翌日物金利スワップ
2018.07.31
翌日物金利スワップ(OIS:Overnight Index Swap)は、翌日物の金利スワップのことを指します。
これは一定期間の無担保コール翌日物の加重平均金利と固定金利を交換する取引を指す言葉で、日本では1997年代からスタートしましたが、1992年2月のゼロ金利政策導入以来変動性が乏しく、大きな市場の拡大は見られませんでした。
しかし量的緩和政策の解除に伴い、日本銀行の金融政策スタンスに対する市場の見方を観察するのに適した指標として注目度が高まり、活発化しました。またユーロ建ての翌日物金利スワップをEONIA(Euro Overnight Index Averages)と呼びます。
読み方
ヨクジツモノキンリスワップ・よくじつものきんりすわっぷ
同意語