ツール、通貨換算計算ツールの4種類があります。
リスクなしでリアルタイムな市場データを使い取引戦略をテストしてみたい方は、是非、参考にしてみてください。
この記事の目次
Focus Marketsの証拠金計算ツール(Margin calculator)
Focus Markets(フォーカス マーケット)の証拠金計算ツールでは、ポジションを建てるために必要な証拠金額を算出できます。
Focus Marketsの証拠金計算ツールで出来ること
指定したロット、レバレッジの条件下で必要な証拠金の算出
口座の証拠金残高で何ロットのポジションを建てられるのか、口座全体でどれくらいの証拠金を占有するのかを把握し、レバレッジやリスクの管理に役立ちます。
ポジションを保有するために必要な証拠金を表示できる
Focus Markets(フォーカス マーケット)の証拠金計算ツールを使うことで、トレードを始める前にポジションを保有するために必要な必要証拠金を知り、自身が許容できるリスクと比較検討することが可能です。
証拠金計算ツールを使い算出された必要証拠金の額が高いと感じた場合には、取引するロットを抑えたりレバレッジを上げるなどといった対策が考えられます。リスクを最小限に抑えるためにも有効なツールといえるでしょう。
証拠金計算ツールの使い方
Focus Markets(フォーカス マーケット)の証拠金計算ツールを実際に使ってみましょう。
Focus Markets(フォーカスマーケット)の証拠金計算ツールを使うためには、以下の項目を入力します。
入力項目
1シンボル | 各種銘柄を選択 |
---|---|
2口座の通貨 | USDやEURなどの口座通貨を選択 |
3ボリューム | ロット数を入力 |
4レバレッジ | 任意のレバレッジを選択(1~500倍) |
今回は例としてUSD建ての口座でレバレッジを500倍に設定し、USDJPYを1ロット(10万通貨)で保有した場合の必要証拠金を計算しました。
ただし、この証拠金額で1ロットのポジションを開くと、証拠金維持率はちょうど100%になります。レバレッジが500倍というハイリスクな設定であるため、安全な取引を行うには計算された証拠金以上の余裕資金を確保しておくことが重要です。
Focus Marketsの利益計算ツール(Profit calculator)
Focus Markets(フォーカス マーケット)利益計算ツールは、取引量やポジションのエントリー価格とクローズ価格の差額および取引された資金の額から、利益額や損失額を算出することができます。
レートを指定して利益・損失額を算出できる
Focus Markets(フォーカス マーケット)の利益計算ツールを使うことにより、実際の利益額と損失額をあらかじめ算出することができます。
このツールを使うと前もって具体的な損切り額や利益確定額を決めることができるので、実際のトレードをする前にポジションのクローズ地点をあらかじめ決定しておくことができます。これにより、無理なリスクを背負うことなく、計画的にトレードに望むことができるでしょう。
利益計算ツールの使い方
Focus Markets(フォーカスマーケット)の利益計算ツールを使うためには、以下の項目を入力します。
入力項目
1シンボル | 各種銘柄を選択 |
---|---|
2口座の通貨 | USDやEURなどの口座通貨を選択 |
3アクション | 買い、もしくは売りを選択 |
4ボリューム | ロット数を入力 |
5始値 | トレードを開始した(エントリー)レートを入力 |
6終値 | トレードを終了した(する予定の)レートを入力 |
ここでは、USD建ての口座でUSDJPYを1ロット(10万通貨)保有し、トレード開始から利益確定までの利益額を実際のツール上で計算しました。1ロットで1円値幅を獲得すると、およそ10万円の利益になることがわかります。
利益額、損失額をあらかじめ確認し、エントリー前に損切りラインを決めるのはトレードをする上では重要な事です。
また、それに併せてファンダメンタルズによる市場の動向などの要素を併用し、精度の高いトレードで勝率アップを目指しましょう。
利益計算ツールとピップ計算ツールの目的別利用法
利益計算ツールはトレード終点を決めている場合の損益額を算出し、ピップ計算ツールは1ピップあたりの損益額を算出するので、取引ロットとトレードの出口である値幅(損切り、利益確定ポイントまでの)を検討する際に利用できます。
Focus Marketsの通貨換算計算ツールの使い方
Focus Markets(フォーカス マーケット)の通貨換算計算ツールを使うと、市場のリアルタイムレートを使用して、さまざまな通貨の換算を迅速かつ簡単に実行できます。
二国間の通貨レートを表示できる
Focus Markets(フォーカス マーケット)の通貨換算計算ツールでは、ツール内選択肢にある通貨間の換算価格を表示可能です。
EURUSDやGBPUSDなどメジャー通貨ペアのレートを参照するためにわざわざツールを利用する方は少ないでしょう。通貨換算計算器はマイナー通貨やエキゾチック通貨のレートを把握することが主な用途となるでしょう。
通貨換算計算ツールの使い方
Focus Markets(フォーカス マーケット)の通貨換算計算器を使うためには、以下の項目を入力します。
入力項目
1EUR | 価格を換算する通貨 |
---|---|
2USD | 価格を換算する通貨 |
3金額 | 1=1通貨 |
Focus Marketsの通貨換算計算器を使うと、異なる通貨の換算価格を調べることができます。
MT4 / MT5の為替レートを参照することで把握可能ですが、気になる通貨ペアのレートを瞬時に表示したい場合や、取引ペアに含まれていないエキゾチック通貨同士の通貨換算などに活用できます。
Focus Marketsのpip計算ツール(Pip Calculator)
Focus Markets(フォーカス マーケット)のpip計算ツールは、基本通貨でのpipsあたりの価値を知ることで、取引ごとのリスクをより正確に把握できるようになります。
1pipあたりの価値を計算できる
Focus Markets(フォーカス マーケット)のpip計算ツールは、1pipあたりの損益額を、リアルタイムレートで口座の基本通貨に換算できる計算機です。
例えば、GBPAUDやCADCHFのように、馴染みのない通貨ペアでは1pipあたりの価値を正確に把握しているトレーダーは多くありません。
そのため、Focus Markets(フォーカスマーケット)のpip計算ツールを使うと、取引予定ロットでのpipあたりの損益額を算出するのに役立つことでしょう。取引ごとのリスクをより正確に監視できるようになり、最適ロットを計算するツールとしても役立ちます。
また、1pip変動した場合の損益額を口座の基本通貨で確認できるので、「何pips逆行したら損切り」というように、明確なストップロスオーダーを決める指針にもなります。
pip計算ツールの使い方
Focus Markets(フォーカス マーケット)のpip計算ツールを使うためには、以下の項目を入力します。
入力項目
1銘柄/マーケット | 各種銘柄を選択 |
---|---|
2口座の通貨 | USDやEURなどの口座通貨を選択 |
3Trade size(in units) | ロット数を入力 |
Trade sizeに表示されているin Unitsとは通貨量のことです。Focus MarketsのFX銘柄であるUSDJPYの1ロットは10万通貨のため、1ロットで算出する場合は100,000と入力します。
pipの計算は、(カウンター通貨での価格の変動値)に為替レートの比率を掛けたもの=pip(基本通貨)、または、(カウンター通貨での価格の変動値)を為替レートで割ると計算できます。
上記の計算式で本記事執筆時のレート148.33として計算すると、「0.01USD÷148.33JPYx1USD=0.00006742」となり、これにロット数である100,000をかけると1pip当たり、6.742USDとなります。
1ピップあたりの損益額が分かることにより、許容損益額を値幅で計ることができるので、利益確定や損切りポイントの決定に役立ちます。
Focus Marketsの各種計算ツールを利用して精度の高いトレードを
Focus Markets(フォーカス マーケット)では、口座開設をしたユーザー向けに多様な計算ツールを用意しています。
トレードに慣れるまではロットやレバレッジの感覚がわからず大きな損失を出してしまうことも少なくはありません。証拠金計算ツールを使って取引に必要な金額を割り出すことや、ピップ計算機で最適な取引量を計算してリスク管理を行うなど、堅実なトレードを行う基礎づくりに活用しましょう。
また、中級者でも曖昧な感覚でトレードをしている方は多いのではないでしょうか。Focus Marketsの各種計算ツールを利用して、より精度の高いトレードをしてみませんか。