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日銀の金融緩和修正により、円相場が上昇

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UPDATE2023.02.13
日銀の金融緩和修正により、円相場が上昇
プレスリリース

2022年12月の重要イベントと人気銘柄のボラティリティにみる市場動向

当社(FXplus)は、2022年12月1日〜2022年12月31日の期間を対象とした、「重要イベント」と「主要銘柄のボラティリティ」にみる市場動向をまとめたデータを公開しました。

2022年12月は、20日に発表された日銀による金融緩和政策の修正を起点に、円関連の通貨ペアが大きく円高方向に動きました。

人気通貨ペアのボラティリティ動向と取引量

人気通貨ペア ドル円(USD/JPY)、ユーロドル(EUR/USD)、ユーロ円(EUR/JPY)、ポンド円(GBP/JPY)を対象にした今回の調査結果では、20日に発表された日銀による金融緩和修正が要因となり、円絡みの通貨ペアが大きく動いたことが確認できました。長期金利の引き上げを事実上の金融引き締めと市場参加者は捉え、相場は円高方向に大きく動いています。一方で、11月の外国為替市場で大きな動きを見せた米ドル関連の通貨ペアは、ボラティリティおよび取引量の変化が乏しい1か月間となりました。

金融緩和修正を受けて円絡みの通貨ペアのボラティリティが大きく上昇

ドル円(USD/JPY)のボラティリティ推移(対象月:2022年11月・12月)

ドル円(USD/JPY)のボラティリティ推移(対象月:2022年11月・12月)

11月・12月のドル円(USD/JPY)のボラティリティ推移から、12月のボラティリティは20日に急激な拡大を見せたことを確認できます。同日は、日銀が長期金利の許容上限を0.25%から0.5%に引き上げる金融緩和策の修正を発表したことで、ボラティリティの増加とともに円高ドル安が進みました。一方1日当たりの平均ボラティリティで見ると、11月の約210pipsに対して12月が約232pipsと、僅かに増加した程度にとどまっています。

ユーロ円(EUR/JPY)のボラティリティ推移(対象月:2022年11月・12月)

ユーロ円(EUR/JPY)のボラティリティ推移(対象月:2022年11月・12月)

ユーロ円(EUR/JPY)が最大ボラティリティを記録したのはドル円と同じく20日で、11月の最大ボラティリティと比べて2倍近く増加しました。なお、1日当たりの平均ボラティリティはドル円同様に11月と比べてあまり変化がありませんでした。

ポンド円(GBP/JPY)のボラティリティ推移(対象月:2022年11月・12月)

ポンド円(GBP/JPY)のボラティリティ推移(対象月:2022年11月・12月)

ポンド円(GBP/JPY)も、他のクロス円通貨ペアと同様に20日に急激にボラティリティ拡大を見せる形となりました。ただし、1日当たりの平均ボラティリティは、11月の約191pipsに対して12月は約261pipsと、他のクロス円通貨ペアよりも拡大しています。

ユーロドルのボラティリティは顕著に低迷

ユーロドル(EUR/USD)のボラティリティ推移(対象月:2022年11月・12月)

ユーロドル(EUR/USD)のボラティリティ推移(対象月:2022年11月・12月)

11月のユーロドル(EUR/USD)は米国CPI発表後にボラティリティが大きく拡大していましたが、12月は平均値・最大値ともにボラティリティの低迷が顕著です。1日当たりの平均ボラティリティは、11月が約128pipsだったのに対して、12月は74pipsと50pips以上もボラティリティが低下しています。また、12月の最大ボラティリティは145.6pipsで、11月の最大ボラティリティ286.3pipsと比べて半分近くに縮小しました。12月の最大ボラティリティを記録した13日は、独欧州経済センター(ZEW)景況感指数が発表され、ウクライナ侵攻が始まって以降最も高い数値を記録した日付です。ボラティリティへの影響は限定的であったものの、ユーロ圏のインフレ改善への期待の高まりが、ユーロドルの相場に表れたと考察できます。

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EDITOR制作/編集 FXplus編集部

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