口座タイプ

Vantageの口座タイプをトレードスタイルと目的別に紹介
Vantage(ヴァンテージ)では、セント口座・スタンダード口座・RAW ECN口座・PRO ECN口座の4種類の口座タイプがあります。それぞれ注文方式やスプレッド、取引手数料などに違いがあります。
ここからは、Vantageの各口座タイプの簡潔な解説と、どのようなトレードスタイルにおすすめなのかをご紹介していきます。
少額からお試し取引ができる「セント口座」
Vantage(ヴァンテージ)のセント口座は、取引単位が他の口座タイプの1/100に設定されている口座タイプです。
他の口座タイプは、1ロットあたり10万通貨に設定されていますが、セント口座では1ロットわずか1,000通貨という、非常に少額から取引できます。
リスクを極限まで抑えながらトレードすることができるため、 デモトレードからリアルトレードへの移行などに最適です。
その他、新しい手法を試したい場合や、EAの検証などでも活用できます。
初心者でも扱いやすい「スタンダード口座」
これからFXを始めたい海外FXトレード初心者向けにおすすめしたいのが、スタンダード口座です。
最低入金額は50ドルからと比較的ハードルが低く、ボーナスを加味すれば少額資金からでも十分に取引が始められます。
なお、スタンダード口座は、RAW ECN口座などに比べてスプレッドが広く、取引コストが比較的高くなります。
ですので、1回1回の取引コストの影響を受けにくいスイングトレードのような保有期間が比較的長いトレードスタイルに向いています。
スイングトレードはポジションを数日から数週間保有して売買するトレードスタイルです。スイングトレードでは、1回の取引で100pips以上の利益が出ることも少なくありません。トレードで狙う値幅が大きいため、スプレッドの影響を受けにくいという特徴があります。
スキャルピング・デイトレーダー向けの「RAW ECN口座」
Vantage(ヴァンテージ)のRAW ECN口座は、取引コストが低く約定力が高い口座タイプです。
取引手数料は片道1ロット3ドルからと安く、スプレッドもタイトなため、海外FXの中でも屈指の低取引コストを実現しています。
取引ごとのコストが小さくなるため、頻繁に取引を行う、スキャルピング・デイトレードといったトレードスタイルに向いています。
また、発注方式にはECN方式を採用しており、取引の透明性が高いことも利点です。
大口トレーダー向けの「PRO ECN口座」
Vantage(ヴァンテージ)のPRO ECN口座は、優れた取引条件を提供しているものの、最低入金額が10,000ドル(約140万円)からとなっており気軽に手を出せるものではありません。
そのため、大きな額を入金して大口トレードを行う、機関投資家やプロトレーダーに向いた口座タイプと言えるでしょう。
入金のハードルが非常に高い分、PRO ECN口座の手数料は他社と比べてかなり低く、取引コストが高い評価を受けるTitan FX(タイタン FX)のブレード口座や、Exness(エクスネス)のロースプレッド口座の取引コストより優位性があります。
各口座タイプのスペック比較一覧
Vantage(ヴァンテージ)の4種類の口座タイプの詳細は以下の通りです。
口座タイプ別一覧
取引口座の種類 | セント | スタンダード | RAW ECN | PRO ECN |
取引ツール | MetaTrader4 / MetaTrader5 / ProTrader | |||
発注方式 | STP方式 / ECN方式 |
STP方式 | ECN方式 | |
スプレッド方式 | 変動方式 | |||
取引口座の通貨 | 米ドル | 日本円・米ドル・豪ドル・英ポンド・ユーロ・シンガポールドル・カナダドル・ニュージーランドドル・香港ドル | ||
最大レバレッジ | 500倍 | |||
1ロットの通貨量 | 1,000通貨 | 10万通貨 | ||
初回最低入金額 | $50(USD) 相当額 |
$500(USD) 相当額 |
$10,000(USD) 相当額 |
|
最小注文数 | 0.01ロット | |||
最大ロット数/ 合計最大注文数 |
200ロット / 最大注文数制限なし | |||
商品(銘柄) |
商品合計:1030
FX / 通貨ペア:50 CFD / 貴金属:6 CFD / エネルギー:7 CFD / 商品:15 CFD / 仮想通貨:43 CFD / 株価指数:25 CFD / 株式:884 |
|||
取引可能時間 (日本時間) |
【夏時間】:(月曜)午前 6:01 ~ (土曜)午前 5:58 【冬時間】:(月曜)午前 7:01 ~ (土曜)午前 6:58 |
|||
取引手数料 | なし | 片道3USD | 片道1.5USD | |
口座維持手数料 | なし | |||
複数口座の保有 | 可能 | |||
法人口座の開設 | 可能 | |||
GMT時差 | 【MT4 / MT5】夏時間:+2時間、冬時間:+3時間 |
セント / スタンダード / RAW ECN / PRO ECN | |
取引ツール | |
MetaTrader4 / MetaTrader5 / ProTrader | |
発注方式 | |
セント | STP方式 / ECN方式 |
スタンダード | STP方式 |
RAW ECN / PRO ECN |
ECN方式 |
スプレッド方式 | |
変動方式 | |
取引口座の通貨 | |
セント | 米ドル |
スタンダード/ RAW ECN/ PRO ECN |
日本円・米ドル・豪ドル・英ポンド・ユーロ・シンガポールドル・カナダドル・ニュージーランドドル・香港ドル |
最大レバレッジ | |
500倍 | |
1ロットの通貨量 | |
セント | 1,000通貨 |
スタンダード/ RAW ECN/ PRO ECN |
10万通貨 |
初回最低入金額 | |
セント / スタンダード |
$50(USD)相当額 |
RAW ECN | $500(USD)相当額 |
PRO ECN | $10,000(USD)相当額 |
最小注文数 | |
0.01ロット | |
最大ロット数/合計最大注文数 | |
200ロット / 最大注文数制限なし | |
商品(銘柄) | |
商品合計:1030 FX / 通貨ペア:50 CFD / 貴金属:6 CFD / エネルギー:7 CFD / 商品:15 CFD / 仮想通貨:43 CFD / 株価指数:25 CFD / 株式:884 |
|
取引可能時間(日本時間) | |
【夏時間】
【冬時間】
|
|
取引手数料 | |
セント / スタンダード |
なし |
RAW ECN | 片道3USD |
PRO ECN | 片道1.5USD |
口座維持手数料 | |
なし | |
複数口座の保有 | |
可能 | |
法人口座の開設 | |
可能 | |
GMT時差 | |
【MT4 / MT5】 夏時間:+2時間、冬時間:+3時間 |
また、Vantageは全ての口座タイプに共通する取引条件が多いブローカーです。
すべての口座タイプに共通する条件
- 1,000種類以上の豊富な銘柄を取引できる
- 最大レバレッジ1,000倍
- 取引プラットフォーム
- 資産の安全性・信頼性が高い
- ゴールドをスワップフリーで取引可能
- 1度の取引で最大200ロットを保有できる
- FX通貨ペアのストップレベルゼロ
1,000種類以上の豊富な銘柄を取引できる
Vantage(ヴァンテージ)は、米国株を中心に1,000種類以上の銘柄を全口座タイプで取引できます。取引銘柄の豊富さが売りの他ブローカーとの銘柄数を比較してみます。
取引銘柄数の多いブローカーの銘柄数
実用的な取引条件を提供している海外FXブローカーの中でもトップクラスの銘柄数であることがわかります。
個別株式銘柄が豊富で、ニューヨーク証券取引所やロンドン証券取引所、ドイツ取引所、オーストラリア証券取引所などに上場している個別株式を取引でき、選択肢が豊富です。
豪華な口座開設ボーナスと入金ボーナス
Vantage(ヴァンテージ)では、全口座タイプ共通で「口座開設ボーナス」「入金ボーナス」の2種類のボーナスを提供しています。
ボーナスの具体的な内容は以下の通りです。
Vantageのボーナスキャンペーン
ボーナス名 | 詳細 |
口座開設ボーナス(※1) | 日本居住者が新規で口座を開設した場合、100USD(10,000円)のボーナスが付与されます。 |
入金ボーナス(※2) | 初回入金時:10万円まで50%のボーナス、10万円を超えた額に20%のボーナス 通常入金時:2回目以降の入金時に入金額の20%のボーナス |
口座開設ボーナス |
日本居住者が新規で口座を開設した場合、100USD(10,000円)のボーナスが付与されます。 |
入金ボーナス(※) |
