口座タイプ

Exnessの口座タイプは全部で5種類!幅広いトレーダーに有利なトレード環境を提供
Exness(エクスネス)には、大きく分けてスタンダード口座とプロ口座の2種類口座タイプがあります。スタンダード口座やスタンダードセント口座の他に、プロ口座はロースプレッド口座、ゼロ口座、プロ口座の3種類の口座タイプに細分化されていますので、Exnessが提供する口座タイプは全部で5種類になります。プロ口座はExnessの大きな強みであり、3種類全ての口座タイプで安定した極狭スプレッドと低コストを実現しています。サービスの改善を惜しまないExnessが追求したハイスペックな取引環境は、多くの愛用者に支持されています。
Exnessではボーナスの提供はしていないため、口座選びのポイントは、少額で大きな利益を狙うか、または究極に狭いスプレッド環境でスキャルピングをメインにトレードするかの2択になるでしょう。
Exnessの強みである無制限レバレッジには、残高が1,000ドル未満のMT4/MT5口座にて指値注文を除いて10回以上、合計5ロット以上の取引実績という利用条件がありますが、無制限レバレッジを活用すれば、少額でも大きな利益を狙えるのは非常に魅力的なメリットです。
この記事では、それぞれの口座タイプの特徴やメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
この記事はこんな方におすすめします

この記事の目次
Exnessの口座タイプをトレードスタイルと目的別に紹介
Exnessの口座タイプは、スタンダード口座とプロ口座の大きく2つに分類することができます。スタンダード口座とスタンダードセント口座、そしてプロ口座にロースプレッド口座、ゼロ口座、プロ口座という3つの口座タイプがあり、スタンダード口座とあわせて合計で5種類の口座タイプが用意されています。
各口座タイプには、レバレッジ、手数料、マージンコールなど独自の条件が設定されており、多様な取引に対応できるスペックになっています。特にプロ口座のロースプレッド口座とゼロ口座は、低スプレッドで取引コストが予測可能な特徴を持ち、経験豊富なトレーダー向けの仕様になっています。
この章では、目的別、スタイル別に各口座のポイントをまとめています。
少ない資金で大きな利益を狙うなら「スタンダード口座」
少額で大きな利益を狙うトレーダーにはスタンダード口座がおすすめです。少額資金でもExnessの無制限レバレッジを活用すれば、莫大な利益を稼げるチャンスがあります。
しかも、スタンダード口座は、最低入金額がたったの1ドルですから、無制限レバレッジを使ったダイナミックなハイレバトレードを思う存分体験することができるでしょう。ただし、無制限レバレッジの利用には条件があります。まったくのトレード初心者がすぐに無制限を利用できるわけではなく、ある程度、取引に慣れておく必要があるということです。無制限レバレッジを解放するには下記の条件をクリアする必要があるので、事前に把握しておきましょう。
無制限レバレッジの解放条件
- 合計5ロット以上の取引
- 10回以上の取引回数が必要
- 口座残高が1,000ドル未満
スキャルピングに最適なのは「プロ口座」
プロ口座は低スプレッドと高約定率を追求した口座で、経験豊富なトレーダー向きの口座です。プロ口座の中で唯一手数料が無料の口座ですので、スキャルピングをメインにするトレーダーには「プロ口座」がおすすめです。
スキャルピングだけでなく、デイトレード、自動取引戦略までのあらゆる取引スタイルにも理想的な口座といえます。取引手数料なしで、さらにスプレッドも極力抑えたい!というユーザーの希望を叶えた口座タイプといえるでしょう。
トータルコストを抑えたいなら「ロースプレッド口座」
ロースプレッド口座は低スプレッドかつ低い固定手数料が共存したバランスのいい口座で、トータル取引コストを抑えられることが強みです。
また、通貨ペアだけでなく、金やオイル、さらにはビットコインなど幅広い商品で「安定した極狭スプレッド」で取引できることも大きなメリットになります。
ゼロ口座との違いは、ロースプレッド口座は取引手数料が3.5ドルと固定で、どの時間帯においてもほぼ全ての銘柄で低スプレッドで取引が可能という点です。コスト面で取引手数料を重視する方は、ロースプレッドを選択するのがよいでしょう。
スプレッド重視派なら間違いなく「ゼロ口座」
ゼロ口座は取引手数料が0.2ドル以上と通貨ペアごとに変動しますが、ほとんどの通貨ペアでのスプレッドがゼロですので、スプレッドの狭さを求めるトレーダーにおすすめです。
取引コストがスプレッドに左右されないので、EA(ExpertAdviser)を使用したりスキャルピングを多用するユーザーには非常に相性がいい口座です。また、スプレッドがほぼゼロな事からコストが手数料のみなので、コストの計算が非常に楽になるというメリットもあります。
各口座タイプのスペック比較一覧
各口座タイプのスペック比較を表にまとめてみました。
取引口座 の種類 |
スタンダード | スタンダードセント | ロースプレッド |
注文執行方式 | 成行約定 | ||
取引手数料 (片道1ロット) |
なし | 片道最大3.5USD相当額 | |
初回最低 入金額 |
1USD相当額 | 1,000USD相当額 | |
取引口座 の通貨 |
日本円・米ドル・ユーロ・英ドル・豪ドル 他64通貨に対応 |
USC・EUC・ GBC・CHC・ AUC | 日本円・米ドル・ユーロ・英ドル・豪ドル 他68通貨に対応 |
最小取引単位 | 0.01 ロット | 0.01セントロット | 0.01 ロット |
最大 レバレッジ |
無制限 | ||
取引プラット フォーム |
MetaTrader4/5 | MetaTrader4 | MetaTrader4/5 |
商品(銘柄) |
<MetaTrader4>
商品合計:243 FX/通貨ペア:119 CFD/貴金属:11 CFD/エネルギー:3 CFD/仮想通貨:23 CFD/株価指数:14 CFD/株式:73
<MetaTrader5>
商品合計:267 FX/通貨ペア:108 CFD/貴金属:10 CFD/エネルギー:3 CFD/仮想通貨:35 CFD/株価指数:11 CFD/株式:100 |
<MetaTrader4>
商品合計:36 FX/通貨ペア:34 CFD/貴金属:2 |
<MetaTrader4>
商品合計:197 FX/通貨ペア:82 CFD/貴金属:8 CFD/エネルギー:2 CFD/仮想通貨:22 CFD/株価指数:10 CFD/株式:73
<MetaTrader5>
商品合計:236 FX/通貨ペア:82 CFD/貴金属:8 CFD/エネルギー:2 CFD/仮想通貨:34 CFD/株価指数:10 CFD/株式:100 |
最大ロット数/合計最大 注文数 |
午後4:00~午前5:59
(冬時間は午後5:00 ~ 午前6:59) :200ロット/制限なし 午前6:00~午後3:59
(冬時間は午後7:00 ~ 午前4:59) :20ロット/制限なし |
100セントロット/ 1,000件 |
午後4:00 ~ 午前5:59
(冬時間は午後5:00 ~ 午前6:59) :200ロット/制限なし 午前6:00 ~ 午後3:59
(冬時間は午後7:00 ~ 午前4:59) :20ロット/制限なし |
追証 | なし | ||
マージン コール |
60% | 30% | |
ロスカット 水準(※) |
0% | ||
スプレッド | 標準 | 狭い | |
VPSサービス | あり | ||
デモ口座 | あり | なし | あり |
複数口座 の開設 |
可能 |
取引口座の種類 | ゼロ | プロ |
注文執行方式 | 成行約定 | 即時約定 |
取引手数料 (片道1ロット) |
片道0.2USD相当額から | なし |
初回最低入金額 | 1,000USD相当額 | |
取引口座の通貨 | 日本円・米ドル・ユーロ・ 英ドル・豪ドル 他68通貨に対応 |
日本円・米ドル・ユーロ・ 英ドル・豪ドル 他64通貨に対応 |
最小取引単位 | 0.01 ロット | |
最大レバレッジ | 無制限 | |
取引プラット フォーム |
MetaTrader4/5 | |
商品(銘柄) |
<MetaTrader4>
商品合計:197 FX/通貨ペア:82 CFD/貴金属:8 CFD/エネルギー:2 CFD/仮想通貨:22 CFD/株価指数:10 CFD/株式:73
<MetaTrader5>
商品合計:236 FX/通貨ペア:82 CFD/貴金属:8 CFD/エネルギー:2 CFD/仮想通貨:34 CFD/株価指数:10 CFD/株式:100 |
