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アラブ諸国でFX市場拡大が加速

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DATE2019.03.15

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アラブ諸国でFX市場拡大が加速

FXCM

資源依存から脱却を模索

アラブ諸国、特に湾岸協力理事会(Cooperation Council for the Arab States of the Gulf)【以下、GCCと称す】を構成する国々では、過去10年以上に亘りFX市場の発展と市場参加者の増加が加速している模様だ。

GCCはイラクを除くバーレーン、クウェート、オマーン、カタール、サウジアラビア、UEA(アラブ首長国連邦)というペルシャ湾岸の全てのアラブ諸国で構成され、中東地域の政治や経済を始めとするあらゆる分野における参加国間の調整・統合・連携を図る機関である。また、GCC諸国はいずれも豊富な石油資源に恵まれているが、FX取引の規制アプローチや市場の成熟度は各国で異なるのが現状だ。GCC諸国では、一般的にFXは投資資産としての認識が広まっておらず、依然株式や債券となった伝統的資産に投資している状況であり、オプションや先物取引といったデリバティブ市場も発展の初期段階と言えよう。

しかしながら、GCC諸国は石油資源に依存した経済構造からの脱却を図る転換期にあり、そのような環境下においてFX取引が活発に行われ始めているのだ。物価変動を考慮した購買力平価(Purchage Power Parity)調整済みの一人当たりGDPという側面において、GCC諸国の中ではカタールが最も高い水準を誇る。他方でGCCの盟主であるサウジアラビアとUAEは、一人当たりGDPではカタールに見劣りするものの、GCC諸国の中でも最も成熟したFX市場を形成している。そして現在も安定的に成長する両国のFX市場を見ることで、中東地域のFX市場が今後如何なる発展を遂げるかを垣間見ることができるかもしれない。

中東地域におけるFX業界の歴史を紐解くと、1990年代にカタールにてFX取引が開始され、規制の整備は遅々としたペースであったものの、2008年のグローバル危機を発端に、中東地域の金融監督当局が規制の厳格化と未認可ブローカーの取締りに乗り出している。中でもUAEでは、中央銀行とドバイ国際金融センター(Dubai International Financial Centre, DIFC)が主導する形で厳格な国際標準の規制が適用されたことにより、UAEのFX市場は欧州と同水準にまで成熟するに至っている。こうした中、UAEの経済の中心地であるドバイは、規制が整備されたグローバルFX市場のハブとして急成長を遂げており、近年はドバイ首長家の庇護の下、ADSS(本社:8th floor, CI Tower Corniche Road, PO Box 93894 Abu Dhabi, United Arab Emirates[1])などの大手FXブローカーがドバイの地で確固たる地位を構築している。また、HotForexがUAEに新オフィスを開設したり、FXCMがドバイ金商品取引所と覚書を締結している他、Saxo BankやRoboforex、Avatradeといった欧州系ブローカーがドバイに支店や駐在事務所を設け、市場開拓を目論んでいる状況だ。国際標準の厳格な規制が整備されると共に、競争力のある市場環境が整っていることなどを総合的に勘案すると、ドバイが非常に成熟したFX市場を構築していることが伺い知れよう。

また、ヨルダンを拠点とする海外FX・CFDブローカーであるEquitiのブローカレッジセールス部門グローバルヘッドを務めるMohammad Isbeer氏によれば、UAEやサウジアラビアのみならず、クウェートのFX市場も成熟化しており、クウェート国民のFX取引需要は強いとのことだ。加えて、オマーンは大きな開拓余地があるものの、FX関連の規制整備が行き届いておらず、多くのブローカーが市場への進出に二の足を踏んでいるようだ。一方でIsbeer氏は、GCC各国の当局が、FX市場の理解を深め、規制を整備することの重要性を認識させるべく、既存の規制策の修正も行っており、GCCのFX市場が次の発展段階へと順調に成長を遂げているともコメントしている。

一方、中東地域のFXトレーディングにおいては、ユーロ/米ドルやポンド/米ドル、米ドル/円、ポンド/円の通貨ペア取引が積極的に行われている模様であり、その他にもFXのスポット取引(直物取引)や金、石油といったコモディティ取引も人気が高いようだ。また、同地域では投資前の学習や教育にも積極的で、FX市場についてより理解を深めようとする市場参加者が増加しているという。

他方でアラブ諸国のFX市場が拡大する中、GCC各国においてブローカーが中東地域の顧客に対し如何なるサービスを提供するか的確且つ包括的な理解を進めている段階であり、ブローカーが当局よりスムーズに認可を受け事業を軌道に乗せることは試練を伴うことが予想される。UAEはGCC諸国の中でも最も効率的な規制プロセスを構築しているが、それでもドバイ金融サービス機構(Dubai Financial Services Authority, DFSA)へライセンス申請を行うブローカーは取得までに6か月から1年ほど要するようだ。

GCCのいくつかの国々においては、FX市場は依然発展の初期段階ではあるものの、その成長速度は加速している状況である。規制が統一的に整備されると共に流動性が向上することで、経済が発展を遂げているGCC諸国が、FX市場の進展に大きく寄与することが予想されよう。

official release 2019.03.15

出典元:

ニュースコメント

新興市場として期待の高まるGCC諸国

これまでの中東GCC諸国の経済成長を支えてきたのは、豊富な石油・天然ガス収入に加え、大量の安価な外国人労働者である。しかし、GCC諸国は過去10年間で、リーマン・ショックおよびドバイ・ショックという世界的な金融危機や2014年以降の原油価格低迷の影響を受けている。更に、サウジアラビア皇太子の交代、カタールに対する国交断絶問題、トランプ政権による中東政策の不透明感など多くのリスクがみられる。だが、アラブ首長国連邦(UAE)は政治・経済共に比較的安定しており、GCC諸国の中で最も経済発展と国際化が進んでいるといえる。中でも、かつて中東の貿易の中心であったドバイ(アラブ首長国連邦)は、石油依存経済からの脱却に成功し、貿易・金融・観光の3つを大きな柱として飛躍的な経済発展を遂げている。こうした中東地域(バーレーンなどアラブ諸国)の動きから経済成長が期待される新興国への投資が注目を集め、FX市場の拡大が加速していると考えられる。中東GCC諸国はこれからの事業展開を積極的に推進するべき魅力的な市場としてとらえることができるだろう。

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EDITOR制作/編集 FXplus編集部

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