LINE、NFTマーケットプレイスのベータ版をリリース

LINE株式会社【以下、LINEと称す】の子会社であるLVC株式会社【以下、LVCと称す】が、NFT（Non-Fungible Token）マーケットプレイスのベータ版をリリースしたと発表した。[1]

LINEは先日、同グループの仮想通貨（暗号資産）ウォレットであるLINE BITMAX WalletにNFTマーケットプレイスを開設すると予告していたが、6月30日からベータ版の運用を開始したという。このベータ版ではLVCが提供する3種類のNFT、「LBgreen」、「LBsky」、「LBblue」のみを購入・取引することが可能となっている。今回、LINEはNFTの利用を促進するために、「NFTマーケットβオープン記念キャンペーン」と題したプロモーションを実施しており、前述のNFT3種類を集めたユーザーへ限定NFTアイテムの「LBlimited」を配布することを告知した。

LINEのNFTマーケットプレイスは、ブロックチェーンを基盤にネイティブトークンのLINKを用いて手数料無料の取引を可能にし、ユーザーが気軽に利用できる仮想通貨関連サービスになると予想されている。これに関してLINEは、LINE Blockchain上で発行されるNFTの二次通市場を構築することで付加価値を高め、エコシステム内における価値の最大化を目指すと言及しているようだ。

LINEはNFTマーケットプレイスの正式版を今夏に公開することを見通しているが、これがどのような成果につながるのか、今後も同社の取り組みを見守っていきたい。