<MetaTrader4>
商品合計:243 FX/通貨ペア:119 CFD/貴金属:11 CFD/エネルギー:3 CFD/仮想通貨:23 CFD/株価指数:14 CFD/株式:73
<MetaTrader5>
商品合計:267 FX/通貨ペア:108 CFD/貴金属:10 CFD/エネルギー:3 CFD/株価指数:11 CFD/仮想通貨:35 CFD/株式:100 |
最大ロット数/ 合計最大注文数 |
午後4:00~午前5:59(冬時間は午後5:00~午前6:59)
:200ロット/制限なし 午前6:00~午後3:59(冬時間は午後7:00~午前4:59)
:20ロット/制限なし |
|
追証 | なし | |
マージンコール | 30% | |
ロスカット水準(※) | 0% | |
スプレッド | 狭い | やや狭い |
VPSサービス | あり | |
デモ口座 | あり | |
複数口座の開設 | 可能 |
スタンダード/スタンダードセント/ ロースプレッド/ゼロ/プロ |
|
注文執行方式 | |
スタンダード/ スタンダードセント/ ロースプレッド/ ゼロ |
成行約定 |
プロ | 即時約定 |
取引手数料(片道1ロット) | |
スタンダード/ スタンダードセント/ プロ |
なし |
ロースプレッド | 片道最大3.5USD相当額 |
ゼロ | 片道0.2USD相当額から |
初回最低入金額 | |
スタンダード/ スタンダードセント |
1USD相当額 |
ロースプレッド/ ゼロ/プロ |
1,000USD相当額 |
取引口座の通貨 | |
スタンダード/ プロ |
日本円・米ドル・ユーロ・英ドル・豪ドル 他64通貨に対応 |
スタンダードセント | USC・EUC・ GBC・CHC・ AUC |
ロースプレッド/ ゼロ |
日本円・米ドル・ユーロ・英ドル・豪ドル 他68通貨に対応 |
最小取引単位 | |
スタンダード/ ロースプレッド/ ゼロ/プロ |
0.01ロット |
スタンダードセント | 0.01セントロット |
最大レバレッジ | |
無制限 | |
取引プラットフォーム | |
スタンダード/ ロースプレッド/ ゼロ/プロ |
MetaTrader4/5 |
スタンダードセント | MetaTrader4 |
商品(銘柄) | |
スタンダード |
<MetaTrader4>
商品合計:243 FX/通貨ペア:119 CFD/貴金属:11 CFD/エネルギー:3 CFD/仮想通貨:23 CFD/株価指数:14 CFD/株式:73
<MetaTrader5>
商品合計:267 FX/通貨ペア:108 CFD/貴金属:10 CFD/エネルギー:3 CFD/仮想通貨:35 CFD/株価指数:11 CFD/株式:100 |
スタンダードセント |
<MetaTrader4>
商品合計:36 FX/通貨ペア:34 CFD/貴金属:2 |
ロースプレッド/ ゼロ |
<MetaTrader4>
商品合計:197 FX/通貨ペア:82 CFD/貴金属:8 CFD/エネルギー:2 CFD/仮想通貨:22 CFD/株価指数:10 CFD/株式:73
<MetaTrader5>
商品合計:236 FX/通貨ペア:82 CFD/貴金属:8 CFD/エネルギー:2 CFD/仮想通貨:34 CFD/株価指数:10 CFD/株式:100 |
プロ |
<MetaTrader4>
商品合計:243 FX/通貨ペア:119 CFD/貴金属:11 CFD/エネルギー:3 CFD/仮想通貨:23 CFD/株価指数:14 CFD/株式:73
<MetaTrader5>
商品合計:267 FX/通貨ペア:108 CFD/貴金属:10 CFD/エネルギー:3 CFD/株価指数:11 CFD/仮想通貨:35 CFD/株式:100 |
最大ロット数/合計最大注文数 | |
スタンダード/ ロースプレッド/ ゼロ/プロ |
午後4:00~午前5:59
(冬時間は午後5:00~午前6:59) :200ロット/制限なし
午前6:00~午後3:59
(冬時間は午後7:00~午前4:59) :20ロット/制限なし |
スタンダードセント | 100セントロット /1,000件 |
追証 | |
なし | |
マージンコール | |
スタンダード/ スタンダードセント |
60% |
