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中国人民銀行、CBDCのテスト実施に向けて20社以上の企業と提携

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UPDATE2020.07.29

仮想通貨関連

中国人民銀行、CBDCのテスト実施に向けて20社以上の企業と提携

ソリューション

大手ITサービスとの協業で数億人規模のテストサンプルを確保

中国人民銀行(People's Bank of China)【以下、PBoCと称す】が、中央銀行発行の独自仮想通貨(Central Bank Digital Currency)【以下、CBDCと称す】であるDCEP(Digital Currency/Electronic Payment)導入を加速するために、20社を超える国内企業と提携していることが明らかになった。[1]

これまでPBoCは国有銀行の中国建設銀行(China Construction Bank)、中国農業銀行(Agricultural Bank of China)、中国工商銀行(Industrial and Commercial Bank of China)、中国銀行(Bank of China)に加え、大手通信会社のChina Telecom、China Mobile、China Unicom、大手テクノロジー企業のHUAWEI(ファーウェイ)、アリペイ(Alipay)、WeChatなどとの提携を進めていた。今月初め、PBoCは大手配車サービスのDiDi ChuxingにDCEPをテストするよう依頼し、新しくパートナーシップを締結したという。また、同行はテンセント(Tencent)が支援する食品配達のスタートアップ企業であるMeituan Dianpingを取り込むことにも成功している。

これによりPBoCは、400を超える都市でサービスを展開するDiDi ChuxingとMeituan Dianping、合わせて数億人規模のユーザーベースをテストサンプルとして利用できるようになった。加えて、PBoCは1億5,000万人以上のユーザーベースを抱えるビデオストリーミングアプリのビリビリ(Bilibili)と交渉しており、その他にもマクドナルド(McDonald's)やスターバックス(Starbucks)、サブウェイ(Subway)などの小売りチェーンにもアプローチをかけているようだ。

昨年末からPBoCはDCEPの運用テストを実施しており、今年5月には深セン、蘇州、成都、西安の4つの都市で政府職員の給与の一部を仮想通貨で支給するなど、新しい試みを行っているという。PBoCは専用のウォレットプラットフォームの開発にも着手しているようだが、早期のCBDC発行は実現するのか、今後も中国当局の動きに注目していきたい。

official release 2020.07.29

出典元:

ニュースコメント

CBDC開発で中国を追う各国政府

今年に入って世界各国でCBDC開発が加速し、仮想通貨分野で先行する中国に追いつこうとする流れが生じているようだ。特に欧米の先進諸国ではその傾向が顕著に現れ始めており、フランス銀行がCBDC向け銀行決済アプリをテストするなど、積極的なソリューション展開を図っている。また、リトアニア銀行がLBCOINと呼ばれるCBDCを発行し、他のEU(欧州連合)加盟国を先導する形でその運用を開始しているという。LBCOINは従来の仮想通貨とは異なり、コレクタブルな商品として取り扱われているものの、プロジェクトを通じてCBDCに関する多くのノウハウを得ることが期待されているようだ。これまで中国政府は早ければ2022年までにデジタル人民元をローンチすると宣言していたが、この各国政府の取り組みがどのような影響を与えるのか、今後も仮想通貨市場での展開を見守っていきたい。

Zero(ゼロ)
筆者:Zero(ゼロ)
著者詳細

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。金融ライターとして独立後は、仮想通貨およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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EDITOR制作/編集 FXplus編集部

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