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ESMA、欧州各国当局に永続的なCFD規制策の導入を要請

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DATE2019.05.01

ライセンス・規制

ESMA、欧州各国当局に永続的なCFD規制策の導入を要請

ESMA

現行の一時的措置は5月1日から延長適用

欧州全域を管轄とする規制当局である欧州証券市場監督局(European Securities and Markets Authority)【以下、ESMAと称す】は4月30日、リテールブローカーを対象としたCFD取引に関する新規制策の適用期間を延長させると共に、欧州各国の監督当局(National Competent Authority)【以下、NCAと称す】に永続的なCFD取引規制策の導入を要請したことを発表した。[1]

ESMAが2018年8月に新たに導入したCFD取引規制策においては、基本的にはNCAがその方針に追従する規制枠組みを敷いている。また、新CFD規制策は一時的な措置であり、3か月ごとに延長手続きをとる必要がある。これまでに2度、CFD規制策の延長を行っている中で、ESMAはNCAから集計した取引データを精査した上で規制策の効果を確認できていることから、再度適用期間を3か月間延長し5月1日から適用させる運びとなった。更にESMAはNCAに対し永続的なCFD取引規制の導入を要請することで、欧州のリテールブローカーを対象とする、より厳格な規制枠組みの構築を図る模様だ。

なお、今回のESMAによる要請を受ける前から既に規制強化を推し進める監督当局も出てきており、オランダ金融市場庁(Authority for the Financial Markets)が永続的なCFD取引規制策を導入している他、ドイツ連邦金融監督局(Die Bundesanstalt für Finanzdien Stleistungsaufsicht)とフランス金融市場庁(Autorité des Marchés Financiers)も一時的な措置から永続的にCFDを規制する検討を行っている。[2]また英国行動監視機構(Financial Conduct Authority)【以下、FCAと称す】も永続的なCFD取引規制を導入する方針を示しているが、ブレグジット動向を見据える必要があるため、FCAは最終版となるCFD規制策の公表を延期することを発表している。そしてポーランドは、プロフェッショナル顧客と個人投資家の間に新たな投資家層を設ける試みを検討している状況だ。

他方でオーストラリア証券取引委員会(Australian Securities and Investments Commission)は、レバレッジ制限に加え、同国を拠点とするブローカーがEUなど国外の顧客にサービスを提供する際に該当国・地域のライセンス保有を求めており、規制強化を推進させるグローバルの流れに沿った規制枠組みを構築している。一方でスイスでは、オフショアブローカーが積極的にハイレバレッジのサービス提供を行っており、トレーダーがスイスに押し寄せている状況だ。加えて規制を強化しているバヌアツもオフショア市場としての魅力が低下するなど、オフショア市場間においても規制策に大きな差異が見られ始めている。そのような市場環境下において、ブローカー各社はグローバルベースで事業の最適化を図るべく意思決定の速さと機動力が求められていると言えよう。

official release 2019.05.01

出典元:

ニュースコメント

規制強化に伴うブローカーの今後の打開策

ESMAの規制強化および、適応期間の延長によって、ブローカー各社は難しい経営の舵取りを迫られている状況である。FX・CFD業界において、特にオフショアブローカーは、ハイレバレッジ取引を望む顧客へのサービスを積極的に提供し続けているが、規制当局はゼロカットシステムが不要となるレバレッジ無しの金融商品の提供を推進しているように見受けられる。顧客の損失がブローカーの利益となる仕組みは時代の流れに反しているとの見方がされる昨今、ブローカー各社は顧客にとって不利となるコストを削減し、革新的なサービスを提供することがかつてより求められているようだ。またESMAの規制強化によって、ブローカー各社の新規市場開拓が加速している状況の中、アフリカ市場への進出によって需要の取り込みを図る企業もでてきている。最近では、ThinkMarketsがFSCAよりライセンスを取得したことや、Grand Capitalがボツワナに新オフィスを開設したことなどが記憶に新しい。需要高まる市場への進出や顧客とウィン・ウィン(Win-Win)の関係を構築できるサービスの提供によって、ブローカー各社における事業の最適化と業績向上に繋がることに期待したい。

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EDITOR制作/編集 FXplus編集部

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