ロースプレッド/ ゼロ/プロ |
30% |
ロスカット水準(※) | |
0% | |
スプレッド | |
スタンダード/ スタンダードセント |
標準 |
ロースプレッド/ ゼロ |
狭い |
プロ | やや狭い |
VPSサービス | |
あり | |
デモ口座 | |
スタンダード/ ロースプレッド/ ゼロ/プロ |
あり |
スタンダードセント | なし |
複数口座の開設 | |
可能 |
株式取引の休止時間帯のロスカット値は100%になります。株式市場の休止時間中に保有している注文の証拠金維持率が100%に達した場合、その注文はストップアウトによって決済される場合がありますので、ご注意ください。
Exnessの口座タイプの特徴をメリットとデメリットで紹介
スタンダード口座の特徴
- 最低入金額が1ドル
- 注文は成行約定(リクオートなし)
- 取引手数料が無料
- 標準的なスプレッド
スタンダード口座は最低入金額が少額である事や取り扱い銘柄も仮想通貨を含めて約170種類と一番豊富なため、Exnessで一番利用者の多い口座です。
スタンダード口座の特徴をメリット・デメリットでみていきます。
最低入金額はたったの1ドル、取引手数料も無料
スタンダード口座は最低入金額がたったの1ドル相当と、プロ口座3種に比べて格安な設定になっているのが特徴です。取引手数料が無料なため、取引コストはスプレッドのみになります。
少額でのハイレバトレードを存分に体感できる口座で、初心者だけでなく、取引経験があるトレーダーにも向いています。しかも、Exnessにはマイナス残高をゼロに戻してくれるゼロカットシステムがあるので、リスクを最小限に抑えられるのも魅力の一つです。
少額トレーダーであれば、まずはスタンダード口座一択でしょう。
Exnessの中で最も豊富な取引銘柄数
スタンダード口座で取り扱っている銘柄は、FX通貨ペア、貴金属、仮想通貨、エネルギー、インデックス(指数)など全267種類で、Exnessの口座の中で一番充実しています。
CFDも豊富なのが特徴で、貴金属が10種類、原油が2種類、株式指数が10種類、米国個別株が36種類、仮想通貨が26種類と合計84銘柄から選ぶことができます。
スプレッドは若干不安定
スタンダード口座のスプレッドは標準というものの、Titan FXのスタンダード口座よりは低くなっていますので、他社に引けを取らないスペックといえるでしょう。ちなみに、主要銘柄の平均スプレッドは、USDJPY 1.1pips、EURUSD 1pips、GBPUSD 1.5pipsです。
ただし、スプレッドには若干不安定な印象を受けます。指標時やボラティリティが高くなっている時は瞬間的にスプレッドが広がることがあるので、注意が必要です。
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レバレッジ 1,000倍 |
スタンダードセント口座の特徴
- 1ロット1,000通貨
- 取引プラットフォームはMT4のみ
- 34種類の通貨ペアと2種類の貴金属ペア
スタンダードセント口座は、通常の100分の1で取引を行える少額運用向けの口座です。デモトレード感覚でトレードを学びたい方や、EAを少額から利用したい方に利用価値のある口座です
1ロット1,000通貨
スタンダード口座やプロ口座では1ロット10万通貨となっていますが、スタンダードセント口座は1ロット1,000通貨での取引が可能です。最小ロットである0.01セントロットでは、1pipsあたりおよそ0.1円の損益変動で、リスクを極限まで抑えることができます。
スタンダードセント口座は、通貨の最小単位が1円である日本円には非対応です。以下の6種類からベース通貨を選択する必要があります。
スタンダードセント口座のベース通貨
- USC(米セント)
- EUC(ユーロ・セント)
- GBC(イギリスペニー)
- CHC(スイス・ラップ)
- AUC(オーストラリア・セント)
- CAC(カナダ・セント)
取引プラットフォームはMT4のみ
スタンダードセント口座ではMT5の利用ができません。MT4用のインジケーターやEAを用意しましょう。
取引プラットフォームはMT4のみ
スタンダードセント口座では限られたペアでしか取引することができません。主要通貨ペア34種類と、ゴールド・シルバ-の2種類の貴金属です。200種類以上の取引ペアを揃える他の口座と比較すると、すこし心許なさを感じてしまいますね。
