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IFGM、海外顧客口座を閉鎖

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DATE2019.05.17

ライセンス・規制

IFGM、海外顧客口座を閉鎖

ASIC

監督当局の規制強化に対応すべく事業を再構築

オーストラリア・シドニーを拠点とする海外FX・CFDブローカーであるIFGM(本社:MLC Centre, Suite 65.03, Level 65, 19-29 Martin Place, Sydney NSW 2000 Australia[1])が、同国監督当局の規制強化の影響を受けて事業再構築を図るべく、同国で初めて国外の顧客口座を閉鎖するブローカーになることが明らかとなった。

IFGMは顧客に対し、オーストラリア当局と協議した結果、今後は国内の顧客のみにブローカレッジサービスを提供せざるを得ないことを伝えたという。また、同国拠点の他のブローカーと同様に中国人顧客を多数抱えるIFGMは、国外在住の全ての顧客に預かり資産を返還すると共に、代替サービスの提供を検討中であるとのことだ。

今回IFGMが事業の再構築を決断した背景には、オーストラリア証券投資委員会(Australian Securities and Investment Commission)【以下、ASICと称す】の規制強化策が影響しているものと見られる。同国議会が4月初頭に金融関連の規制法案を可決した後、ASICは全ブローカーに取引データの提出を要請しており、その中には国外の顧客に対するサービス提供に関する情報も含まれていた。またASICはブローカーに対し、6月末までに海外顧客の取扱い方針を報告することも求めており、これらの情報を基に国外在住の顧客に対するサービスを規制する意向のようだ。それ故、ASICはオーストラリアを拠点とするブローカーが、個人投資家を対象にハイレバレッジサービスを提供することに対し懸念を示していることに加え、海外顧客の高額取引に依存するブローカーに対する規制も検討していることが伺える。

同国の規制環境が目まぐるしく変化する現状においては、複数のブローカーが当局の要請に積極的に応じているようであり、向こう数週間の内に、IFGMに続き他のブローカーも今後の顧客対応方針を明らかにするものと見られている。他方で、オーストラリアからサービスを提供する場合、外国法に違反していないとの法的見解もあり、少なくともブローカー2社がオフショア市場で海外顧客へのサービス提供を検討している模様である。

ブローカーにとってオーストラリアの金融サービスライセンスは、2018年までは個人投資家向けのサービス提供に関し厳格な規制が敷かれていなかったことを背景に高い需要を誇っていた。しかしながら、現在は当局が規制を強化することで市場環境が刻々と変化しており、今回IFGMが早期に事業の再構築を決断したように、ブローカー各社にとっては、変化する規制環境に柔軟に対応する機動力が求められそうだ。

official release 2019.05.17

出典元:

ニュースコメント

変革の中にあるASICの規制スタンス

ASICは今年4月、統制下にある全ブローカーに対し、顧客の年齢や収入、居住国など46項目もの膨大な量の取引データの提出を要請した。ブローカーは多岐に亘る膨大なデータを収集するために多くの時間と労力が必要とされ、日常業務の遂行に支障をきたす事態となっており、ASIC統制下に拠点を置くブローカーは苦戦を強いられている状況だ。ASICに限らず世界中の規制当局がブローカーに対する規制強化を行う流れの中、ブローカーのオフショア市場へのシフトが加速し、高レバレッジを求めるトレーダーがオフショア市場へシフトする動きが起こるなど、ブローカー、トレーダー双方が自由な取引環境を求めて先進国の市場から脱出する流れが活発化している。最近では、2年ぶりにASICがFortradeにライセンスを発行するなど、ASICの規制スタンスにポジティブな変化が生じており、これまでどおりの高レバレッジによる取引環境が継続されるとの楽観的な見方もあったが、今回の発表のようにASIC統制下で、特に国外在住トレーダーを受け入れていくことは、データ収集、提出の手間を考えると利益につながらないと判断するブローカーが現れ始めたと見ることが出来る。世界中でブローカーに対する規制が強化され、取引が縮小傾向にあるなか、一刻も早く市場が安定を取り戻し、ブローカー、トレーダー双方にとって明るい展望が見出されるよう期待したい。

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EDITOR制作/編集 FXplus編集部

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