Select Language

ビットコイン価格が8,000ドルに向けて上昇

ビットコイン価格が8,000ドルに向けて上昇

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2021.08.31 15:29
ビットコイン価格が8,000ドルに向けて上昇

update 2021.08.31 15:29

6,500ドルの支持線付近から強気に転じる

仮想通貨市場全体の不調でビットコイン(BTC/USD)価格は主要な支持線となっている6,500ドルに到達したが、そこから強気相場に転じたことで8,000ドルに向けて上昇を始めている。[1]

6,500ドルの安値を記録して以降、ビットコイン価格は上向きのモメンタムに押し上げられ、現在、1通貨あたり7,520ドル程度で取引されている。ある仮想通貨アナリストによると、ビットコイン価格は8,600ドル付近でレンジ相場に移行する可能性があり、この価格帯での動きが極めて重要になってくるという。また、別の仮想通貨アナリストは直近の強気な値動きが21カ月のEMA(指数平滑移動平均線)を守ると同時に、再び89週のEMAを有効なものとしたため、結果的に底値の厚みが増すことになったと言及した。

日足チャートでは逆三尊(ヘッドアンドショルダー)が形成されており、ビットコイン価格が7,360ドル付近でそのネックラインを上向きにブレイクし、それが上昇トレンドの始まりであることを予感させている。更に50日と200日の平均移動線(Moving Average)も強気のクロスオーバーを示したのに加え、100日の平均移動線も同様の展開を迎えようとしているようだ。売られ過ぎや買われ過ぎを判断するRSI(Relative Strength Index)は50の値を超える水準でこの強気が継続することを示唆し、他のテクニカル指標もそれに同調しているが、7,800ドルラインには次なる抵抗線が待ち構えている状況だ。3日足チャートでもハンマーのロウソク足パターンが出現しており、ビットコイン価格が8,200ドルまで上昇する可能性があることがうかがえる。

先月、ビットコイン価格が10月の高値から大幅な下落を見せ、一時的なパニックに陥った仮想通貨市場では、主要通貨に対する売り圧力が高まりつつあった。Upbitが大規模なハッキング被害を報告したことで、ビットコイン価格の更なる暴落が心配されたが、来年5月に控える半減期に向かって全体的なセンチメントは改善に向かっているようだ。ビットコイン価格の動きは仮想通貨市場全体のパフォーマンスに関わるだけに、今後もその動向に注目していきたい。

release date 2019.12.02

出典元:

ニュースコメント

ビットコイン価格の変動にSNSの投稿が影響

一見、ランダムな価格推移を示しているビットコインだが、最新の研究でそれがTwitter(ツイッター)などのSNS上の投稿に連動する可能性が高いことが明らかになっている。現在、仮想通貨市場ではセンチメントを読み取る手法として、感情分析を行うためのボットが用いられており、Twitterのツイートが主要な情報ソースになっているという。これらのボットはAI技術をベースにした言語処理を利用し、ツイートの内容がポジティブ、または、ネガティブなものかを識別することができ、機関投資家などの取引判断に影響を与えているようだ。実際に中国の習近平国家主席がブロックチェーンに関する発言をした際には、Twitter上で期待を煽る投稿がトレンド入りすると同時に、ビットコイン価格が大台の1万ドルを突破した。フェイクニュースでビットコインSV価格が高騰するなど、誤った値動きを誘発することもあるが、これらの要因は無視すべきではないと言えるだろう。


Date

作成日

2019.12.02

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

メタマスク(MetaMask)のエアドロップ確認機能とは?特徴や使い方を解説

分散型ウォレットのメタマスク(MetaMask)に、エアドロップ確認機能が追加されました。これにより、エアドロップの受け取り資格の有無を、メタマスク上で簡単にチェックすることが可能になっています。当記事では、エアドロップ確認機能の特徴や、対応しているブロックチェーン、使い方を解説します。
New
update2024.04.26 21:00

仮想通貨BBの将来性は?ビットコイン向けリステーキングチェーンBounceBitについて解説

仮想通貨(暗号資産)BBは、レイヤー1ブロックチェーンBounceBitのネイティブトークンです。BounceBitは、ビットコイン(BTC)をリステーキングできるインフラとして機能します。
update2024.04.25 20:00

セービングとステーキングの違いとは?仕組みや利率・やり方を解説

仮想通貨(暗号資産)を運用する代表的なサービスとして「セービング」と「ステーキング」があります。よく似た両者には、どのような違いがあるのでしょうか。当記事では、セービングとステーキングの違いや仕組み、利率、やり方などを解説します。
update2024.04.25 19:30

Zoomexがプレイ金額杯を開催!To The Moonをプレイして総額17万円相当の賞金・特典を獲得

Zoomex(ズーメックス)が、プレイ金額杯の開催を発表しました。To The Moonをプレイしてランキングに入賞すると、総額17万円相当の賞金・特典を獲得できます。キャンペーンは、2024年4月30日午前9時(日本時間)までです。
update2024.04.23 20:00

BigBossが新規ユーザー向けの入金ボーナスを提供!最大1万3,700ドルを付与

海外FX業者のBigBossが入金ボーナスの提供を開始します。今回のボーナスプログラムでは累積入金額によって付与率が変化し、最大1万3,700ドルが付与されます。入金ボーナスの付与条件や対象、注意点などをまとめました。
update2024.04.22 20:30

ThreeTraderが3周年を記念したキャンペーンを開催!

海外FX業者のThreeTraderが、3周年を記念したキャンペーンの第一弾を開催しています。キャンペーン期間中に本人確認審査を完了、または初回入金を行うと合計20ドルのキャッシュバックを受け取れます。
update2024.04.19 21:00

Bybitの新ローンチパッドに仮想通貨PBUXが登場!参加方法やPlaybuxの独自トークンについて解説

Bybitのローンチパッドに仮想通貨PBUXが登場します。PBUXは、エンターテインメントWeb3.0プラットフォーム「Playbux」の独自トークンです。計測開始日時は2024年4月18日午前9時からです。
update2024.04.18 21:00

XS.comが賞金総額100万円のデモトレード大会「Lucky Contest」を開催!

海外FX業者のXS.comが、2024年4月29日よりデモトレード大会「Lucky Contest」を開催します。上位5名などには総額100万円の賞金が贈られます。
update2024.04.17 20:00

仮想通貨OMNIの将来性は?ロールアップを統合するレイヤー1ブロックチェーンについて解説

仮想通貨OMNIは、イーサリアムのロールアップを統合するブロックチェーン、Omni Networkのネイティブトークンです。Omni Networkを使用すると、イーサリアムの流動性とユーザーにアクセスできるグローバルアプリケーションを構築できます。
update2024.04.16 21:00

メタマスクにリップル(XRP)は送金できる?メタマスクの対応ブロックチェーンについて解説

メタマスク(MetaMask)は、複数の仮想通貨(暗号資産)を管理できる人気の高い仮想通貨ウォレットですが、メタマスクにリップル(XRP)は送金できるのでしょうか。
update2024.04.16 20:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル