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海外FXのゼロカットって何ですか?

UPDATE2019.12.19

ゼロカットとは、相場の急変などで口座残高以上の損失が発生した場合に、損失額をブローカーが負担する制度です。国内FXの場合、口座残高以上の損失が発生すると、追証として損失額を支払う必要があるため、ゼロカットは海外FXのメリットの一つです。


ゼロカットシステムとは

ほとんどの海外FXブローカーには追加証拠金制度がなく、ゼロカットシステムと呼ばれる制度が設けられています。国内FXにはない制度ですから、「ゼロカットシステム......?全く知らないし、何だか不安になる」など、見慣れない用語のため心配になる方も多いかと思います。

ゼロカットシステムとは、相場の急変などが起きた際、強制ロスカットが間に合わず、口座残高を超える損失が発生してしまった場合に、FX業者がマイナス分を負担してくれる制度です。

海外FX業者には、このロスカットシステムを採用しているブローカーが多く、海外FXの大きな特徴と言えます。では、このゼロカットシステムのメリットを、以下に分かりやすく解説します。

ゼロカットシステムのメリット

ゼロカットシステムの主なメリットは、強制的に追加資金の投入をさせられることがない点です。

  • 証拠金10万円
  • 損失11万円
  • 証拠金を超える損失1万円は、FX業者が負担

国内FXの場合は、証拠金を超える損失が出てしまった場合は、その損失分を後日支払わなければなりません。すぐに支払える資金がない場合は、借金をする必要がある可能性もありますが、ゼロカットシステムのようにマイナス分の負担が不要であれば、借金リスクを負いません。

そのためゼロカットシステムを採用している海外FXでは、借金リスクを気にせずハイレバレッジの取引を始めることが可能です。


国内FXの追加証拠金制度との違い

トレーダーにとってはありがたいゼロカットシステムですが、国内のFX業者は導入しておらず、代わりに追加証拠金制度を採用しています。

追加証拠金制度はゼロカットシステムと違い、証拠金を超える損失についてはトレーダー側で負担しなければいけません。また、損失分を補填しない限り、その後の取引はできない仕様です。

さらに損失分の資金を投入しない期間が長引くと、FX業者側が資産差し押さえなどの手段に出ることも可能です。

そのため資金不足の場合は、借金をしてでも追加証拠金を支払わなければいけません。2015年にスイスフランが暴落したスイスフランショックの際には、実際に多額の追証を請求された人が出ていて、「FXは危険」と言われる理由の一つになっています。

一方で、海外FX業者を利用していた人は、スイスフランショックの際に追証を請求されることはなく、このゼロカットシステムによって保護されました。今はほとんどの海外業者がゼロカットシステムを採用していますが、一部の業者は採用していないため、口座を開設する前に、ゼロカットの有無を確認するようにしましょう。


ゼロカット有りでも資金管理は大切に

ここまで、海外FXが導入している「ゼロカットシステム」について簡単に述べてきました。

日本のFX業者が導入している追証制度と違い、借金リスクを負う必要がない点で優れたシステムです。

ただ、ゼロカットシステムがあることで資金管理が甘くなってしまうおそれもありますので、トレーダー自身でもきちんと資金管理を行う意識を持っておくことをお勧めします。

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