プロ口座の特徴
- 即時約定方式を採用
- 0.1pipsからの低スプレッド
- リクオート(約定拒否)が発生する
プロ口座は低スプレッドと取引手数料が無料、また即時約定方式を採用しているなど、上級トレーダー向けの口座タイプです。
プロ口座の特徴をメリット・デメリットでみていきます。
Instant Execution(即時約定)を採用
プロ口座の最大のメリットは、約定方式の特性上スリッページがほぼ起こらないという事です。
Exnessの口座で唯一Instant Execution(即時約定)を採用しており、トレーダーの注文を一度決済してからカバー先へ流します。その為スリッページはほぼ起こりません。ですが、リクオート(約定拒否)が発生する点はデメリットであるといえます。
尚、仮想通貨トレードでは、Market Execution(成行約定)が採用されますので、仮想通貨の場合はリクオートはほぼ起こりません。
編集部の
コメント
プロ口座は、取引手数料も無料でスプレッドもスタンダード口座より狭く扱いやすい口座ですが、取引量が大きくなってくると約定拒否になる確率が高くなるため、取引量が多い場合は、Market Execution(成行約定)方式で直接カバー先へ注文を流したほうが有利という説もあります。
低スプレッドと手数料無料でコストバランス抜群
プロ口座での主要銘柄の平均スプレッドは、USDJPY 0.7pips、EURUSD 0.6pips、GBPUSD 0.9pipsです。下の比較一覧からもわかるように、プロ口座は手数料無料ですので、Exnessの他の低スプレッド口座よりコスト面で有利であることがわかります。
元々スプレッドの狭いUSDJPYなどをメインで取引する方はプロ口座がおすすめです。
各FXブローカーのリアルタイムのスプレッドを比較できるサービス、Myforexで確認しても、プロ口座のスプレッドは圧倒的に有利であり、上級トレーダーの愛用者が多いのも納得です。
プロ口座の取引コスト比較一覧
通貨 ペア |
ロースプレッド口座 | ゼロ口座 | プロ口座 | ||||||
手数料(※) | スプ レッド |
平均 合計 コスト |
手数料(※) | スプ レッド |
平均 合計 コスト |
手数料(※) | スプ レッド |
平均 合計 コスト |
|
USD JPY |
7 USD |
0 Pips |
0.7 pips |
7 USD |
0 Pips |
0.7 pips |
無料 | 0.7 Pips |
0.7 pips |
EUR JPY |
7 USD |
0.4 Pips |
1.1 pips |
7 USD |
0.1 Pips |
0.8 pips |
無料 | 1.2 Pips |
1.2 pips |
GBP JPY |
7 USD |
0.5 Pips |
1.2 pips |
15 USD |
0 Pips |
1.5 pips |
無料 | 1.2 Pips |
1.2 pips |
EUR USD |
7 USD |
0 Pips |
0.7 pips |
7 USD |
0 Pips |
0.7 pips |
無料 | 0.6 Pips |
0.6 pips |
GBP USD |
7 USD |
0.3 Pips |
1.0 pips |
9 USD |
0.1 Pips |
1.0 pips |
無料 | 0.9 Pips |
0.9 pips |
ロースプレッド口座 | ||
手数料(※) | スプレッド | 平均合計 コスト |
USDJPY | ||
7USD | 0Pips | 0.7pips |
EURJPY | ||
7USD | 0.4Pips | 1.1pips |
GBPJPY | ||
7USD | 0.5Pips | 1.2pips |
EURUSD | ||
7USD | 0Pips | 0.7pips |
GBPUSD | ||
7USD | 0.3Pips | 1.0pips |
ゼロ口座 | ||
手数料(※) | スプレッド | 平均合計 コスト |
USDJPY | ||
7USD | 0Pips | 0.7pips |
EURJPY | ||
7USD | 0.1Pips | 0.8pips |
GBPJPY | ||
