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ドバイ金商品取引所、10月のFX取引が大幅拡大

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UPDATE2020.11.04

ユーロと英ポンドに強い取引ニーズ

中東最大のデリバティブ商品取引所を運営するドバイ金商品取引所(本社:Floor 37, Gold Tower, Cluster I, Jumeirah Lake Towers, Dubai, UAE[1])【以下、DGCXと称す】は、ユーロと英ポンド建て取引の増加を背景に、2020年10月のFX取引が大幅に拡大したことを明らかにした。[2]

市場のボラティリティとカウンターパーティーリスク管理の必要性が高まったことをきっかけに、DGCXにおける10月のG6(日本、米国、英国、フランス、ドイツ、イタリア)の通貨取引量は前年同月比378%増となった。特にポンドとユーロ建て先物が活発に取引され、年初来の平均日次取引高(ADV)はそれぞれ前年同期比67%増、392%増を記録した。

2020年7月、DGCXはローリング・フォワードをリリースすると共に、インドルピー/米ドルに関しても同様の商品をリリースした他、週次限月取引のルピー/米ドル先物取引を開始したことにより、オフショア市場のトレーダーが取引を活発化しているという。同取引所は投資家の効果的なリスク管理に寄与する豊富なデリバティブ商品を提供することで、2020年下半期も良好な顧客取引推移を示している模様だ。

取引拡大に際し、DGCXのCEOを務めるLes Male氏は以下のようにコメントしている。

流動性やヘッジリスクなどのサービス強化を図ったことにより、10月はFXと貴金属の分野において活発な取引が行われました。11月に15周年を迎える中、我が取引所は高成長を維持し、ヘッジングやトレーディングに関する顧客ニーズにマッチしたソリューションの提供を続けていく考えであります。我々は顧客に対して、効果的なリスク管理に寄与する革新的な商品を提供することを最優先としております。

Les Male, CEO of DGCX - DGCXより引用

DGCXは継続的に商品ラインナップの拡充を図ることで、今後も顧客取引の拡大が期待できそうだ。

official release 2020.11.04

出典元:

ニュースコメント

熾烈な顧客獲得競争が続くグローバル証券取引所

近年、取引の電子化やグローバル化、規制緩和により、世界的な証券取引所の合従連衡が進んでいる他、ECNやダークプールなどの代替的取引施設(ATS)を通じた売買が増加傾向にある。このような市場環境下において、世界各国の証券取引所は顧客基盤の維持・拡大を図るべく、商品ラインナップの拡充やサービス機能の向上に向けた取り組みを積極化している。例えば、SGXがCassini Systemsと提携し、非清算店頭デリバティブ取引に係る証拠金規制(UMR)に関連したサービスの提供を試みている。またSIXがテーマ型ETFを上場した他、CMEが金先物商品をリリースし、取引の柔軟性向上に努めている。他方で、香港証券取引所では11月5日に世界的フィンテック企業のアントグループ(Ant Group)が上場を予定しており、グローバル投資家による取引拡大が期待されている状況だ。グローバルベースで顧客獲得競争が熾烈を極める中、各国の証券取引所がトレーディングエクスペリエンスの向上に寄与する画期的なソリューションを提供することに今後も期待したい。

プラナカンカン
筆者:プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。慶應義塾大学卒。

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EDITOR制作/編集 FXtopics編集部

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