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ロンドン証券取引所グループ、香港証券取引所の買収提案を拒否

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DATE2019.09.13

その他

ロンドン証券取引所グループ、香港証券取引所の買収提案を拒否

買収

買収金額の低さや買収スキームの実現性に疑問

ロンドン証券取引所グループ(本社:10 Paternoster Square London EC4M 7LS[1])【以下、LSEGと称す】は、香港証券取引所(本社:8/F, Two Exchange Square, 8 Connaught Place, Central, Hong Kong[2])【以下、HKEXと称す】が自社に対して行った320億ポンド規模の買収提案を拒否する声明を発表した。[3]

9月10日、HKEXによるLSEGの買収計画が報じられていたが、13日にLSEGの取締役会は、HKEXによる買収金額や買収スキーム及びその実現性に対する懸念を表明した。LSEGはHKEXのCEOであるCharles Li氏に宛てた書簡において、中国市場が持つビジネス機会の大きさや関係性の構築という面で、同市場の重要性を認識しているものの、HKEXの買収案ではアジアで長期的な競争優位性を発揮するポジショニングを確立することや、上場関連サービス及び取引プラットフォームの提供といった面でベストな戦略ではないと述べている。また、仮に買収スキームが実現したとしても、HKEXが提案した買収金額は、LSEGがリフィニティブ(Refinitiv)を買収する際に算出した企業価値と大きく乖離するものであると指摘している。

LSEGがHKEXの買収提案を拒否したことに関して、市場では大きなサプライズとはなっていない模様だ。Markets.comのチームマーケットアナリストを務めるNeil Wilson氏は、買収金額の低さや香港の政治不安などを勘案すると、HKEXの買収案は魅力的とはいえず、LSEGが拒否したとしても全く驚くべきことではないとコメントしている。HKEXとしては、世界最大級の取引所の成立実現に向けて、今後如何なる対抗策を講じるか注目される。

official release 2019.09.13

出典元:

ニュースコメント

各国証券取引所による陣取り合戦が過熱

今回、HKEXからの買収提案を拒否したLSEGは、8月初頭に情報会社であるリフィニティブの買収合意に漕ぎつけていた。LSEGは今後、付加価値の高い金融データの提供に定評のあるリフィニティブを活用し、取引データ分野での市場拡大を目指す経営にシフトする見込みであることから、証券売買に比重を置くHKEXと一線を画し、LSEGにとってはHKEXが最適なビジネスパートナーになりえないと考えたのであろう。なお、買収交渉を行った両取引所のほかにも、ユーロネクストがオスロ証券取引所グループの買収を完了させ、欧州全域で最高クラスのサービスを提供する証券市場の形成を目指しているほか、モスクワ証券取引所がFX取引手数料無料サービスを開始するなど、各国の証券取引所がM&Aによる業容拡大を図ることは勿論、新たな機能やサービスを提供することで顧客獲得・維持に向けて独自の経営戦略を打ち出している状況だ。グローバルで証券取引所間の顧客獲得競争が激化するなか、業界の勢力図を一変させるような動きが出てくるか注目したい。

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EDITOR制作/編集 FXplus編集部

DATE最終更新:

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