15USD | 0Pips | 1.5pips |
EURUSD | ||
7USD | 0Pips | 0.7pips |
GBPUSD | ||
9USD | 0.1Pips | 1.0pips |
プロ口座 | ||
手数料(※) | スプレッド | 平均合計 コスト |
USDJPY | ||
無料 | 0.7Pips | 0.7pips |
EURJPY | ||
無料 | 1.2Pips | 1.2pips |
GBPJPY | ||
無料 | 1.2Pips | 1.2pips |
EURUSD | ||
無料 | 0.6Pips | 0.6pips |
GBPUSD | ||
無料 | 0.9Pips | 0.9pips |
手数料は往復です。
ロースプレッド口座の特徴
- 変動制の超低スプレッド
- 3.5ドルからの固定取引手数料
- 成行約定方式を採用でリクオートなし
ロースプレッド口座はプロ口座から派生した新しい口座タイプで、変動スプレッドと固定手数料を採用しています。どの時間帯でも超低スプレッドで取引ができるのが魅力の口座です。
ロースプレッド口座の特徴をメリット・デメリットでみていきます。
最低水準の超狭スプレッドと低い取引手数料
ロースプレッド口座は固定手数料と変動制の超低スプレッドが特徴の口座タイプです。固定手数料は金融商品ごとに異なりますが、メジャー通貨は軒並み3.5ドルで、アップルやアリババなどの株式の場合、0ドルとなっています。
主要銘柄の平均スプレッドは、USDJPY 0pips、EURUSD 0pips、GBPUSD 0.3pipsと非常に低いスプレッドですが、ロースプレッド口座の強みは、1日のほとんどの取引時間帯で超低スプレッドを安定して提供していることです。取引手数料が同じ3.5ドルで、スプレッドの狭さで評判の高いTitan FXよりも有利なスプレッドであることも注目のポイントです。
通常は、低スプレッドといってもスプレッドが広がる時間帯も多くありますが、Exnessでは広がる時間帯を極力抑えたスプレッド環境を実現しています。これにより、注文の始値と終値の予測が可能になるだけでなく、固定手数料ですので、コスト面の総合的な管理がしやすくなるというのがロースプレッド口座の最大のメリットになります。
取り扱い銘柄が少なめ
ロースプレッドで取り扱う銘柄は236種類と、スタンダード口座やプロ口座よりは減少しますが、一般的に他社で取り扱っているほとんどのペアは網羅されており、236種類でも物足りないということは無いでしょう。
また、約定方式にMarket Executionを採用している事により、若干のスリッページ(値滑り)は発生しますがリクオート(約定拒否)が発生する事はほぼありません。
リクオートとは、為替レートが急激に変動した場合に、希望する価格で約定されずに新しい価格での注文を提案されることです。リクオートは雇用統計など大きな指標発表がある時によく発生します。また、通常再提示される価格は、本来発注した価格より不利になる傾向にあります。
ゼロ口座の特徴
- スプレッドがほぼゼロ
- 成行約定方式を採用でリクオートなし
- ロット毎0.2ドルからの段階的な取引手数料
ゼロ口座は、ロースプレッド口座とともに、プロ口座から派生した新しい口座タイプです。スプレッドがゼロというのが大きな特徴で、手数料は銘柄毎に変動します。プロ口座、ロースプレッド口座、ゼロ口座の3種の口座の中では、一番スプレッドが狭い口座になります。
ゼロ口座の特徴をメリット・デメリットでみていきます。
95%の時間帯でスプレッドゼロで取引可能
ゼロ口座の大きな特徴は、1日の取引時間帯の95%において、メジャー通貨ペア30銘柄をスプレッドなしで取引をすることができることです。手数料が変動制になりますが、スプレッドの優秀さでいえば、ゼロ口座がよりスキャルピングに向いているといえます。ただし、ニュースやロールオーバーなどの重要期間中は変動スプレッドになるので、注意が必要です。
また、スプレッドがほぼゼロで固定されるので、取引コストは外付けの取引手数料のみになり、ロースプレッド同様、コスト管理がしやすくなるのはメリットです。
ロット毎0.2ドルからの段階的な取引手数料
ゼロ口座では、取引手数料が最低0.2ドルから段階的に発生します。他の口座では取引手数料無料か最大3.5ドルで取引できるのに対し、ゼロ口座では銘柄によってはかなり手数料が変動するのがデメリットといえます。
