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キプロス証券取引委員会が新規口座の基準レバレッジを1:50へ引き下げ

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DATE2016.11.30

ライセンス・規制

キプロス証券取引委員会が新規口座の基準レバレッジを1:50へ引き下げ

CySEC

基本レバレッジは1:50で設定、希望者はレバレッジの変更も可能

2016年11月30日、キプロス証券取引委員会(本社:27 Diagorou Str. CY-1097 Nicosia, Cyprus)【以下、CySECと称す】では、ブローカー規制に関するレギュレーション変更に関する通達を出し、2017年1月末以降、新規開設された口座の基準レバレッジを1:50へ義務付けることを発表した。 1:50より高いレバレッジを希望する投資家に対しては、適性検査を行い、高レバレッジ取引に適しているかを審査する。

また、今回のルール変更では、取引高に応じたボーナス提供の禁止を盛り込むなど、投資家への不要なリスクを排除することを目的としている。

これにより、CySECライセンス下のブローカーは、2017年1月30日までに変更に伴う準備を行う必要がある。これには、既存顧客へのレバレッジ聞き取り調査も含まれているという。

official release 2016.11.31 0:09

ニュースコメント

CySEC所管の各FXブローカーの対応について

今回の発表を受けて、CySECライセンスを所有する各FXブローカーも今後の対応に追われているようである。CySEC所管のTraders Trust、および、FxProへ聞き取り調査を行ったところ、どちらのブローカーも、2017年1月末以降、すべての新規口座はレバレッジ設定1:50にて口座開設が行われるとのことだった。しかしながら、口座開設後、顧客からのリクエストにより、現状の最大レバレッジ1:500へ変更することができるという。既存口座については、現状のレバレッジ設定を提供予定とのことだった。

口座開設後、レバレッジの制限は受けるものの、顧客リクエストをベースに現状通りの高レバレッジ取引が可能になることから、顧客への影響は軽微なものであると考えられる。

なお、CySECでは、レバレッジ変更を求める利用者へ、適切に取引を行うことができるかを確認するための、適性試験を実施するという。トレード銘柄の種類や頻度、金融への専門知識の有無を問う簡単なものになるかと思われるが、実際にどのようなテストが行われていくかが不透明な部分もあり、今後のアナウンスに注目したいところである。

顧客保護の観点から、とは言うものの...

今回のレギュレーション変更では、「消費者保護」「投資家のリスク回避」という面を前面に打ち出した決断であるとSySECは発表している。もちろん、これらの効果も期待できるが、それ以上に今回の通達の目的は、2013年のキプロスショック以降低迷しているキプロス、および、CySECのイメージアップなのではないか、とみられている。

2013年3月、ギリシャ危機を発端として、キプロス内の銀行・債券投資に多額の損失が発生したことによる金融危機が発生。欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)からの支援を受ける代わりに、キプロス内の銀行預金に対し課税を行うといった過激案が発表。「キプロスショック」と呼ばれ、世界を揺るがす金融破綻と騒がれたが、最終的に金融破綻は回避された。しかしながら、キプロス内の銀行は約2週間にわたり営業を停止するなど大きな影響が出た。

キプロスショック以降、国の不安要素が露呈し、信頼度も下がったことのほか、昨今のCySEC所管ブローカーによる幾度にもわたる市場参入・撤退劇といったこともあいまって、CySECへの信頼度に対する影響が出ているという見方が強い。今回の通達により、ユーロ圏内での存在をアピールし、再度レギュレーターとしてCySECのイメージアップを図りたい、というのが本心なのではないだろうか。

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EDITOR制作/編集 FXplus編集部

DATE最終更新:

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