話題のニュース

当ニュース記事は執筆時点の最新情報に基づいて発信しています。現在の最新情報とは異なる場合がありますので、最新情報はこちらよりご確認ください。
独自性の高い取引サービスを提供することで知られるeasyMarkets(イージーマーケット)は、高度なチャート分析が可能なTradingView(トレーディングビュー)への接続機能を導入しています。
TradingViewは機能性と利便性の高さから世界中に多くのユーザーを抱える分析ツールです。その自由度の高い分析機能を活かし、多くのトレーダーがTradingViewで市場を分析し、MetaTraderで注文を行っています。
easyMarketsは取引口座をTradingViewに直接リンクさせ、TradingViewの取引パネル内で直接取引を行うことを可能にしています。
本記事では、easyMarketsとTradingViewとの連携方法や、その利用方法について詳しく解説していきます。

この記事の目次
easyMarketsと連携可能なTradingViewの魅力とは?
TradingView(トレーディングビュー)は、その直感的なユーザーインターフェース、高度なチャートツール、豊富な分析機能により、世界中のトレーダーから絶大な支持を得ています。2023年3月時点でそのユーザー数は驚異の5,000万人を超え、世界で最も注目される取引プラットフォームの一つとなりました。
easyMarkets(イージーマーケット)との連携は2021年10月に開始され、日本にサービスを展開する海外FXブローカーとしては初の取り組みでした。この連携により、従来はTradingViewで分析を行いMetaTraderでトレードを行っていたトレーダー達が、一元的なトレード環境を享受できるようになったのです。
仮想通貨の膨大なチャートデータが火付け役
TradingView(トレーディングビュー)が大きく注目されるようになったのは、仮想通貨ブームの最中、SNSでそのチャートが頻繁に共有されるようになったことが一因とされています。
そのため、仮想通貨に関する銘柄のチャート数は特に膨大で、メジャーな仮想通貨から時価総額の低い仮想通貨、そして仮想通貨先物の未決済建玉数や、ポジション数、さらにはトランザクション数などに至るまで、詳細なデータを用いて分析することが可能です。
しかし、為替トレーダーに関する情報が不足しているかというとそうではありません。世界各国の国債利回りや、経済指標の推移、特殊なものではコロナウィルス感染者数の推移まで表示することが可能であり、仮想通貨トレーダにとどまらず、為替や債権、株式など様々な商品を扱うトレーダーにまで普及しました。
自宅でも外出先でも常に同じチャートを表示できる
TradingView(トレーディングビュー)のメリットは、プラットフォームへのアクセスのしやすさとカスタマイズ性の高さにあります。日本のみならず世界中から支持を集めている点からも、そのサービスのクオリティは推して知ることができます。
MetaTraderはPCで行った分析をスマートフォンやタブレットに持ち込むことができません。しかし、TradingViewではPC・スマートフォン・タブレット問わず、どこからでも保存されたチャートにアクセス可能です。
さらには、指定した価格やトレンドラインライン、水平線、その他インジケーターにアラートの設定が可能であるなど、チャンスを待つトレーダーにとってTradingViewは必須とも言えるツールです。
独自のストラテジーやインジケーターの作成が容易
TradingView(トレーディングビュー)には、MACDやRSI等の標準的なインジケーターはもちろん、世界中のユーザーが作成した多数のテクニカルインジケーターや取引戦略がアップロードされています。
TradingViewの利用者はこれらのインジケーターやストラテジーを自身のチャートに組み込むことや、公開されているPineスクリプトをカスタマイズして新たなインジケーターやストラテジーを生み出すことも可能です。
さらに、バックテスト機能を用いることで、自身で開発した戦略や取引手法の効果を視覚的に評価することができるため、新たなトレード戦略の考案やブラッシュアップにも役立つでしょう。
また、自身での利用はもとより、作成したインジケーターやストラテジーを公開し、他のユーザーと共有することもできます。親しい友人やコミュニティに配布したりなど、その活用方法は多岐に渡ります。
バックテストとは手法やEAを過去の値動きに当てはめ、その有効性をテストすることです。これに対し、現在の価格を用いてリアルタイムでテストすることを「フォワードテスト」と呼びます。
広大なユーザーコミュニティに参加できる