初回入金時:10万円まで50%のボーナス、10万円を超えた額に20%のボーナス 通常入金時:2回目以降の入金時に入金額の20%のボーナス |
- 入金無しの状態で口座開設ボーナスで発生したボーナスは最大200ドル(20,000円)まで出金可能です。
- ボーナスが貰えるのは合計入金額100万円相当額まで。
口座開設ボーナスでは、本人確認を含めた口座開設をするだけで、入金することなくボーナスが貰えます。
入金ボーナスは、初回だけでなく、2回目以降の入金でも合計入金額が100万円に到達するまで20%の額がもらえる継続的なボーナスです。
入金ボーナスは申請が必要
入金ボーナスを受け取るためには、ボーナスキャンペーンの参加申請が必要です。ボーナスを受け取りたい場合は必ず、クライアントポータルのプロモーションから「50%ボーナスに参加する」をチェックしてから入金を行いましょう。
最大レバレッジ1,000倍
Vantage(ヴァンテージ)では、最大1,000倍のレバレッジを利用することが可能です。また、通常は口座残高が増えた場合、レバレッジ制限がかかりますが、Vantageはそういったレバレッジ制限が緩いこともメリットといえます。
200万以上などの高額の口座残高になった場合、レバレッジが100倍や200倍になることが多いですが、Vantageでは500倍のレバレッジで取引を続けることが可能です。
ただし、Vantageの初期のレバレッジは500倍に設定されており、最大レバレッジの1,000倍を利用するには申請する必要があります。また、1,000倍レバレッジには以下のルールが存在します。
1,000倍レバレッジのルール
- 変更する口座内のポジションがない状態でのみ、変更の申請が可能です。
- 1,000倍のレバレッジ変更後は入金ボーナスが適応されない。
ポジションが無いことを確認の上、変更の申請をする必要があります。また、Vantageの「入金ボーナス」適用前に1,000倍レバレッジに変更してしまうと、ボーナスが利用できなくなることには注意しましょう。
取引プラットフォーム
Vantage(ヴァンテージ)の取引プラットフォームは全口座タイプ共通です。
PCでは、FX取引の金字塔的ツールである「MetaTrader4(MT4)」とその後継版の「MetaTrader5(MT5)」、Vantageの独自ツールである「ProTrader」を利用可能です。また、モバイルではVantageの独自アプリ「Vantage App」も用意されています。
独自ツールであるProTraderは、カスタマイズ性の高い「Trading View」を内蔵したウェブトレーダーです。多様なインジケーター、オブジェクトを設定することができ、ブラウザ上でも詳細な分析ができます。
ゴールドと仮想通貨をスワップフリーで取引可能
Vantage(ヴァンテージ)では、全口座タイプでゴールドと仮想通貨ペアのスワップポイントを0にする「スワップフリー」を提供しています。
ポジションを翌日に持ち越した際、スワップによるコストが発生しませんので、ゴールドや仮想通貨を長期保有できるのがメリットです。
1度の取引で最大200ロットを保有できる
Vantage(ヴァンテージ)全ての口座タイプにおいて、一度の取引で最大200ロットの注文を発注することが可能です。
一日の取引量に対して、ロット数の制限は設けられておらず、高頻度に大量の発注を行うトレーダーにとって、制限の緩い取引環境を提供しています。
また、合計注文数にも制限が無いため、ポジションを無制限に持つことができます。
FX通貨ペアのストップレベル0
Vantage(ヴァンテージ)では、FX通貨ペアのストップレベルをゼロに設定しています。ストップレベルとは、指値・逆指値注文などを行う際、最低限離さなければいけないレートのことです。
ストップレベルがある場合、予約注文に制限がかかるため、ブローカー側がどれだけ狭いスプレッドや安い手数料を提供したとしても、特に短期的なトレードがしにくくなります。
VantageはFX通貨ペアのストップレベルがゼロなので、スキャルピングや、デイトレードのような、小さな取引を繰り返して利益を積み重ねていくトレードでも予約注文を駆使することで利益が狙いやすくなります。
しかし、原油やゴールドなどのボラティリティの激しい銘柄にはストップレベルが設定されています。OILには5pips、ゴールドには2pipsのストップレベルが設定されているため、予めご注意ください。
Vantageの口座タイプの特徴をメリットとデメリットで紹介
