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イーサリアム、次期ハードフォークの内容が決定

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DATE2019.08.19

仮想通貨関連

イーサリアム、次期ハードフォークの内容が決定

Ethereum

アルゴリズムの変更など6つのEIPが盛り込まれる

今月15日、イーサリアム(Ethereum)の開発者会議でこれまで提案されていた次期ハードフォークに6つのEIP(Ethereum Improvement Proposal)が盛り込まれることが決定した。[1]

今回のハードフォークは2回のアップデートで完了する計画になっており、今年10月にイーサリアムのメインネットにEIPが実装され、来年の第1四半期にはそれが有効化される予定だという。イーサリアムにおける8回目のハードフォークとなるイスタンブールは、ProgPoWと呼ばれるマイニングアルゴリズムへの移行やジーキャッシュ(Zcash)との互換性の付与、リプレイアタックへの耐性向上を目的とする。これに伴い、GethやParityといったイーサリアムの主要なクライアントソフトは、これから1週間を目処にテストネットワークであるロプステン(Ropsten)に実装されるEIPへの対応が必要となる状況だ。

当初、ロプステンでのEIPの有効化は今月14日に予定されていたが、それぞれの開発項目に時間的猶予を与えるために、スケジュールを2週間先送りする必要があると先日の開発者会議で指摘されている。イーサリアム開発者であるPéter Szilágyi氏は、もしこのスケジュールに間に合わない場合、ロプステンに関するスケジュールを次週の会議で再検討すべきと発言し、他の開発者の賛同を得ているようだ。Szilágyi氏は前回のハードフォークでは数ヶ月の猶予があったと説明しており、今回、数週間での実装が強いられることになれば、それがリスクになる可能性があると示唆した。

イーサリアム財団でコミュニティマネージャーを務めるHudson Jameson氏は、イスタンブールに関して次のようにコメントしている。

メインネットのハードフォークを行う上で、ネットワークのセキュリティや安全性の確保は重要事項となっており、テストネットにおけるアップデートの成功は試金石になると言えるでしょう。イーサリアムの開発者たちは、テストネットが正しく機能することを願っています。

Hudson Jameson, Community Manager at Ethereum Foundation - CoinDeskより引用

イスタンブールの有効化にはクライアントソフトのアップグレードなど、多くの懸念が付きまとっているが、開発者チームはこれを成功に導くことはできるのか、今後もイーサリアムの動きには注目していきたい。

official release 2019.08.19

出典元:

ニュースコメント

4段階ハードフォークが最終フェーズに突入

先日、販売開始から5周年を迎えたイーサリアムだが、2014年当初から継続されてきた4段階ハードフォークが最終フェーズのセレニティに突入し、遂にPoS(プルーフオブステーク)型の効率良いブロックチェーンシステムの完成が見えてきている状況だ。イスタンブールの目玉となっているProgPowへの移行は、PoSを実現するための前段階だとの位置付けだが、開発の進捗次第ではその実装が延期になる可能性もあるという。イーサリアムは主要なブロックチェーンプラットフォームとして広く利用されているため、コミュニティは一刻も早いパフォーマンスの向上を願っていることだろう。最近ではビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)の派生通貨であるビットコインSVがブロックサイズを拡張するハードフォークに成功し、更なるユーザーベースの拡大に向かっている。既に多くのユーザーを抱えるイーサリアムだが、今回のハードフォークが良い結果を生むことに期待したい。

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EDITOR制作/編集 FXplus編集部

DATE最終更新:

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