TradingView(トレーディングビュー)は単なるチャートや分析ツールを提供するサイトではなく、広大なソーシャル機能を持ったコミュニティとしても知られています。このコミュニティには、世界中からのトレーダーや投資家が集まり、日々の市場動向や取引戦略についての情報が共有されています。
TradingViewのユーザーは、自身の分析結果をチャートとともにTradingViewのソーシャルネットワークに投稿することができ、他のユーザーからのフィードバックや意見を得ることが可能です。
TradingViewのソーシャルネットワークは日本国内にも多数のユーザーを抱えており、投稿された分析は多くの人々の目に触れる事になります。その中で多くのフィードバックを受けて、自らの分析の精度を検証し、新たな視点や提案を得ることができるでしょう。
このようなユーザーコミュニティの存在により、TradingViewは単なる分析ツールのプラットフォームとしてだけではなく、トレーダーの学びと成長の場としても多くのユーザーに利用されています。
TradingViewで利用可能なeasyMarketsの口座タイプ
easyMarkets(イージーマーケット)とTradingView(トレーディングビュー)は2021年10月に連携を開始しています。これは、日本にサービスを展開している海外FXブローカーとして初の試みとなりました。
両社の連携により、これまでTradingViewで分析を行いMetaTraderでトレードを行っていたトレーダー達が、一元的なトレード環境を享受できるようになったのです。
TradingViewのプラットフォームで提供される口座タイプはeasyMarkets Web / Appとと同様の口座タイプが提供されており、スタンダード、プレミアム、VIPの3種類の口座が用意されています。
各口座タイプ毎にスプレッドが異なりますが、最大200倍のレバレッジを活用し、TradingViewから直接取引が可能となっています。
本章では、TradingViewで利用できる3つの口座タイプの各項目について詳細に解説します。
利用できるのはスタンダード・プレミアム・VIP口座
easyMarkets(イージーマーケット)でTradingView(トレーディングビュー)を経由してトレードする場合、easyMarkets Web / Appと同じ使用条件が適用されます。TradingViewで利用できるeasyMarketsの口座タイプは以下の3タイプです。
TradingViewで利用できる口座タイプ
口座タイプ | スタンダード | プレミアム | VIP |
最低入金額 | 25USD | 2,000USD(※1) | 10,000USD(※2) |
最大レバレッジ | 最大200倍 | ||
取引手数料 | なし | ||
口座維持手数料 | なし | ||
マージンコール | 70% | ||
ロスカット水準 | 30% |
最低入金額 | |
スタンダード | 25USD |
プレミアム | 2,000USD(※1) |
VIP | 10,000USD(※2) |
最大レバレッジ | |
スタンダード プレミアム VIP |
最大200倍 |
取引手数料 | |
スタンダード プレミアム VIP |
なし |
アカウント維持手数料 | |
スタンダード プレミアム VIP |
なし |
マージンコール | |
スタンダード プレミアム VIP |
70% |
ロスカット水準 | |
スタンダード プレミアム VIP |
30% |
- FXplus経由で新規口座開設をするとプレミアム口座からスタート
- FXplus経由で新規口座開設をすると30万円でVIP口座にアップグレード
トレードにかかる諸費用はスプレッドのみですが、最大レバレッジが200倍と他の海外FXブローカーと比較すると低いため、初期入金額は他の口座タイプよりも多めとした方がよいでしょう。
最低入金額が少々高額ですが、すべての口座タイプの中で最もコスト面でお得となるVIP口座を開設し、安定したトレードを行うことなども視野に入れてもよいでしょう。
FXplusでは、easyMarketsの口座を開設すると無条件でプレミアム口座にアップグレードするキャンペーンを実施しています。さらに、通常1万ドルの入金が必要なVIP口座も、30万円の入金でアップグレード可能になります。FXplusのお得なキャンペーンを、ぜひご活用ください。
3種類の口座タイプは固定制スプレッドを採用
easyMarkets(イージーマーケット)の固定制スプレッドは、市場が不安定な時やボラティリティが高まる状況で特に力を発揮します。変動制スプレッドでは経済指標の発表時や早朝などでスプレッドが大きく開くことがありますが、easyMarketsではこのような心配が不要です。
