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Paxos、金の価値に連動する仮想通貨をローンチ

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DATE2019.09.06

仮想通貨関連

Paxos、金の価値に連動する仮想通貨をローンチ

ICO

ブロックチェーンを活用して資産のトークン化を推進

ニューヨークに拠点を置く仮想通貨関連企業のPaxosが、ニューヨーク州金融サービス局(The New York State Department of Financial Services)の承認を受けて、Pax Gold【以下、PAXGと称す】という名称の金に裏付けされた仮想通貨をローンチしたことが明らかになった。[1]

発表によると、PAXGは1通貨あたり1オンス(約28グラム)の金と同等の価値を有しており、保有者はニューヨークに存在するBullion Exchangesなどの提携機関を介して現物資産と引き換えることもできるという。これに加えて、仮想通貨を担保にしたレンディングサービスを展開するSALTが、その取り扱い通貨であるパクソス(PAX)、トゥルーUSD(TrueUSD)、USDコイン(USDC)のラインナップにPAXGを追加することを決定している。PaxosのCEOであるChad Cascarilla氏はこの提携先のリストを今後も拡大し、保有者がロンドンやニューヨークにいなくとも現物資産と交換できる体制を整えるとの意向を示した。また、Cascarilla氏はこれがブロックチェーンを活用した資産管理の新しい形であると評価し、その他資産に関しても同様の製品を開発することでトークン化を進めていきたいと言及している。

トークン化された金が社会に受け入れられるかは未知数だと言えるが、仮想通貨関連のリサーチサービスを提供するMessariの共同創設者であるDan McArdle氏は、ビットコイン(Bitcoin)を引き合いに出して次のようにコメントした。

ビットコインは金やその他資産を取り込み、新しい時代に適したより良い資産体系を作り出しました。ビットコインがこのような資産体系を構築できるのは、中央集権型または現実世界では実現不可能な仕組みを採用しているからです。特定の人物が資産管理を行う場合、ブロックチェーン上の資産は信頼を失うでしょう。

Dan McArdle, Co-Founder of Messari - Coindeskより引用

最近では、Sygnumがシンガポールで銀行ライセンスを申請しトークン化証券の提供を目指すなど資産のトークン化に市場の注目が集まっているが、トレーダーの中には資産をトークン化することに懐疑的な見方を示す者も多く存在するため、Paxosは伝統的な金トレーダーにPAXGの有用性を訴求する必要がある。貴金属のカストディ事業を展開するGoldmoneyの創設者であるRoy Sebag氏は、トークン化が金市場に新しい価値を生む可能性は低いとの見解を示したが、KYC(顧客確認)プロセスを整備することを条件とした上で、クローズドな環境であれば有用であると言及した。確かに2018年にはETF(上場投資信託)が1,000億ドル分の金を保有していた事実からもわかるように、金市場のメインプレイヤーは個人投資家ではなく、機関投資家であることは明白だと言えよう。

Cascarilla氏はPAXGが米ドルに連動するステーブルコインであるパクソスと同様に監査の対象であるため、同仮想通貨の安全性が保証されていると述べ、保管料を支払うことなく24時間いつでも取引できるメリットを強調した。今年4月にはeToroが仮想通貨プラットフォームをリリースし、資産のトークン化を進めることを発表しているが、PAXGをはじめとする新しい試みは投資家に受け入れられるのか、今後の仮想通貨市場の動向を見守っていきたい。

official release 2019.09.06

出典元:

ニュースコメント

世界情勢の悪化で人気を博す金投資

現在、米中の貿易戦争やブレッグジットなど世界情勢の悪化を受けて、1オンスあたりの金価格は1,500ドルを超えるにまで上昇しており、金に連動するETFとして有名なSPDR Gold Sharesは2016年7月以来、最大の資産保有高を記録している。投資戦略におけるビットコインの有用性を示すグレースケールも、最近では金の代わりに仮想通貨関連商品へ投資するよう促しているが、市場がリスクオフに動く中で投資家も新たなリスクを取ることに躊躇しているようだ。しかしながら、2019年に入ってからの仮想通貨市場は、先月末にビットコイン価格が大幅に下落し、1ヶ月ぶりの安値を更新する展開を見せているものの、これまでの高いボラティリティが鳴りを潜め、安定性を増している様子がうかがえる。依然として金は安全資産の認識が強く、このような市場環境下で人気を博しているが、PAXGのローンチがこの流れを拡大するのか、今後の展開に注目していきたい。

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EDITOR制作/編集 FXplus編集部

DATE最終更新:

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