Vantage(ヴァンテージ)で利用可能な各口座タイプの特徴から、具体的なメリット・デメリットをご紹介します。それぞれの条件の違いによって、実際の取引環境にどういった影響があるのかを確認してみましょう。
セント口座の特徴
セント口座の特徴は以下の通りです。
セント口座の特徴
- 1ロット1,000通貨で練習に最適
- ECN方式とSTP方式を選択できる
- ベース通貨はUSD建てのみ
セント口座は最低取引単位が他の口座タイプの1 / 100に設定されており、非常に少額から取引できる口座タイプです。
1ロットあたり1,000通貨と非常に少額から取引可能
セント口座は、1ロット=1,000通貨が設定されています。海外FX業者では一般的に1ロット10万通貨のため、セント口座はその1 / 100の非常に少額から取引できます。
相場の変動の影響をほとんど受けないため、お試しで取引したい方や、デモトレードからリアルトレードにリスクを抑えながら移行したい場合に利用できます。
具体的に、USDJPY(ドル円)を0.1ロット保有した場合の、相場変動に対する損益を見てみましょう。
セント口座とスタンダード口座の値動きに対する損益
値動き | セント口座 (0.1セントロット) |
スタンダード口座 (0.1ロット) |
±1pips | ±1円 | ±100円 |
±10pips | ±10円 | ±1,000円 |
±100pips | ±100円 | ±10,000円 |
セント(0.1セントロット) | |
±1pips | ±1円 |
±10pips | ±10円 |
±100pips | ±100円 |
スタンダード(0.1ロット) | |
±1pips | ±100円 |
±10pips | ±1,000円 |
±100pips | ±10,000円 |
100pips(1円)の大幅な値動きが起こっても、セント口座0.1ロットの場合、100円しか損益が発生せず、値動きがかなり限定されることが分かります。最小の0.01セントロットから始めれば値動きをさらに1 / 10にすることが可能です。
ECN方式とSTP方式を選択できる
Vantage(ヴァンテージ)のセント口座では、取引条件の異なるSTP方式とECN方式を選択可能です。
発注方式によって取引条件は異なり、STP方式はスタンダード口座と同等、ECN方式はRAW ECN口座と同等の取引条件です。
他の海外FXブローカーでもセント口座のように取引単位が小さい口座タイプは存在しますが、多くの場合STP方式に限られます。
Vantageのセント口座はどちらも選択できるため、その後のSTP方式のスタンダード口座、ECN方式のRAW ECN口座・PRO ECN口座の移行を見据えた利用が可能です。
口座のベース通貨はUSD建てのみ
セント口座のベース通貨は米ドル(USD)のみで、日本円(JPY)を選択することはできません。
ベース通貨は、口座残高として保有する通貨のことです。ベース通貨が日本円であれば日本円の残高、米ドルであれば米ドルを残高にして取引します。
USD建ての場合、入金時と出金時に為替レートの変動で、損失が発生する可能性があることには注意が必要です。なお、入金は日本円で行うことも可能ですが、換金レートに応じてUSD建てに変換されます。
スタンダード口座の特徴
スタンダード口座の特徴は以下の通りです。
スタンダード口座の特徴
- 最低入金額50ドル・手数料無料
- スプレッドが広めに設定されている
スタンダード口座は、少額から入金が可能な点や、各種ボーナスが利用できることから、Vantageでもっとも利用者の多いオーソドックスな口座タイプです。
最低入金額50ドル・手数料無料
スタンダード口座の最低入金額は、セント口座と同じ50ドルで、Vantage(ヴァンテージ)の口座タイプの中で最安です。入金手数料の低さもあり、初心者に向いた口座タイプといえるでしょう。
また、スタンダード口座は全銘柄の取引手数料が無料に設定されています。外付けの手数料がかからず、スプレッドだけが手数料となりますので、コスト計算しやすいこともメリットといえるでしょう。
もちろんスタンダード口座はボーナスを受け取ることができますので、少額の入金からでも、ボーナスを活用すればしっかりと取引することができます。
スプレッドが広めに設定されている
一方で、スタンダード口座のスプレッドは、RAW ECN口座やPRO ECN口座と比較して広めに設定されています。