ただし、固定スプレッドは変動スプレッドに比べ広いことが多く、スキャルピングのような取引スタイルには少々不向きな側面もあります。トレーダーは取引頻度やスタイルに応じて、固定制スプレッドか変動制スプレッドかを選択する必要があるでしょう。
TradingView(トレーディングビュー)で利用可能な口座には、「スタンダード」「プレミアム」「VIP」の3種類の口座がありますが、それぞれの口座で固定スプレッドが異なり、上位口座になるほどスプレッドは狭くなっていきます。
スプレッド口座別比較(※)
口座タイプ | スタンダード | プレミアム | VIP |
EURUSD | 1.7pips | 1.2pips | 0.7pips |
GBPUSD | 2.3pips | 1.8pips | 1.3pips |
USDJPY | 2.2pips | 2.0pips | 1.4pips |
EURUSD | |
スタンダード | 1.7pips |
プレミアム | 1.2pips |
VIP | 0.7pips |
GBPUSD | |
スタンダード | 2.3pips |
プレミアム | 1.8pips |
VIP | 1.3pips |
USDJPY | |
スタンダード | 2.2pips |
プレミアム | 2.0pips |
VIP | 1.4pips |
比較プラットフォームはeasyMarkets Web / App(TradingView)
easyMarketsではこの他に、変動制の低スプレッドに特化した「MT5口座」というものも存在します。MT5口座では最大2,000倍のレバレッジで取引できるため、ハイレバレッジ+低スプレッドを求めるトレーダーにはMT5口座をおすすめします。
最大レバレッジは200倍と控えめ
easyMarkets(イージーマーケット)をTradingView(トレーディングビュー)経由で利用する場合、最大レバレッジは200倍となります。ただし、銘柄によっては100倍や20倍が最大レバレッジとなる場合があります。
MetaTrader5(MT5)口座の最大2,000倍と比較するとTradingViewではレバレッジによる取引の自由度が少し制限されるように感じられるかもしれません。しかし、TradingViewでは、さまざまなインジケーターや相場解析ツールを一つの画面で一元管理できるため、トレードの幅を広げることができます。
また、ハイレバレッジトレードは少額の資金から大きな利益を目指せる魅力がありますが、同時にリスクも高まります。レバレッジを抑え、証拠金額を増やすことで、より安定したトレードを追求することも賢明な戦略の一つです。
銘柄別最大レバレッジ
銘柄 | 最大レバレッジ |
FX / 貴金属 / 株価指数 | 200倍 |
OIL / 株価指数 | 100倍 |
個別株式 / 商品 | 20倍 |
FX / 貴金属 / 株価指数 | 200倍 |
OIL / 株価指数 | 100倍 |
個別株式 / 商品 | 20倍 |
特殊注文は利用できない
easyMarkets(イージーマーケット)とTradingView(トレーディングビュー)を連携した環境下では、easyMarketsが独自展開する以下のサービスを使用することができません。
TradingViewでは利用できないeasyMarketsのオリジナルサービス
- easyTrade
- dealCancellation
- フリーズレート
- バニラオプション
easyMarketsのWebプラットフォーム、または公式アプリであれば、上記のオリジナルサービスに加えて埋め込み型のTradingViewを利用可能です。
しかし、Webプラットフォームに採用されている埋め込み型のTradingViewには機能的な制限があるため、連携タイプのTradingViewで利用できたインジケーターや分析ツールが全て使えない場合があるので注意が必要です。
easyMarketsとTradingViewの連携手順
easyMarkets(イージーマーケット)とTradingView(トレーディングビュー)の連携は、次のようなステップで行います。
口座開設を解説する
TradingViewで利用できる口座タイプは、easyMarkets(イージーマーケット)のWeb / Appと同じ仕様です。まずはeasyMarketsのWeb / App口座を開設しておく必要があります。
まだ口座開設をしてない方は、以下のリンクからeasyMarketsの口座を開設しましょう。
現在、FXplus経由で新規口座開設を行うと、スタンダード口座よりも優れた条件で取引可能なプレミアム口座へと無条件でアップグレードされます。
アップグレードに必要な入金額
口座タイプ | スタンダード | プレミアム | VIP |
通常 | なし | 2,000ドル | 10,000ドル |
FXplus経由 | なし | 無料(※) | 30万円 |
通常 | |
