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ブロックチェーン企業Chiliz、ACミランと提携してファントークンを発行へ

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update 2021.08.31 15:31
ブロックチェーン企業Chiliz、ACミランと提携してファントークンを発行へ

update 2021.08.31 15:31

特典の付与などでファンのエンゲージメント向上を試みる

ブロックチェーン企業のChiliz(本社:Chiliz, 14 EAST Level 7, Sliema Road, Gzira GZR 1639 Malta[1])が、イタリアセリアAに所属する名門サッカークラブのACミランと提携し、ソーシャルトークンプラットフォームであるSocios.comを通じて$ACM Fan Token【以下、$ACMと称す】と呼ばれるファントークンを発行する見通しであることが明らかになった。[2]

発表によると、$ACMは今後数週間以内に発行され、その所有者にはACミランに関連する特典が与えられるという。今回、ACミランはFCバルセロナやユベントスFC、パリ・サンジェルマンFC、ASローマなどの後を追う形で、ファンのエンゲージメント向上を目的にSocios.com上でファントークンを発行することとなった。

ACミランのCRO(Chief Revenue Officer)であるCasper Stylsvig氏は、ファントークンの発行について次のようにコメントしている。

Socios.comと手を組み、同社をグローバルパートナーとして迎え入れられることを嬉しく思います。このパートナーシップにより、世界4億5,000万人のファンが刺激的な方法でACミランと交流することが可能となりました。新型コロナウイルス(COVID-19)によるパンデミックが進行する状況下において、このような取り組みが特に重要だと言えるでしょう。

Casper Stylsvig, Chief Revenue Officer of AC Milan - Socios.comより引用

最近、米ロックバンドのポルトガル・ザ・マンがPTMコインを発行するなど、エンターテイメント業界ではファントークンに対する関心が高まっているが、仮想通貨を取り巻く環境はどのように変化していくのか、今後もその動向を見守っていきたい。

release date 2021.01.20

出典元:

ニュースコメント

ファントークンの流行で急成長するSocios.com

昨年、世界中の人気サッカークラブがファントークンを発行し、仮想通貨市場への参入を果たしている。主要なプラットフォームであるSocios.comは、FCバルセロナのBarca Fan Tokensを含め、ファントークンを1,400万通貨販売するなど、この流れに乗って急成長を遂げているようだ。公式発表によると、Socios.comがサッカークラブ向けに発行したファントークンは過去12ヶ月間で3,000万ドル相当に達したという。また、その取引も活発になってきており、大手仮想通貨取引所にリスティングされたユベントスFCやパリ・サンジェルマンFCのファントークンは昨年12月下旬に最高3億ドルの日間取引量を記録した。その他、ブラジルの人気プロサッカークラブ、アトレチコ・ミネイロがガロコインを発行するなど、このトレンドは地域を超えてサッカー業界全体に波及しているようだが、今後もSocios.comの成長に期待したい。


Date

作成日

2021.01.20

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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