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リップル社元CTO、2.2億ドル相当のビットコインを失う可能性

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UPDATE2021.02.16

暗号資産関連

リップル社元CTO、2.2億ドル相当のビットコインを失う可能性

ビットコイン

パスワードを忘れてHDDへのアクセスが不能となる

リップル社の元CTO(Chief Technology Officer)であるStefan Thomas氏は、2億2,000万ドル相当のビットコイン(Bitcoin)が保管されたHDD(ハードディスクドライブ)のパスワードを忘れてしまい、同資産を永久に失う危機に直面していると語った。[1]

2011年、Thomas氏は暗号資産の解説動画を作成した報酬として7,002BTCを受け取っており、ビットコインはパスワードをかけたHDDに保管していたという。当時、ビットコイン価格は約5ドルだったが、現在、1BTCあたり約3万4,000ドル付近まで上昇しているため、Thomas氏のHDDには2億2,000万ドルを超える暗号資産が眠っている計算になる。

Thomas氏はパスワードを書き留めた紙を持っていたが、何年も前にそれを紛失してしまったようだ。それ以来、Thomas氏は複数の戦略を用いてHDDへのアクセスを試みているものの、後2回パスワードを間違えればビットコインを永久に失うという窮地に陥っている。これに対してFacebook(フェイスブック)の元セキュリティ部門責任者であるAlex Stamos氏は、10%の報酬と引き換えにパスワード復旧の支援を申し出た。Stamos氏によると、専門家であれば同じHDDを複数個購入し、半年かけてサイドチャネル攻撃(物理的な手段を用いたハッキング)を仕掛けることができるという。

Thomas氏のケース以外にも、管理者が死亡して約1,400億ドル相当のビットコインを失った例や、誤って2億5,500万ドル相当のビットコインが保管されたHDDを処分した例なども報告されている。このように、ユーザーの間では暗号資産の管理が大きな問題となっており、予期せぬ出来事で巨額の富を失う者も少なくないだけに、より復元性の高いシステムの構築が必要だと言えるだろう。

official release 2021.01.15

出典元:

ニュースコメント

暗号資産の紛失問題に対する改善策が求められる

以前から暗号資産市場では暗号資産の紛失が問題視されており、これまでその改善策が模索されてきた。ブロックチェーン分析企業であるChainalysisによると、2018年時点で流通するビットコインの36%が紛失、または、何らかの理由で取引できない状態にあったという。このような事態を避けるため、米国大手暗号資産取引所のコインベースは、Coinbase Walletにバックアップ機能を実装しており、ユーザーが秘密鍵やそれを記録するデバイスをなくしても、別の方法で復元可能なシステムを構築しているようだ。その他の対処法としては、スイスの保険会社であるAspisの個人向け暗号資産保険に加入することも有効だと考えられる。今回、Thomas氏が大量のビットコインを失う危機に瀕する事実を公表したことは、コミュニティの危機意識向上に貢献する可能性があるが、今後、この紛失問題が改善に向かうことに期待したい。

Zero(ゼロ)
筆者:Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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EDITOR制作/編集 FXplus編集部

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