スタンダード | なし |
プレミアム | 2,000ドル |
VIP | 10,000ドル |
FXplus経由 | |
スタンダード | なし |
プレミアム | 無料(※) |
VIP | 30万円 |
入金後に無料でアップグレード
VIP口座では、10,000USDもしくは100万円の最低入金額が30万円へと大幅割引になります。さらに、FXplus限定の口座開設ボーナスや入金ボーナスも用意していますので、お得なキャンペーンを是非ご活用ください。
TradingViewと連携する
まず、TradingView(トレーディングビュー)のアカウントにログインし、左上の「Chart」タブをクリックします。
移動すると、下部に株式スクリーナー、テキストノート、パインエディター、ストラテジーテスター、取引パネル(Trading Panel)の 4 つのタブが表示されます。
この最後のTrading Panelタブをクリックし、選択肢の中からeasyMarkets(イージーマーケット) をブローカーとして選択します。
easyMarketsアカウントにサインインします。「Connect」を選択すると、easyMarketsのログインページへと画面が変わるので、そのままログインします。
ログインすると、一時的にログインページにリダイレクトされ、easyMarketsアカウントの資格情報を使用してTradingViewとの連携が完了します。連携が完了すると、easyMarketsのロゴや口座残高がTradingViewに表示されます。
連携完了後、取引パネル タブが「easyMarkets」に置き換えられ、TradingView上の easyMarketsアカウント、ポジション、注文、履歴、アカウントの概要と通知ログなどを利用可能となります。
各カテゴリをクリックすると、それぞれの情報が表示され、TradingViewのインターフェース内で直接easyMarketsの取引を行うことが可能となります。
リアルタイムでの分析やシグナルの取得後、すぐに取引を行う際にこの連携の利便性を強く感じるでしょう。
TradingViewで銘柄などを確認する
TradingView(トレーディングビュー)のインターフェース内では、easyMarkets(イージーマーケット)のレートやスプレッド情報をリアルタイムで確認できます。
画面左上にある「銘柄名」をクリックすると、ダイアログボックスが表示されます。
ここから株式、外国為替、仮想通貨、インデックスなどの他の金融商品や資産カテゴリを検索できます。
なお、先物、債券、経済はサポートされていませんので、ご注意ください。
TradingViewでの取引方法
チャートのタイトルの下に、売買レートを示す赤と青のボタンが表示されます。赤が売りレート、青が買いレートを示しています。
期間内に返信がない場合は残念ながら当選資格を失うこととなり、賞品は次点の参加者に授与されます。また、当選者が同意事項や条件を満たせない場合も、当選資格が取り消されます。
このボタンのどちらかをクリックすることで、ポジションを開く前に選択可能なすべてのオプションを含むパネルが右側に表示されます。
取引サイズ、成行注文を選ぶか指値注文にするか、テイクプロフィットとストップロスを有効にするか、などを設定することができます。
また、下部にはティック値と取引値が表示されるので、有効活用してみてください。ポジションを確定してオープンするには、「BUY XXXX」または「SELL XXXX」と表示された大きなボタンをクリックすると、取引を開始できます。
easyMarketsで新たな取引体験をはじめよう
easyMarkets(イージーマーケット)とTradingView(トレーディングビュー)が手を組んだことは、トレーダーにとって大きなメリットです。多くのトレーダーがTradingViewのストラテジーをMT4やMT5のEA(自動売買)で試したいと考えていたものの、MQL言語の難しさに直面し、実現できなかったことでしょう。
しかし、MQL言語よりもシンプルで簡単なTradingViewのPineスクリプトを用いれば、ベースとなるストラテジーを見付けてカスタマイズすることや、自身の取引手法をストラテジー化することが可能になります。
一方、TradingViewでのレバレッジは最大200倍に制限されてしまうため、ハイレバレッジを駆使するトレーダーよりも、堅実な運用を目指すトレーダーに向いているサービスと言えるでしょう。
それでも、TradingViewを日常的に使用しているユーザーにとっては、一つの画面で分析から売買まで一気に行えることは非常に魅力的です。
この記事を参考に、easyMarketsのTradingView連携を活用してみてはいかがでしょうか。きっと、より充実した取引体験が待っているはずです。