Select Language

ICM.com、mastercardと提携

ICM.com、mastercardと提携

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2023.03.30 18:01
ICM.com、mastercardと提携

update 2023.03.30 18:01

新たなプリペイドカードとモバイルアプリをリリース

英国・ロンドンを拠点とする海外FXブローカーであるICM.com(本社:New Broad Street House 35 New Broad St, London EC2M 1NH United Kingdom[1])【以下、ICMと称す】は、新たなプリペイドカードとモバイルアプリのリリースに際し、大手クレジットカード会社であるmastercard(本社:2000 Purchase Street Purchase, NY 10577 U.S.A.[2])とパートナーシップ契約を締結したことを発表した。[3]

今回ICMが新たにリリースしたプリペイドカードは、ICMシルバー(ICM Silver)とICMブラック(ICM Black)の2種類となる。ICMシルバーは多通貨取引に対応している他、複数の決済手法を容易に利用することができるという。プレミアムカードとなるICMブラックは、ICMシルバーの全機能に加え、Careem RidesやAvis Car Rental、及び宿泊予約サイトなどのディスカウントサービスを受けられるとのことだ。加えて、世界900か所を超える空港ラウンジサービスを無制限に利用可能な他、ヨルダン・アンマンのクィーンアリア国際空港(Amman Queen Alia International Airport, QAIA)におけるファストトラックサービスも利用できるという。

またICMは、広範な顧客層に対して利便性の高い旅行サービスを提供すべく、ICM.com mastercardモバイルアプリもリリースした。同アプリはカード管理や多岐にわたる決済手法、取引履歴照会といった使い勝手の良いサービスを提供している。またICMがリリースしたプリペイドカードは、同社のリアル口座と連携することで、取引口座からの入出金にも対応しているという。

両社の提携に際し、ICM.comの創業者兼CEOを務めるShoaib Abedi氏は以下のようにコメントしている。

mastercardと提携することで、我が社は需要高まるトラベルフレンドリーなプリペイドカードを発行できるようになりました。お客様はICMシルバーやICMブラックを活用し、安全性の高いグローバル取引や様々な無料サービスに加え、取引口座と連携することで、旅行の際に便利な資金サービスも利用できます。

Shoaib Abedi, CEO and Founder of ICM.com - ICM.comより引用

2020年9月、ICMはイングランドプレミアリーグに所属するニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)と提携し、ブランド力の向上を模索している。そして今回、同社はmastercardと提携し、決済やモバイル機能を強化することで、更なる顧客基盤の拡大が期待できそうだ。

release date 2021.01.20

出典元:

ニュースコメント

利便性の追求が顧客獲得のカギ

サービスのデジタル化やニーズの変化に伴い、顧客基盤の拡大を図る金融サービスプロバイダー各社にとっては、利便性の向上が一つのキーワードになっている。今回、ICMはmastercardと提携し、取引口座からの入出金や、旅行の際に便利な様々な機能が付帯した利便性の高いプリペイドカードを発行することで、世界中に広がる旅行ニーズを抱えた潜在顧客の囲い込みを図っていると推察される。また、ICMは最大500万ポンド補償する保険サービスの提供を開始するなど、使い勝手の良さを積極的にアピールしている状況だ。他方で、多くの金融サービスプロバイダーが、利便性向上につながるソリューションの提供を推進している。例えば、サンタンデール銀行がスペインでPagoFXをリリースした他、HotForexがPayRetailersと提携し、効率的な決済ソリューションの提供を試みている。利便性の追求が顧客獲得のカギとなる中、金融サービスプロバイダー各社が、取引や決済分野などにおいて画期的なソリューションを提供することに今後も期待したい。


Date

作成日

2021.01.20

Update

最終更新

2023.03.30

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

ThreeTraderが3周年を記念したキャンペーンを開催!

海外FX業者のThreeTraderが、3周年を記念したキャンペーンの第一弾を開催しています。キャンペーン期間中に本人確認審査を完了、または初回入金を行うと合計20ドルのキャッシュバックを受け取れます。
New
update2024.04.19 21:00

Bybitの新ローンチパッドに仮想通貨PBUXが登場!参加方法やPlaybuxの独自トークンについて解説

Bybitのローンチパッドに仮想通貨PBUXが登場します。PBUXは、エンターテインメントWeb3.0プラットフォーム「Playbux」の独自トークンです。計測開始日時は2024年4月18日午前9時からです。
update2024.04.18 21:00

XS.comが賞金総額100万円超のデモトレード大会「Lucky Contest」を開催!

海外FX業者のXS.comが、2024年4月29日よりデモトレード大会「Lucky Contest」を開催します。上位5名には総額100万円の賞金が贈られ、上位入賞を逃した方にも抽選で賞金が当たります。参加には事前のエントリーが必要です。
update2024.04.17 20:00

仮想通貨OMNIの将来性は?ロールアップを統合するレイヤー1ブロックチェーンについて解説

仮想通貨OMNIは、イーサリアムのロールアップを統合するブロックチェーン、Omni Networkのネイティブトークンです。Omni Networkを使用すると、イーサリアムの流動性とユーザーにアクセスできるグローバルアプリケーションを構築できます。
update2024.04.16 21:00

メタマスクにリップル(XRP)は送金できる?メタマスクの対応ブロックチェーンについて解説

メタマスク(MetaMask)は、複数の仮想通貨(暗号資産)を管理できる人気の高い仮想通貨ウォレットですが、メタマスクにリップル(XRP)は送金できるのでしょうか。
update2024.04.16 20:00

仮想通貨SUI(スイ)に対応したウォレットの作り方|ウォレットの種類や機能も解説

Mysten Labsが開発するレイヤー1ブロックチェーン「Sui Network」上では、さまざまなWeb3アプリが開発・提供されています。アプリを利用する際に必要となるのが、SUIウォレットです。主なSUIウォレットの種類や機能、作り方、SUIウォレットのリスクなどを解説します。
update2024.04.12 20:00

仮想通貨SAGAの将来性は?Web3開発者向けプラットフォームの評判や仕組みを解説

仮想通貨(暗号資産)SAGAは、レイヤー1プロトコルSagaのネイティブトークンです。Sagaは、開発者がWeb3プロジェクトを簡単にローンチできるプラットフォームとして機能します。
update2024.04.11 20:00

Titan FXが上限額なしのGW無限キャッシュバックキャンペーンを開催!

Titan FX(タイタンエフエックス)が2024年4月22日から「GW無限キャッシュバック」キャンペーンを開催します。入金額と取引量の条件を満たしたユーザーが、期間内であれば条件を満たす度に何度でも、上限額なしで無制限にキャッシュバックを受け取れるという内容です。
update2024.04.05 21:00

Mantle Rewards Stationとは?MNTステーキングの仕組みやmShardsについて解説

Mantleが「Mantle Rewards Station」というキャンペーンを開催しました。ユーザーは仮想通貨MNTをステーキングすると、mShardsというレシートトークンを獲得でき、将来的に仮想通貨ENAと交換できます。
update2024.04.05 20:30

FXDDが春の22%入金ボーナスキャンペーンを延長

老舗の海外FX業者として知られるFXDDが、2024年4月1日より春の22%入金ボーナスキャンペーンを開催中です。キャンペーン期間中に入金すると22%のボーナスが付与されます。
update2024.04.05 20:15
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル