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イーサリアム、ディフィカルティボムを停止する可能性

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UPDATE2020.01.06

仮想通貨関連

イーサリアム、ディフィカルティボムを停止する可能性

Ethereum

マイニング難易度上昇による負担を軽減する狙い

新しく提案されたイーサリアム(Ethereum)のハードフォークには、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)型のマイニングアルゴリズムに移行する際の負担を軽減するために、マイニング難易度を意図的に上昇させるディフィカルティボム(Difficulty Bomb)の発動を約2年間停止する案が盛り込まれる可能性があることが明らかになった。[1]

先月半ばに作成されたEIP(Ethereum Improvement Proposal)2387は、ディフィカルティボムの発動を400万ブロック(およそ611日間)停止する旨の条項を含んでおり、これが正式に採用となれば、来年1月6日頃、ムーア・グレイシャー(Muir Glacier)と呼ばれるハードフォークが実施されるという。もし、ムーア・グレイシャーの実装が合意に至らなかった場合、マイニング難易度が上昇し続け、トランザクションコストの増加がブロックチェーンの機能を制限する可能性があるようだ。直近ではイスタンブール(Istanbul)という名称のハードフォークが迫ってきており、PoW(プルーフ・オブ・ワーク)を基礎とする現行のブロックチェーンと、PoSベースのイーサリアム2.0(Serenity)におけるビーコンチェーン(移行の初期フェイズに利用されるシステム)の橋渡し的な作業が今月7日(906万9,000ブロック目)までに完了する手はずになっている。

2015年にイーサリアムに導入されたディフィカルティボムは、同ブロックチェーンのマイニング難易度を徐々に高め、PoSへの移行が完了する2021年までにマイナーをイーサリアム2.0に誘導する役割を担っている。ビットコイン(Bitcoin)と同様に、イーサリアムのデフィカルティボムは適切なマイニング報酬を算出する難易度調整アルゴリズムを内包しているが、ブロック生成の間隔が10万ブロック毎に広がっていくという点で異なる。その効果はイスタンブールの実装を直前に現れ始めており、ここ6週間でブロック生成時間が13.1秒から14.3秒にまで増加するなど、予想より深刻な水準に達していることが明らかになった。今回、ディフィカルティボムの発動時期が延期されれば、2018年と2019年に続いて3度目の出来事になる。

イーサリアム開発者の中にはディフィカルティボムがシステム全体を圧迫していると考える者も存在し、発動を延期するぐらいであれば廃止すべきだとの議論を展開しているが、ネットワークを最新の状態に保つことを保証できるメリットは無視できないと言えるだろう。これに関してイーサリアム開発者のMicah Zoltu氏は、ステークホルダーの利害が関与しているのが問題で、従来の目的を見失っていると批判しており、このままディフィカルティボムを実装し続けることに反対した。EIP2387に関しては既に大まかなコンセンサスが形成され、現時点でParityとGethのクライアントソフトによる承認を待つだけの状況となっている。今年9月にイーサリアムのテストネットで分岐が発生し、イスタンブールの実装が遅れた経緯があるが、これらのハードフォークを計画通りに完了することができるのか、今後も同仮想通貨の動向に注目していきたい。

official release 2019.12.04

出典元:

ニュースコメント

PoS型マイニングアルゴリズムの性能に期待

PoS型のマイニングアルゴリズムは、PoW型のものと比較して極端にマイニングコストが低いため、拡張性に課題を抱えるブロックチェーンに対する現実的なソリューションになり得るという。単純にブロック生成時間だけを比べれば、ビットコインは平均10分の時間が必要だが、例えばPoSを採用するネム(NEM)はその10分の1の時間で同等のワークロードを処理できるようだ。この性能差はビットコイン価格暴落でマイニング活動が減退した際などに顕著に現れ、ブロックチェーンが健全な状態を保てるかに大きく関わってくるものの、PoS型のシステムは公平性に欠けるとの議論も未だに存在する。特にGoogleが量子コンピュータの量子的超越性を実証した現在では、計算量に信頼性が依存するPoWの方が危うくなりつつあるが、イーサリアムのPoS移行がこの認識を変えるきっかけになる可能性もあると言えるだろう。

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EDITOR制作/編集 FXplus編集部

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