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作成日
：2018.04.21
5月中旬にハードフォークを控えるビットコインキャッシュの価格が急騰している。ビットコインキャッシュ（BCH/USD）は、先週比で30％以上も上昇し、現時点で1000ドルを上回って推移している。ハードフォークへの期待が好材料となり、ビットコインキャッシュは今後も数週間は引き続き上昇幅を拡大していくことが予想される。
ビットコインキャッシュは、5月15日にハードフォークを控え、さらに11月には別のフォークが行われる予定となっている。5月に予定されているハードフォークでは、ブロックサイズが現状の8MBから32MBへと大幅に拡大され、これにより処理能力が数段階向上し、より迅速な取引が可能になる。開発チームによると、この拡張により、世界最大のオンライン決済システムであるPaypalと同レベルの支払い処理が可能になるという。
また、オペコードは、書き換えのみならず、通貨機能に加えて、資産管理機能を持つカラードコイン技術を導入し、イーサリアム（Ethereum）のような特性が追加される見込みである。この機能が追加されることにより、株式や債券、金など、さまざまなアセットの取引が可能となるプラットフォームになる。
ビットコインキャッシュのハードフォークは、新しく他のコインが誕生するものではなく、あくまでもアップグレードのために行われる。 アップグレードにより、ビットコインキャッシュネットワークは急速に成長する可能性があり、今後イーサリアムと競合し、より強力な基盤を築いていくことになるであろう。ビットコインキャッシュがハードフォーク後に仮想通貨相場にどのような影響を与えるのか注目していきたい。
release date 2018.4.21
