海外FX口座開設&キャッシュバック FXplus

Anniversasry 10万口座達成

メールのお問い合わせ

10:00~24:00 (平日/祝日) 16:00~24:00 (土曜/日曜)

(24時間受付:年中無休)

海外FX口座開設&キャッシュバック FXplus

欧州中央銀行(ECB)利上げ継続よる影響

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • rss
UPDATE2023.07.26
欧州中央銀行(ECB)利上げ継続よる影響
プレスリリース

2023年6月の重要イベントと人気銘柄のボラティリティにみる市場動向

当社(FXplus)は、2023年6月1日〜2023年6月30日の期間を対象とした、「重要イベント」と「主要銘柄のボラティリティ」にみる市場動向をまとめたデータを公開しました。

2023年6月は、15日に欧州中央銀行(ECB)が利上げの継続を発表したことで、クロス円通貨ペアで若干ボラティリティの増加がみられましたが、飛躍的な展開とはなりませんでした。

人気通貨ペアのボラティリティ動向と取引量

人気通貨ペアであるドル円(USD / JPY)、ユーロドル(EUR / USD)、ユーロ円(EUR / JPY)、ポンド円(GBP / JPY)を対象にした今回の調査結果では、クロス円通貨ペアのうちドル円とユーロ円は5月と比べてボラティリティの縮小が確認できました。一方、ユーロドルとポンド円は6月15日16日の欧州中央銀行と日銀の動向を共通のファンダメンタルズ材料として、ボラティリティが拡大しています。

ユーロドルは欧州中央銀行発表でボラティリティが拡大

ユーロドル(EUR / USD)のボラティリティ推移(対象月:2023年5月・6月)

ユーロドル(EUR / USD)のボラティリティ推移(対象月:2023年5月・6月)

上記のグラフは、5月・6月のユーロドル(EUR / USD)のボラティリティ推移を比較したものです。1日当たりの平均ボラティリティは、5月の68.2 pipsに対して6月は74.0pipsと若干のボラティリティ増加が確認されました。1日当たりの最大ボラティリティを記録したのは欧州中央銀行の発表があった15日の148.8pipsで、ボラティリティの急拡大がグラフからも確認できます。ユーロドルは、クロス円通貨ペアと比較して為替介入への直接的な警戒心が少ないため比較的動きやすく、ファンダメンタルズ要因によってもボラティリティが拡大しやすいという印象を受けます。

ポンド円は他のクロス円通貨ペアと異なる動き

ポンド円(GBP / JPY)のボラティリティ推移(対象月:2023年5月・6月)

ポンド円(GBP / JPY)のボラティリティ推移(対象月:2023年5月・6月)

5月・6月のポンド円(GBP / JPY)のボラティリティ推移を示す上記グラフから、6月のポンド円は先月と比べてボラティリティに恵まれていたことが確認できました。他のクロス円通貨ペアのボラティリティが縮小していた中で、ポンド円は相対的に大きなボラティリティを記録しています。1日当たりの平均ボラティリティは、5月と比べて約10pips程度の増加でしたが、最大ボラティリティは5月の196.1 pipsに対して6月は321.4 pipsと大幅に増加しました。最大ボラティリティを記録したのは6月16日で、この日発表された欧州中央銀行と日銀の金利決定が主なファンダメンタルズ要因になったと考えられます。

ポンド円(GBP / JPY)のボラティリティと取引量の推移(対象月:2023年5月・6月)

ポンド円(GBP / JPY)のボラティリティと取引量の推移(対象月:2023年5月・6月)

上記のグラフは、5月・6月のポンド円(GBP / JPY)の取引量とボラティリティの推移を示しています。通常、ボラティリティの増加に伴い取引量も増加する傾向がありますが、6月のポンド円はボラティリティと取引量の相関関係・逆相関関係が見られませんでした。ボラティリティが中旬に最大値を達成したのに対して、取引量は寄り付きから引けにかけて徐々に増加していく形となっています。

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • rss

EDITOR制作/編集 FXplus編集部

DATE作成日: