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イーサリアム、トランザクションコスト削減を目的としたEIPが提案される

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UPDATE2020.07.01

仮想通貨関連

イーサリアム、トランザクションコスト削減を目的としたEIPが提案される

Ethereum

EIP1559による手数料のオークションモデルを採用する可能性

今年4月以来、イーサリアム(Ethereum)の手数料(Gas)が約500%増加しており、トランザクションコストの削減を目的とするEIP(Ethereum Improvement Proposal)の実装が提案されていることが明らかになった。[1]

今回の提案はイーサリアムの共同創設者であるVitalik Buterin氏に加え、イーサリアム開発者のEric Conner氏、Rick Dudley氏、Matthew Slipper氏、Ian Norden氏によって主導されたものであり、2018年に発表された手数料のオークションモデルに関する論文に基づくという。イーサリアム財団(Ethereum Foundation)の研究者であるBarnabé Monnot氏は、EIP1559がアルゴリズム的な価格決定を可能にし、高騰する手数料を適正値にまで戻すことができると説明した。また、EIP1559の中ではブロックサイズを動的に変更すると同時に、特定のユーザーに割高な手数料を提示することが提案されている。これは必要に応じて利用可能になる高速道路のようなものであり、トランザクションが混雑した際や、イーサリアム価格が高騰した際などのボトルネック解消に効果を発揮する可能性がある。

一方、MetaMask開発者のDan Finlay氏は、EIP2593の中で相対的な需要に基づいて手数料を変更できるエスカレーターアルゴリズムの実装を提案している。このアルゴリズムを利用すれば、トランザクションがブロックに組み込まれるまで段階的に手数料を微調整することができるという。6月24日時点でイーサリアム開発者はEIP1559とその他の案をテストネット上で運用することを決定しているが、必ずしも現行の手数料モデルが破棄される訳ではない。現在、イーサリアムのマイナーはマイニング報酬とトランザクション手数料の一部を報酬として受け取っているが、マイニングプールを利用する場合などはそれを法定通貨で払い出すことも可能となっている。しかしながらEIP1559が実装されれば、マイナーへの報酬はイーサリアムで支払わなければならず、長期的なデフレにつながる可能性があるようだ。

MyEtherWalletのCEOであるKosala Hemachandra氏は、EIP1559のオークションモデルを採用すれば、ユーザーがトランザクションコストを心配する必要がなくなると言及している。また、マイニングプールのSparkPoolでCEOを務めるXin Xu氏も、より良い手数料モデルを構築することが重要であると主張し、ブロック報酬を最大化することが同社の利益につながるとコメントした。最近、イーサリアムのトランザクション数が過去10カ月の最高水準に到達するなど、同ブロックチェーンに何かしらの改善が必要なことは明らかだが、仮想通貨コミュニティはこの提案にどのような反応を示すのか、今後も仮想通貨市場の動向を見守っていきたい。

official release 2020.07.01

出典元:

ニュースコメント

仮想通貨市場でPoSベースのシステムが台頭

これまで仮想通貨市場ではビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨が採用するPoW(プルーフオブワーク)型のマイニングアルゴリズムが主流となっていたが、スケーラビリティの問題が表面化してきていることを背景に、数多くの仮想通貨プロジェクトがPoS(プルーフオブステーク)ベースのシステムを構築し始めている。最近ではMatic Networkがステーキングプログラムの立ち上げに併せ、トークン保有者に最大年利120%のリターンを付与することを公言して注目を集めているようだ。イーサリアムもEHT2.0のローンチを今年中に行うとしているが、既存のシステムをどのように引き継ぐかが最大の懸念事項になっているという。イーサリアムは仮想通貨市場最大の分散型アプリ(DApps)プラットフォームとなっており、巨大なエコシステムを抱えているだけに、PoSへのスムーズな移行が望まれていると言えるだろう。

Zero(ゼロ)
筆者:Zero(ゼロ)
著者詳細

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。金融ライターとして独立後は、仮想通貨およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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EDITOR制作/編集 FXplus編集部

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