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FX用語解説集

くりっく365

UPDATE2018.07.31

くりっく365とは、2005年7月に東京金融取引所に上場された公設の取引(取引所為替証拠金取引)のことです。

取引の安全性や透明性を確保する目的で設けられた、公設の取引所です。2005年の金融先物取引法施行後、悪質な業者を排除し、安全性向上の動きに乗る形で登場しました。

為替の取引は大きくわけると、公設の取引である「為替証拠金取引」と、投資家とFX会社が直接取引を行う「店頭取引」の2つがあります。それぞれ、取扱通貨ペア数、取引手数料、スプレッド、レバレッジ、税制それぞれにサービスの差異があります。従来の取引が店頭取引、くりっく365での取引は為替証拠金取引となります。

特に決定的に違うのは税制の面です。取引所取引が一律20%の申告分離式課税方式であるのに対し、店頭取引では15~50%と幅のある総合課税方式です。総合課税方式では取引での所得が高くなるほど税率が上がっていく仕組みとなっていることから、高い金額を稼ぐ投資家ほど、税額一律である申告分離型課税方式のくりっく365が有利になります。

また、2015年11月には、大口投資家向けに「くりっく365ラージ」も上場されました。「為替証拠金取引」を行うには、投資家は「くりっく365」の取扱会社を通じて取引を行います。取扱会社として参加するためには、法令基準や資本金など東京金融取引所が定める資格条件を満たす必要があります。このことから「公正で安心な取引ができる」と投資家に評価されています。

読み方

クリックサンロクゴ・くりっくさんろくご

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EDITOR制作/編集 FXplus編集部

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