Select Language

Invast Global、VIX指数先物を原資産とするインデックスCFDをリリース

Invast Global、VIX指数先物を原資産とするインデックスCFDをリリース

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.07.19 11:36
Invast Global、VIX指数先物を原資産とするインデックスCFDをリリース

update 2022.07.19 11:36

S&P500の値動きに対するエクスポージャーを提供

プライムブローカレッジサービス(高レバレッジや豊富な流動性を求めるヘッジファンド等に対する多様で高度なサービス)を提供するInvast Global(本社:Level 27, Aurora Place, 88 Phillip Street Sydney NSW 2000[1])は7月23日、世界最大のデリバティブ取引所であるシカゴ・ボード・オプション(Cboe Global Markets, Inc., 本社:400 S LaSalle St. Chicago, IL 60605, USA[2])【以下、CBOEと称す】が算出するボラティリティ・インデックス(Volatility Index)【以下、VIX指数と称す】先物を原資産とする新たなインデックスCFDをリリースしたことを発表した。[3]

CBOEが2004年に算出を開始したVIX指数先物は、流動性が高く最も取引されているボラティリティ関連指数に連動した証券取引所上場先物商品だ。投資家にとっては、Invast GlobalのサーバーからAPIを介した同商品への投資を通じて、S&P500の値動きに対するエクスポージャーを持てるほか、インデックス取引に関連したデータや、執行サービスを活用して投資戦略の拡充を図ることができるという。

新たなインデックスCFDのリリースに際し、Invast GlobalのCCOであるJames Alexander氏とCBOEヨーロッパの市場データ部門ディレクターを務めるStephen Dorrian氏は、それぞれ以下のようにコメントしている。

我が社は長い間、海外FXブローカーに対してマルチアセットに対応したソリューションを提供しており、新たなインデックスCFDのリリースと共に、今後も革新性の発揮に注力する方針です。我々はCBOEのような顧客志向のパートナーと協働し、FXやインデックス商品、グローバル株式など多岐にわたる金融商品を提供することを喜ばしく思っております。

James Alexander, Chief Commercial Officer at Invast Global - Invast Globalより引用

付加価値の高い市場データを活用し、革新的な新商品の開発や顧客サービスの向上を図る上で、Invast Globalは我が社にとって重要なお客様であります。我々は、同社が海外FXブローカーのニーズに対応するVIX指数先物を原資産とするCFDのリリースをサポートすることを喜ばしく思っております。

Stephen Dorrian, Director of Market Data at Cboe Europe - Invast Globalより引用

CBOEは、ミニVIX指数先物を8月10日にリリースする計画を発表している。同商品の提供は当局の承認を得ることを条件としているものの、的確に顧客ニーズへ対応していく方針だという。また他の金融サービスプロバイダーによる新商品・サービス開発動向に目を転じると、SIXがテーマ型ETFを上場したほか、FXCMが2種類の原油スポットCFDをリリースしている。そして今回、Invast Globalが市場でニーズの高まるボラティリティ関連CFDをリリースしたことで、更なる顧客取引の拡大が期待できそうだ。

release date 2020.07.27

出典元:

ニュースコメント

広範な顧客基盤に対応した多様なソリューションを提供するInvast Global

日本のインヴァスト証券を親会社に持つInvast Globalは、シドニーと東京、香港にオフィスを構え、グローバル海外FXブローカーや中小規模のヘッジファンド、ファミリーオフィス、プロップトレード(証券会社などにおける自己資金での運用)を行う金融機関、地方銀行などをターゲット顧客とした広範な顧客基盤を築いている。同社は40か所を超える証券取引所を通じ、FXやインデックスCFD、コモディティCFDなどマルチアセットに対応した取引サービスを提供している。また、プライムブローカレッジサービスやMetaTrader5【以下、MT5と称す】を導入した株式CFD取引、流動性の最適化、FIXやREST APIを介したコネクティビティサービス、アルゴリズム取引、キャピタル・イントロダクションなど多様なソリューションを取り揃えている。加えて、2019年10月にInvast GlobalはCBOEと提携し、欧米株式取引データを無料で提供しているほか、MT5上で新たな流動性関連ソリューションの提供を開始するなど、積極的に商品・サービスの拡充を図っている状況だ。Invast Globalが更なる顧客基盤の拡大に向け、如何なるソリューションを提供するか注目したい。