具体的には、1pipsほどスプレッドが広くなり、取引手数料を含めても他の口座タイプより取引コストが高くなります。
取引の回数が増えるほどこの手数料による影響が大きくなるため、スイングトレードのように、取引回数を抑えて保有期間を長くするトレードスタイルがおすすめです
RAW ECN口座の特徴
RAW ECN口座の特徴は以下の通りです。
RAW ECN口座の特徴
- 短期売買に有利な取引コスト
- 最低入金額が500ドルからと高め
RAW ECN口座はNDD / ECN方式を採用している、ロースプレッド型の口座タイプです。取引コスト削減を目指したい中上級者トレーダー向けの口座タイプとなっています。
短期売買に有利な低取引コスト
Vantage(ヴァンテージ)のRAW ECN口座は、取引手数料が低く、極狭スプレッドという、短期取引に有利な低取引コストを設定しています。
取引手数料が安いことで有名な他の海外FXブローカーの低スプレッド口座と比較してみても、総合的なコストで引けを取りません。他社との取引コスト比較は以下の通りです。
他社低スプレッド口座との取引コスト(スプレッド+取引手数料)比較
Titan FX(タイタン FX)やExness(エクスネス)といった、取引環境に優れることから中上級者に人気のブローカーと同等の設定です。
また、取引条件が優れる口座タイプはボーナスの対象外となることが多いですが、Vantageではボーナスを受け取ることが可能なため、総合的に見ればさらに優れています。
ただし、優れた取引条件を提供するために銘柄などを制限しているThreeTrader(スリートレーダー)は、Vantageよりも低い取引コストを提供しています。
ボーナス型のブローカーと取引環境型のブローカー
海外FXブローカーは大きく分けて「ボーナス型」「取引環境型」の2つに分けることができます。ボーナス型は、ボーナスを提供する代わりにスプレッドや取引手数料などが割高に設定されているブローカーです。一方取引環境型のブローカーは、狭いスプレッドや低い取引手数料を用意する代わりに、ボーナスを提供しないブローカーです。Vantageは両方を兼ね備える珍しいブローカーです。
最低入金額は500ドルからと高め
RAW ECN口座の最低入金額は500ドルからとなっており、初心者やVantage取引を試してみたい方にとっては気軽には入金できない金額です。
また、他社のECN口座タイプと比較しても、比較的高めの最低入金額設定です。
主要各社別ECN口座入金額比較
どのブローカーもECN方式の口座タイプは最低入金額を高く設定する傾向がありますが、Vantageは平均より高めであることがわかります。
初回からしっかりとした入金が必要なVantageのRAW ECN口座は、既にある程度利益が計算できる、中上級者トレーダー向けの口座タイプだといえるでしょう。
PRO ECN口座の特徴
PRO ECN口座の特徴は以下の通りです。
PRO ECN口座の特徴
- 1ロット片道の取引手数料は1.5ドルと格安
- 最低入金額はが10,000ドルからと超高額
- 業界トップクラスの極狭スプレッド
PRO ECN口座はNDD / ECN方式を採用する、RAW ECN口座よりもさらに取引手数料が低くなった口座タイプです。ただし、最低入金額が10,000ドル(約140万円)からとRAW ECN口座に比べて非常に高く設定されています。
1ロット片道の取引手数料は1.5ドルと格安
PRO ECN口座の取引手数料は1ロット片道1.5ドルからと海外FX業者の中でも最安クラスです。一般的な取引手数料である3~5ドルの半額程度であり、スプレッドも狭さも相まって驚異的な低取引コストを実現しています。
取引コストが特に低いとされているブローカーと取引コストの比較は以下の通りです。
他社低スプレッド口座との取引コスト(スプレッド+取引手数料)比較
RAW ECN口座よりもさらにコストが低くなり、Titan FX(タイタン FX)やExness(エクスネス)に対して優位性があることが分かります。ただし、こちらも全体としてThreeTrader(スリートレーダー)のRawゼロ口座のほうが低取引コストです。
RAW ECN口座も十分に取引コストが低く、短期売買に向いていましたが、RAW PRO口座で同じ取引を行った場合、より大きな利益を上げられることでしょう。高頻度取引を行うスキャルピングEAの成績向上も期待できます。
最低入金額はが10,000ドルからと超高額
