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コインベースとKraken、接続障害でサービスを一時停止

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UPDATE2020.05.14

仮想通貨関連

コインベースとKraken、接続障害でサービスを一時停止

ビットコイン

ビットコイン価格の高騰がトラフィックの急増を招く

米国の大手仮想通貨取引所あるCoinbase, Inc.(本社:100 Pine Street Suite 1250 San Francisco, CA 94111[1])【以下、コインベースと称す】およびKraken(クラーケン)が、接続障害により一時的なサービス停止に見舞われたことが明らかになった。[2]

先月29日、コインベースは同取引所のAPI(Application Programming Interface)がダウンし、通常よりもシステムの応答に時間がかかっていることを報告した。結果的にコインベースのウェブサイトおよびモバイルアプリで接続障害が発生したが、同取引所はこれが急激なアクセス増加によるシステムエラーであると断定している。また、競合のKrakenでも同様にAPIの接続障害が発生しており、同取引所は一時的なシステム停止による被害に苦しめられたという。これに関してKrakenはトランザクションおよびユーザーボリュームが予期できないほど急増し、サーバーダウンを招いたと説明した。結局、両社はシステムの復旧までに1時間近く要したものの、PDT(太平洋標準時)15時20分頃からサービスを再開させている。

最近、ビットコイン(Bitcoin)価格は半減期が2週間以内に迫ってきていることを背景に、過去2カ月の高値となる8,000ドルラインを上向きにブレイクするなど、強いモメンタムを伴って上昇を続けている。先月30日のビットコイン価格は8%の高騰を記録し、前日から1,000ドル以上の高値となる8,700ドルに到達した。これがトリガーとなってコインベースおよびKrakenに大量のトラフィックが流入し、DDoS攻撃(複数のコンピューターから標的のサーバーに大量の処理負荷を与えることでサービス停止状態へ追い込む手法)と同じ形でサーバーダウンという結果につながった。

近年、仮想通貨市場でも取引所のインフラ開発が進んでいるが、今回の件で大手取引所であっても大幅な価格変動や取引量の急増への対応が難しいことがわかった。コインベースはビットコイン取引をバッチ処理するなど、取引手数料を低減すると共に効率的な取引環境の構築を目指しているだけに、他社に先駆けて何かしらの策を講じることに期待したい。

official release 2020.05.04

出典元:

ニュースコメント

市場環境の変化で取引インフラの脆弱性が露呈

新型コロナウイルス(COVID-19)は世界経済に対して計り知れないほどのインパクトを与えており、投資市場ではボラティリティの拡大や取引量の急増を引き起こしているという。この影響は仮想通貨取引所だけでなく、既存の証券ブローカーにも波及し、例えば今年3月には技術的な問題によりInteractive Brokersのサイトがダウンしている。その他にも米大手証券ブローカーのロビンフッド(Robinhood)が一時的にサービス停止に追い込まれるなど、多数のブローカー企業が同様の被害を報告しており、金融業界全体が抱える取引インフラの脆弱性が露わになった。最近では海外FXブローカーがマイナス価格に転じた原油先物の対応に追われ、ポジションの強制決済や新規取引の停止を含めた策を講じているようだ。これはシステムダウンによるリスクを軽減する意味では有効な方法だと考えられるが、根本的には取引インフラの強化が必要になってくると言えるだろう。

Zero(ゼロ)
筆者:Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。金融ライターとして独立後は、仮想通貨およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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EDITOR制作/編集 FXplus編集部

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