Date

作成日

2020.07.27

Update

最終更新

2022.07.19

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

メタマスク(MetaMask)のエアドロップ確認機能とは?特徴や使い方を解説

分散型ウォレットのメタマスク(MetaMask)に、エアドロップ確認機能が追加されました。これにより、エアドロップの受け取り資格の有無を、メタマスク上で簡単にチェックすることが可能になっています。当記事では、エアドロップ確認機能の特徴や、対応しているブロックチェーン、使い方を解説します。
New
update2024.04.26 21:00

仮想通貨BBの将来性は?ビットコイン向けリステーキングチェーンBounceBitについて解説

仮想通貨(暗号資産)BBは、レイヤー1ブロックチェーンBounceBitのネイティブトークンです。BounceBitは、ビットコイン(BTC)をリステーキングできるインフラとして機能します。
update2024.04.25 20:00

セービングとステーキングの違いとは?仕組みや利率・やり方を解説

仮想通貨(暗号資産)を運用する代表的なサービスとして「セービング」と「ステーキング」があります。よく似た両者には、どのような違いがあるのでしょうか。当記事では、セービングとステーキングの違いや仕組み、利率、やり方などを解説します。
update2024.04.25 19:30

Zoomexがプレイ金額杯を開催!To The Moonをプレイして総額17万円相当の賞金・特典を獲得

Zoomex(ズーメックス)が、プレイ金額杯の開催を発表しました。To The Moonをプレイしてランキングに入賞すると、総額17万円相当の賞金・特典を獲得できます。キャンペーンは、2024年4月30日午前9時(日本時間)までです。
update2024.04.23 20:00

BigBossが新規ユーザー向けの入金ボーナスを提供!最大1万3,700ドルを付与

海外FX業者のBigBossが入金ボーナスの提供を開始します。今回のボーナスプログラムでは累積入金額によって付与率が変化し、最大1万3,700ドルが付与されます。入金ボーナスの付与条件や対象、注意点などをまとめました。
update2024.04.22 20:30

ThreeTraderが3周年を記念したキャンペーンを開催!

海外FX業者のThreeTraderが、3周年を記念したキャンペーンの第一弾を開催しています。キャンペーン期間中に本人確認審査を完了、または初回入金を行うと合計20ドルのキャッシュバックを受け取れます。
update2024.04.19 21:00

Bybitの新ローンチパッドに仮想通貨PBUXが登場!参加方法やPlaybuxの独自トークンについて解説

Bybitのローンチパッドに仮想通貨PBUXが登場します。PBUXは、エンターテインメントWeb3.0プラットフォーム「Playbux」の独自トークンです。計測開始日時は2024年4月18日午前9時からです。
update2024.04.18 21:00

XS.comが賞金総額100万円のデモトレード大会「Lucky Contest」を開催!

海外FX業者のXS.comが、2024年4月29日よりデモトレード大会「Lucky Contest」を開催します。上位5名などには総額100万円の賞金が贈られます。
update2024.04.17 20:00

仮想通貨OMNIの将来性は?ロールアップを統合するレイヤー1ブロックチェーンについて解説

仮想通貨OMNIは、イーサリアムのロールアップを統合するブロックチェーン、Omni Networkのネイティブトークンです。Omni Networkを使用すると、イーサリアムの流動性とユーザーにアクセスできるグローバルアプリケーションを構築できます。
update2024.04.16 21:00

メタマスクにリップル(XRP)は送金できる?メタマスクの対応ブロックチェーンについて解説

メタマスク(MetaMask)は、複数の仮想通貨(暗号資産)を管理できる人気の高い仮想通貨ウォレットですが、メタマスクにリップル(XRP)は送金できるのでしょうか。
update2024.04.16 20:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル