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テレグラム、ICOによる継続的な資金調達計画を中止

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update 2021.09.21 11:08
テレグラム、ICOによる継続的な資金調達計画を中止

update 2021.09.21 11:08

ICOで調達した資金をもとに自社の開発に専念

無料メッセージアプリを運営するTelegram Group Inc(71-75 Shelton StreetCovent Garden London United Kingdom)【以下、テレグラムと称す】は、先月、ICO(新規仮想通貨公開)により、200近い投資家から世界最大規模となる17億ドルを調達したことで話題となったが、現時点ではこれ以上ICOによる資金調達を行う予定はないことを明らかにした。

テレグラムは、独自の仮想通貨であるグラム(GRAM)を2度にわたりプライべートセールで販売しており、調達した資金は、メッセージアプリの分散ネットワークの構築に充てるとしていた。アメリカ証券取引委員会(Securities and Exchange Commssion, SEC)の報告によれば、テレグラムは、第2ステージの資金調達では94の投資家から8.5億ドルを調達しているが、投資家達はテレグラムから100万ドル以上の投資をするよう要請を受けたことを明らかにしている。テレグラムは第1ステージでも81の投資家から8.5億ドルを調達しており、第1ステージと第2ステージを合わせて17億ドルを調達したが、当初、第2ステージに続き、22億2500万ドルに達するまでの資金調達額の引き上げを計画していることが明らかとなっていた。

テレグラムのCEOであるPavel Durov氏は、ICOで調達した資金はテレグラム・オープン・ネットワーク(TON)の開発にも充てるほか、ユーザーが仮想通貨グラムでアプリの利用料金の支払いができるサービスを構築するとコメントしている。また、Durov氏は、テレグラムの事業開発を推進し、管理しながらICOによる資金調達を行うことで、他の投資家にはテレグラムの権利を譲らないと明言している。

release date 2018.5.2


Date

作成日

2018.05.02

Update

最終更新

2021.09.21

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
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