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SAMAおよびUAE中央銀行、CBDCのパイロットテスト結果を公開

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UPDATE2020.12.01

仮想通貨関連

SAMAおよびUAE中央銀行、CBDCのパイロットテスト結果を公開

ブロックチェーン

国際取引のパフォーマンスを改善すると結論付ける

サウジアラビア中央銀行(Saudi Central Bank)【以下、SAMAと称す】およびUAE中央銀行(Central Bank of the United Arab Emirates)は、中央銀行発行の独自仮想通貨(Central Bank Digital Currency)【以下、CBDCと称す】開発に向けたパイロットテストを行い、分散型台帳システムが国際取引のパフォーマンスを改善すると同時にプライバシー要件を満たすことができるとの研究結果を発表した。[1]

SAMAおよびUAE中央銀行は、過去1年に亘って実施してきたAberと呼ばれるCBDC開発プロジェクトの概念実証から得た成果を報告し、中央集権型の決済システムと比較して分散型の決済システムの方が優れていることを明らかにした。Aberは2019年にサウジアラビアとUAEがデジタル通貨の発行で合意したことで開始され、二国間の協力を促進する役割を担っているという。両行は更なる研究が必要であると述べた上で、このパイロットテストがCBDCおよび分散型台帳の知識体系構築に貢献していると主張した。

今回のパイロットテストでは2つの中央銀行に加え、6つの商業銀行がノードを運用し、中央銀行に預け入れられた準備金を裏付けとしたトランザクションプロセスに寄与している。AberではJPモルガンのQuorumやイーサリアム(Ethereum)のプライベートブロックチェーン、R3のコーダ(Corda)ブロックチェーンを活用することも検討されたが、最終的にLinux FoundationとIBMが提供するHyperledger Fabricが採用された。リップル(Ripple)やステラ(Stellar)などのパブリックブロックチェーンは、銀行間決済においてプライバシー性能に不安があることから、候補から除外されたようだ。

このパイロットテストに参加した研究者は、管轄地域間でノードを調整する際に問題があったことを指摘し、ブロックチェーンのパフォーマンスや法的または政治的課題、オペレーション上の潜在的なリスクが存在すると説明している。また、同研究者はAberが将来的にその他の法定通貨を裏付けとした仮想通貨の導入や対象地域の拡大、債券および金融商品の取り込みなどに対応する可能性があると発言しているが、同プロジェクトはどのような展開を見せるのか、今後もその動向を見守っていきたい。

official release 2020.12.01

出典元:

ニュースコメント

ペルシャ湾岸諸国で仮想通貨市場が拡大

アラビア半島東側のペルシャ湾岸諸国では仮想通貨市場が拡大しており、各国政府や企業の動きが流動的になってきている状況だ。その中でもドバイはリップル社の地域本部を誘致するなど、積極的に国外企業を取り込むことで成長を促している。隣国のオマーンでも国内第二の規模を誇るBank Dofharがリップルネットによる国際送金を実現し、モバイルアプリによる安価かつ迅速なソリューションが普及しつつあるようだ。また、これまで仮想通貨に対して否定的だったイランでも、政府がICO(イニシャルコインオファリング)や仮想通貨取引所の利用を容認しただけでなく、CBDC発行に向けて突き進んでいるという。今回、SAMAおよびUAE中央銀行がCBDCやブロックチェーンの実用化に近づいた事実は、ペルシャ湾岸地域における仮想通貨市場の拡大に拍車をかけることになると考えられるだけに、今後も同地域での動きに注目していきたい。

Zero(ゼロ)
筆者:Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。金融ライターとして独立後は、仮想通貨およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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EDITOR制作/編集 FXplus編集部

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