メジャーな通貨の片道取引手数料は、USDJPYとEURUSDが3.5ドル、USDCADとAUDUSDが5ドル、NZDUSDが6.5ドルですが、貴金属ですと、XAUUSD以外は軒並み高額な手数料になっています。
ロースプレッド口座と比較すると、メジャー通貨におけるトータルコストに大差はみられないため、スプレッドを重視するか、または取引手数料を重視するかで、自身のスタイルに合った口座を選択するのがよいでしょう。
Exnessの約定方式
約定方式には大きく分けてMarket Execution(成行約定)とInstant Execution(即時約定)の2タイプあります。Exnessでは口座タイプごとに採用している約定方式が異なるので、事前に理解しておきましょう。
それぞれの約定方式の特徴をみていきます。
Instant Execution (即時約定) |
Market Execution (成行約定) |
リクオートが発生する | リクオートが発生しない |
約定は価格の可用性に依存する | 約定が保証される |
価格変動性とスリッページの制御を行える | 価格変動性とスリッページに対するリスクがある |
・Instant Execution(即時約定)
即時約定方式は、プロ口座でのみ採用されている約定方式です。
即時約定方式は、トレーダーの注文を一度ブローカーに通すことから取引の透明性に欠けるといえます。これは、ブローカーの「呑み行為」と言われ、この呑み行為を極端に嫌うユーザーは多数います。
しかしながら、一概にデメリットばかりではないのも事実です。即時約定方式では約定拒否こそありますが、スリッページは発生しません。
・Market Execution(成行約定)
ゼロ口座とロースプレッド口座に採用されている成行約定方式ですが、取引にブローカーを介さない事から透明性の高い約定方式です。
また、ブローカーを介さないので最速の約定方法でもあります。ただし、価格は常に変動するため、約定価格はトレーダーがターミナルウィンドウで確認した価格より高い場合も低い場合もあります。これが成行約定方式のデメリットであるスリッページです。
Exnessのレバレッジ制限
Exnessでは、全ての口座共通の注意事項として、証拠金の増加によるレバレッジ制限があります。海外FXではこの残高によるレバレッジルールを適用している業者は他にもあります。Exnessのレバレッジ制限ルールを大手ブローカーのXMと比較してみました。
証拠金によるレバレッジ制限比較一覧
ブローカー | 証拠金 | レバレッジ |
Exness(※) | 0~999USD | 無制限 |
0~4,999USD | 最大2,000倍 | |
5,000~29,999USD | 最大1,000倍 | |
30,000以上 | 最大500倍 | |
XM | 5~20,000USD | 最大1,000倍 |
20,001~100,000USD | 200倍 | |
100,001USD以上 | 100倍 |
Exness(※) | |
0~999USD | 無制限 |
0~4,999USD | 最大2,000倍 |
5,000~29,999USD | 最大1,000倍 |
30,000以上 | 最大500倍 |
XM | |
5~ 20,000USD |
最大1,000倍 |
20,001~100,000USD | 200倍 |
100,001USD 以上 |
100倍 |
このレバレッジはメジャー・マイナー通貨ペア、ゴールド、シルバーのみに適用されます。
Exnessのレバレッジ制限は他社と比べると細分化されていますが、比較的緩い部類であると言えます。
証拠金による制限の他、経済ニュースの公開前後や土日祝日前にも制限がかかりますので、事前に確認しておきましょう。
・重要指標前後のレバレッジ制限
Exnessでは重要指標発表の15分前から発表後の5分間はレバレッジ200倍に制限されます。
・月曜日と金曜日のレバレッジ制限
月曜日のマーケットオープンから2時間と金曜日のクローズ前の3時間はレバレッジ200倍に制限されます。
まとめ
Exnessの口座タイプは各口座ごとに特徴があり、選択肢も豊富なので悩む方もいるでしょう。しかし、Exnessの口座タイプは、仮想通貨がトレード出来る事や、約定力、約定速度、取引の透明性、取引コストの計算のしやすさなど、自身の取引スタイルに合った口座を選択しやすい仕様になっているのがポイントです。
