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Tradeview(トレードビュー)は、業界における最狭のスプレッド、卓越した約定力、世界最高水準のトレード環境を、業界最安値の取引手数料で提供している「NDD ECN方式」の海外FXブローカーとして知られています。
FXにおいて、注文の約定力と発注から完了までの速度は何よりも重要だと言われています。その点において魅力的な口座がTradeviewのcTrader口座です。
今回は、Tradeview(トレードビュー)が提供する4種類の取引用プラットフォームのうち、cTrader口座について紹介します。

この記事の目次
新世代プラットフォームとして名高いcTrader
cTraderはFXおよびCFD取引用プラットフォームの名称です。
まずひとつの特徴として、cTraderでは「cTrader ID」というID管理システムを採用しています。これにより、1つのEmailアドレスとパスワードだけで、複数のcTrader口座をまとめて管理することを可能としています。
これは従来のMetaTrader4(MT4)がブローカーごとに1つ1つの口座にログインしなければならなかった点に比べて、cTraderでは複数口座、もしくは複数持っているポジションの一元管理を可能としました。
そしてcTraderは60以上の内蔵インジケーターと自動取引のための統合機能である「cTrader Automate」を搭載しています。
インジケーターの利用、ラインの引きやすさ、レイアウト設定の手軽さは世界で高い評価を得ているTradingViewに匹敵するほど扱いやすさに定評があります。
そのほかにも直感的に駆使できる注文機能、MT4などと同じように外部のカスタムインジケーターやシステムトレードの利用ができるなど、多彩な魅力に満ちています。
より高速化された取引を実現するcTrader
cTraderは2011年にイギリスのSpotware System Ltdが開発し、世界に大きく広がりました。
現在、日本から利用できる海外FXブローカーは、Tradeview、FxPro、Octa FX、OVERBITなどがあります。
cTraderは2018年度のFinance Magnates AwardsでBEST FX Trading Platformに選ばれ、MT4、MT5に代わる次世代プラットフォームとして注目を集めています。
cTraderは多様なデバイスで高速取引を可能に
cTraderは、ECN方式専用に開発されたプラットフォームです。
NDD方式を採用しているため、他のプラットフォームに比べ、約定力の高さがあげられます。
そしてcTraderはWindowアプリケーションやHTML5に対応した完全ウェブベースのため、インストールの必要性がありません。
TradeviewのcTraderは、iPhone(iOS)やandroid専用のアプリもあり、ほぼすべてのデバイスに対応しています。
世界最高峰のトレード水準を追求する確信的ブローカーTradeview
Tradeviewは2004年から始まったNDD ECN方式を採用したFXブローカーです。
「世界最高水準のトレード環境」を提供することを同社は名言しており、業界でもその狭いスプレッドと取引手数料は高い評価を得ています。
Tradeviewは、マンハッタンの本社とアジア圏のグループ会社を含めて以下の3つの金融ライセンスを取得しています。
Tradeviewの保有する金融ライセンス
- イギリス領ケイマン諸島金融庁(CIMA)
- マレーシア・ラブアン国際ビジネス金融センター(IBFC)
- ペルー政府
上記、3種類の金融ライセンスを取得していることからも、Tradeviewには一定の信頼性が伺えます。
また海外FXブローカーには珍しく、日本人スタッフが常駐しているブローカーとしても知られています。
日本語での通話・Eメールなどによるサポート体制も充実しているようです。世界100社を越えるホワイトラベルを提供するなど、FX業界におけるブランド力も高く評価されています。
またcTraderを開発・提供しているspotwaer社のHPでは最高のctrader口座を提供しているFXブローカーの一つとして紹介されています。
ホワイトラベル
ホワイトラベルとは、FX会社から取引システムツールを借りて、独自のブランド名でFX会社を運営しているかの様にサービスを提供する事業のことです。
世界最狭のスプレッドはどのように提供されているのか?
TradeviewはNDDECN方式を採用したFXブローカーです。
NDDとはNo Dealing Deskの略で、投資家からの注文を直接インターバンク市場へ流して取引を行う方式のことです。
Tradeviewは取引のプラットフォーム提供者として位置し、顧客の注文に対して関与する立場を取りません。
そのため、顧客は非常に狭い売り価格と買い価格で注文を受け取ることが可能になります。
この方式を採用することにより、Tradeviewは世界最高水準の極狭スプレッドと最低水準の取引手数料を実現しています。
ECN方式とはどのような取引なのか?
ECN(Electronic Communication Network)は電子証券取引ネットワークの略称です。取引実行相手との間の匿名の通信を意味しています。
トレーダーの注文は、ディーリングデスクを仲介せずに、直接インターバンク市場に流れる仕組みになっています。
注文が自動的にマッチングされるので約定力が高い点がECN方式の魅力です。
また、正確な価格でのマッチングが保証されていないため、顧客が不利な価格での約定につながる可能性があります。
優れたトレード環境を提供するTradeviewのcTrader口座
これまで紹介してきたように、TradeviewはNDDECN方式を採用したブローカーです。
cTrader口座以外にも、MT4、MT5、Currenex口座を提供しています。
この中でも、ECN取引に特化したcTraderを採用したcTrader口座は、約定力の高さ、注文のマッチングの速度が非常に魅力的な口座だといえます。
cTraderを導入しているFXproとスプレッドを比較した下記の表をご覧ください。(括弧内のpipsは取引手数料を含めたスプレッド値です。)
cTrader導入ブローカーのスプレッド比較
通貨ペア | Tradeview cTrader |
Fxpro cTrader |
EUR/USD | 0.1pips(0.6pips) | 0.3pips(1.2pips) |
EUR/JPY | 0.5pips(1.0pips) | 0.9pips(1.8pips) |
GBP/USD | 0.6pips(1.1pips) | 0.7pips(1.6pips) |
GBP/JPY | 1.2pips(1.7pips) | 1.9pips(2.8pips) |
AUD/USD | 0.4pips(0.9pips) | 0.8pips(1.7pips) |
AUD/JPY | 0.8pips(1.3pips) | 1.0pips(1.9pips) |
NZD/USD | 0.8pips(1.3pips) | 1.2pips(2.1pips) |
NZD/JPY | 1.3pips(1.8pips) | 1.8pips(2.7pips) |
Tradeviewはスプレッド(売り価格と買い価格の差)も狭く、FXproと比較してもレバレッジ、スプレッドともに優れていると言えるでしょう。
cTrader口座が誇る3つのメリット
常に公平性の高い取引ができる
TradeviewのcTrader口座はNDDECN方式を採用しています。
上に述べたように、注文はブローカーを介さずに市場へと流されます。常にインターバンクへと注文が集められ、適正価格で自動的に約定します。
このため、ブローカーによる意図的な価格操作ができず、公平性の高い取引が可能と言えるでしょう。
約定拒否、取引制限がない。
NDDECN方式を採用しているFXブローカーは、取引ごとの手数料を得ることで利益を確保しています。
純粋に顧客が取引を行えば行うほど手数料がブローカーの利益となるため、顧客との利益相反関係になく、両建てやスキャルピングなどの取引制限がありません。デイトレードでも、1秒以下の決済でも、様々な既存売買ツールを使うこともできます。
約定速度を確認できる。
FXにおいて、約定力と売買注文が行き交う速度は別のものです。約定力においては上記で確認できましたので、今度は速度が重要視されます。
cTraderは一つ一つの注文単位で約定に要した速度が、0,001秒単位で記録されます。
これはトレード側から確認できますので、約定スピードが速い時間帯や遅い時間帯を見分けるのに役立ちます。
cTrader口座を利用する際の諸条件
初回入金額、レバレッジ、ロスカット水準についてFXproと比較しました。
cTrader利用条件
口座タイプ | Tradeview cTrader | Fxpro cTrader |
初回最低 入金額 |
1,000USD | 500USD |
レバレッジ | 400倍 | 200倍 |
ロスカット水準 | 100% | 30% |
ゼロカット | あり | あり |
cTrader口座はプロトレーダー用に開発された口座ということもあり、極狭スプレッドと業界最安値の取引手数料を実現する代わりに、利用時の条件がシビアに設定されています。
初回入金額が1,000USD相当額からと設定されており、入金額の面で初心者には少しハードルが高く映るかもしれません。
また、ロスカット水準が100%と高めに設定されていることから、ハイレバレッジを駆使したギャンブルトレードには向いていません。Tradeviewは堅実な取引を行うトレーダーや、中上級者向けの業者と言えます。
レバレッジの引き上げには申請が必要
cTrader口座開設時のレバレッジは最大200倍で設定されていますが、初回入金額後にブローカー側へ申請することで、最大400倍へと引き上げることができます。
cTrader口座のメリットとデメリット
ここからはcTraderのcTrader口座のメリットとデメリットを紹介していきたいと思います。
「cTrederは直感的に操作できるプラットフォームだ」、と多くの利用者からよく耳にします。
MT4のように操作に慣れるまで時間がかかるということが少ないようです。
以下にメリットとデメリットを述べます。
cTrader口座のメリットは約定力の高さ
cTraderはNDDECNを採用したプラットフォームである事から、高い約定力が特徴です。「cTrader」というだけでcTrader=NDDECNという認識で利用できるので、MT4/5と比較しても約定力や透明性に安心感を持って利用できるでしょう。
さらにcTraderを導入しているブローカーに対しても、「NDDECN環境を構築している」ということで取引環境に信頼の置けるブローカーと言えます。
NDDECNと言っていても実際にはDD方式であるブローカーも多い中で、Tradeviewは50社を越える銀行やLPと提携しており、cTraderを導入した真のNDDECNブローカーとして約定力に定評があります。
以下にcTraderならではのメリットを並べました。一括決済やチャートを自由自在にスクロール出来ることなどMT4/5には搭載されていない機能も多く、MT4/5から移行したユーザーにとっては痒い所に手が届くような仕様となっています。
1. | 約定力が高くて速い |
---|---|
2. | リクオート(約定拒否)や取引制限がない |
3. | 板情報を見ることができ、透明性が高い |
4. | 損切り・利食いなど設定をカスタマイズできる |
5. | 複数ポジションの一括決済がワンクリックで注文できる |
6. | 建玉の分割決済や、建玉の変更ができる |
7. | 時間表示を東京時間に変更可能 |
8. | 時間足の種類が豊富にあり、1分足から週足、年足まで数十の時間足の設定が可能 |
9. | チャートを任意にスクロールすることができる(cTraderチャートでは、上下左右にと任意にスクロールし、ラインなどの設定をすることが可能です。) |
cTraderはNDDECNのため約定力が高いのはもちろん、リクオートもほぼ発生しません。いかなる状況でも注文が約定しないという不利な現象が起きにくいプラットフォームです。
一括決済が標準で装備されているのも便利なポイントです。一括決済はMT4/5でもツールを導入してまで行う方も多いので、実際に使ってみると一括決済無しでは不便に感じることすらもあります。
MT4/5のチャート操作性には不自由さを感じている方も多いでしょう。普段TradeingViewでチャート分析をしている方は、MT4/5のチャートが自由自在にスクロールできない点について特に不満を持たれたことがあるかと思います。
cTraderでは上下拡縮可能、自由自在にスクロール可能、MT4/5よりもより鮮明なチャート表示と、TradeingViewに近い感覚でチャートを操作することができます。
その他、時間表示の種類の豊富さや東京時間で表示可能など、MT4/5で不便に感じたポイントを解消するかのように多彩な機能がぎっしりと詰め込まれています。
LPとは?
リクイディティ・プロバイダ-(Liquidity Provider)は、金融市場において、流動性を供給する業者のことです。
FX業者に為替レートを提示して取引の相手方となる銀行等のことであり、取引プラットフォーム上に提示されるレートの元となる価格を提供します。
cTrader口座のデメリットはロスカット水準
Tradeviewの口座ではロスカット水準が100%と高めに設定されています。マージンコールは設定されていないようです。
他の海外FXブローカーはロスカット水準が20%や30%に設定されているため、ポジションの強制決済には注意が必要です。
こういった理由から、Tradeviewは極端なハイレバレッジを駆使してのトレードには向いていません。しっかりとした資金管理のできる中上級者向けのブローカーと言えるでしょう。
1. | ロスカット水準100% |
---|---|
2. | 土日に利用できない |
3. | 自動売買にはC#を用いる必要がある |
4. | Macユーザーはウェブトレーダーに限定される |
cTraderのシステムは開発会社であるSpotwaerが管理しています。そのため、土日は定期的なシステムメンテナンスが入ることになり、トレードをすることができません。TradeviewではBTC/USD、BTC/JPYなどの暗号資産トレードも可能ですが、上記の理由から土日には閉場となってしまいます。
MT4/5と比較してインジケーターが少ない点もデメリットとなります。シェア率では圧倒的にMT4/5が多数を占めていますので、必然的に開発者もMT4/5と比較して少ないです。無料で数千種類のインジケーターを取得できるMT4/5と比較すると、cTraderは取得できる数が限られています。
インジケーター同様に、自動売買の種類が少ない事もcTraderの欠点となるでしょう。公式のctdn.comというサイトでcTrader用の自動売買ソフトが公開されています。しかし、普及数ではMT4/5には及ばないため、自作する際に参考となる対象が少ないことや、購入する際の選択肢が少ない事はMT4/5と比較してデメリットとなります。
cTraderはWindowsには対応していますが、MacやLinuxには対応していません。代わりにWebtraderが提供されています。MT4/5ではブローカーによってMacに対応しているため、MacユーザーはMT4/5の利用が望ましいかもしれません。
世界最高水準のcTrader口座をTradeviewで体験してみましょう
以上、TradeviewのcTrader口座について仕組みや種類などを解説してきました。
10万円以上の入金が多少のハードルとはなりますが、大口の注文などを随時売買するプロトレーダーにとっては信頼性の高い口座となっています。
また、日本語での紹介サイトなどが少なく、国内では知名度はまだまだ高くありません。
しかし、安定した高水準のトレード環境は常に重視されるべきではないでしょうか?
また、日本人スタッフを充実させるなど、日本市場に向けて顧客サービスの満足度を高めようとしている点も評価できます。
これから先、専業トレーダーへの道を模索されている方、より水準の高いトレード環境を整えていきたいと考えていらっしゃる方は一度、試されてみてはいかがでしょうか?