一方で、Vantage(ヴァンテージ)のPRO ECN口座の最低入金額は、業界でも最高値に近い10,000ドル(約140万円)です。他ブローカーの低スプレッド口座の各条件と比較してみましょう。
各社低スプレッド口座の条件比較
取引手数料は破格ですが、最低入金額が非常に高額なため、上級者でも簡単に手を出せる口座タイプではありません。機関投資家やプロトレーダー向けの口座タイプと言えるでしょう。
まとめ
Vantage(ヴァンテージ)の各口座タイプの特徴やメリット・デメリットについて解説してきました。簡潔にまとめると以下の通りです。
・セント口座
向いている人 | : | お試しで取引したい方、手法やEA検証したい方 |
特徴 | : | 最小取引単位が小さく、リスクを極限まで抑えて取引可能 |
注意点 | : | USD建てのみ利用可能 |
・スタンダード口座
向いている人 | : | 初心者やスイングトレーダー |
特徴 | : | 最低入金額が低く、手数料無料で取引できる |
注意点 | : | スプレッドが広めに設定されている |
・RAW ECN口座
向いている人 | : | スキャルピングやデイトレード中心に取引する方 |
特徴 | : | 極狭スプレッド、高い約定力に加えて、ボーナスも受け取れる |
注意点 | : | 取引手数料がある、初回入金額が比較的高い |
・PRO ECN口座
向いている人 | : | 大口取引を行うトレーダー |
特徴 | : | 他社と比較して圧倒的な低取引コスト、ボーナスあり |
注意点 | : | 最低入金額が非常に高額 |
ほとんどのユーザーの場合、初心者向けのスタンダード口座、中上級者向けのRAW ECN口座のどちらかを活用することになるでしょう。
お試しで取引したい方や各種検証を行いたい方はセント口座、大口トレーダーの方は取引条件が非常に優れるPRO ECN口座が選択肢として加わります。
また、Vantageでは複数口座を開設することができるので、通常のFX/CFD取引ならスタンダード口座、スキャルピングならRAW ECN口座というように、銘柄や取引スタイルに応じて使い分けがおすすめです。
そうすることで、最適な口座タイプでトレードを快適に行うことができます。業界最高水準のトレード環境で、新たなチャンスをVantageで狙ってみてはいかがでしょうか。
Vantage - よくある質問(FAQ)
Vantageに関する、よくある質問をまとめました。
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Vantage(ヴァンテージ)では、口座タイプによって取引手数料が異なります。スタンダードSTP口座は取引手数料が無料で、RAW ECN口座は1ロットあたり片道3ドル相当、PRO ECN口座は1ロットあたり片道2ドル相当の手数料が発生します。
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Vantage(ヴァンテージ)に無料VPSサービスはありませんが、VPS使用料が最大50ドルまで返金されるサービスを提供しています。口座残高が1,000ドル(相当額)以上あり、月次で往復10ロット以上FX通貨ペアを取引することが条件となります。
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Vantage(ヴァンテージ)のスタンダードSTP口座は、標準的なスプレッドで取引手数料は無料です。対してRAW ECN口座は取引手数料が片道3ドル相当かかりますがスプレッドは極めて狭いため、トレードにかかるトータルコストを抑えることができます。
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Vantage(ヴァンテージ)のデモ口座を開設するには、公式サイトのデモ口座開設ページにて、申込みフォームへ情報を入力してください。申請後、即時デモ口座のアカウント情報が発行され、ご登録メールアドレス宛にも送付されます。
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はい、Vantage(ヴァンテージ)ではレバレッジの変更は可能です。レバレッジの変更手続きは、Vantageのクライアントポータルへログインし、アカウントのレバレッジ記載箇所右側の逆三角ボタンより行って頂けます。