また、Exnessでは、ひとつのアカウントに対して最大で128口座の開設が可能になっています。様々な口座タイプを選択して取引ごとに有利な条件でのトレードをしてみるのもよいでしょう。
Exnessの口座タイプを改めて簡潔にまとめます。
・スタンダード口座
向いている人 | : | 少額の資金で利益を狙うトレーダー(初心者・中級トレーダー) |
特徴 | : | 最低入金額が1ドルで手数料無料 |
注意点 | : | 無制限レバレッジ解放には条件あり |
・プロ口座
向いている人 | : | 経験豊富なトレーダーとプロトレーダー |
特徴 | : | 0.1pipsからの低スプレッドと即時約定方式 |
注意点 | : | リクオート(約定拒否)が発生する |
・ロースプレッド口座
向いている人 | : | 手数料固定を重視する中上級トレーダー |
特徴 | : | 変動制の低スプレッドと片道3.5USDの固定取引手数料 |
注意点 | : | 取り扱い銘柄が少なめ |
・ゼロ口座
向いている人 | : | スプレッドを重視する中上級トレーダー |
特徴 | : | スプレッドゼロと0.2USDからの変動手数料 |
注意点 | : | スプレッドゼロはメジャー通貨ペア30銘柄に限定 |
Exness 口座タイプ - よくある質問(FAQ)
Exnessに関する、よくある質問をまとめました。
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Exness(エクスネス)では、スタンダード口座、スタンダードセント口座、ロースプレッド口座、ゼロ口座、プロ口座という5種類の口座タイプを提供しています。ロースプレッド口座とゼロ口座のみ取引手数料がかかりますが、非常に狭いスプレッドでの取引が可能です。
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Exness(エクスネス)のプロ口座は、開設するための条件などはなくパーソナルエリアからどなたでも開設頂けます。プロ口座では取引手数料無料で最狭水準のスプレッドにて取引頂けますが、最低入金額は1,000ドル相当と高めの設定になっています。
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はい、Exness(エクスネス)は無料VPSサービスを提供しています。保有口座全体の口座残高(余剰証拠金)が100ドル以上または直近30日以内で500ドル以上の取引実績がある場合にご利用いただけます。VPSサービスの利用をご希望の場合、サポート宛にメールもしくはチャットにてリクエストを送信ください。
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はい、Exness(エクスネス)では、5つの口座タイプの中で、ロースプレッド口座とゼロ口座のみ取引手数料が発生します。ロースプレッド口座の取引手数料は、取引銘柄により異なり、最大1ロットあたり片道最大3.5ドル相当の手数料が発生します。
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Exness(エクスネス)のスタンダード口座とゼロ口座の主な違いは、スプレッドと取引手数料です。スタンダード口座の取引手数料は無料ですがスプレッドは標準です。ゼロ口座では、1ロット片道0.2ドル~の取引手数料が発生しますが、極狭のスプレッドにて取引可能です。
編集部の
コメント
Exnessは2020年3月に日本市場に再参入していますが、その少し前にプロ口座が細分化され、新しい2つの口座が誕生しました。もともとのプロ口座も低スプレッド+取引手数料無料が魅力で、上級トレーダーから人気が高い口座ですが、海外FX業者の間で低スプレッド競争が激しくなる中、プロ口座では満足できないユーザー向けに作られたのが、ゼロ口座とロースプレッド口座です。これら2つの口座タイプの魅力は徐々に認知されているようですが、弊社の独自データによれば、口座開設数はスタンダード口座が8割を超えており、ハイレバトレードに興味を持つユーザーが多いことがわかります。