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円安で日銀の為替介入に警戒が強まる

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UPDATE2023.09.21
円安で日銀の為替介入に警戒が強まる
プレスリリース

2023年8月の重要イベントと人気銘柄のボラティリティにみる市場動向

当社(FXplus)は、2023年8月1日〜2023年8月31日の期間を対象とした、「重要イベント」と「主要銘柄のボラティリティ」にみる市場動向をまとめたデータを公開しました。

2023年8月は、全体的にボラティリティが低下している中、日米の金利差拡大の影響が要因となり再び円安が進んでいます。

人気通貨ペアのボラティリティ動向と取引量

人気通貨ペアであるドル円(USD / JPY)、ユーロドル(EUR / USD)、ユーロ円(EUR / JPY)、ポンド円(GBP / JPY)を対象にした今回の調査結果では、各通貨ペアのボラティリティが全体的に低下していることが確認できました。また、クロス円の通貨ペアはドル円が昨年11月の大幅な下落前の水準に接近しているため、為替介入を警戒する投資家の慎重な姿勢が見受けられます。取引量に関しても7月と比べて減少しているため、今後相場が一定の方向性を持った際に、取引量とボラティリティがどのように拡大するかが注目です。

ドル円のボラティリティは前月比で大きく縮小

ドル円(USD / JPY)のボラティリティ推移(対象月:2023年7月・8月)

ドル円(USD / JPY)のボラティリティ推移(対象月:2023年7月・8月)

上記は、7月・8月のドル円(USD / JPY)のボラティリティ推移を比較したグラフです。8月のドル円は、7月と比べてボラティリティが全体的に低下していることがわかります。1日当たりの平均ボラティリティは、7月の152.7pipsに対して8月は110.4pipsと、約40pips程度の減少となりました。8月の一日当たりの最大ボラティリティは、ISM非製造業PMIの発表があった3日に記録した182.5pipsです。この日は、日足が陰線を形成し一時的な下落が見られたものの、買いの動きも強かったため、結果的にボラティリティの拡大につながりました。また、ドル円の全体的な動きを見ると、中長期的には明確なドル高トレンドが継続しているものの、ボラティリティ自体は比較的低迷しています。これは、日銀による為替介入の懸念が市場参加者にあり、その心理がボラティリティに反映されているからだと考えられます。

ユーロドルはボラティリティと取引量が共に推移

ユーロドル(EUR / USD)のボラティリティと取引量の推移(対象月:2023年7月・8月)

ユーロドル(EUR / USD)のボラティリティと取引量の推移(対象月:2023年7月・8月)

上記は、7月・8月を対象としたユーロドル(EUR / USD)の取引量とボラティリティの推移です。8月のユーロドルは、取引量とボラティリティの推移がほぼ一致していることが確認できます。8月の1日当たりの最大ボラティリティは29日に記録した109.7pipsで、この日はJOLTS求人労働異動調査とアメリカ・コンファレンスボード消費者信頼感指標が発表されました。また、前日には欧州中銀の総裁がスピーチを行っており、複数のファンダメンタルズ要因が市場参加者の注目を集め、取引量の増加とボラティリティの上昇につながったと考えられます。

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EDITOR制作/編集 FXplus編集部

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