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INTL、シンガポール大手銀行UOB子会社の買収を完了

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DATE2019.10.08

FX業者 (ブローカー)

INTL、シンガポール大手銀行UOB子会社の買収を完了

買収

アセアン地域及びグローバルでのデリバティブサービス機能を強化

米国にて幅広い金融事業を展開しているINTL FCStone Inc.(本社:155 East 44th Street, Suite900, New York, NY 10017[1])【以下、INTLと称す】は10月8日、同社シンガポール子会社INTL FC Stone Pte Ltd【以下、INTLシンガポール子会社と称す】が、シンガポールの大手銀行であるUnited Overseas Bank Limited傘下にて、先物・オプションブローカレッジ及び決済サービスを手掛けるUOB Bullion and Futures Limited【以下、UOB子会社と称す】の買収を完了させたことを発表した。

INTLシンガポール子会社は、2019年3月18日より開始した買収交渉の末、事業譲渡契約(Asset Purchase Agreement)の全ての条件に関して合意に達したとのことだ。これを受け、同社はシンガポールにおける資本市場サービス免許(Capital Markets Services License)をアップグレードさせ、証券取引所経由もしくは店頭デリバティブ取引、レバレッジを効かせたFXスポット取引サービスを提供することができるようになるという。なお、INTLシンガポール子会社は2019年9月下旬に、シンガポール取引所【以下、SGXと称す】のデリバティブ取引・決済会員(Trading and Clearing Member)に加わっており、同国で更なる顧客基盤の拡大を模索している状況だ。

UOB子会社の買収完了に際し、INTLシンガポール子会社のCEO兼INTLアジア地域の副CEOを務めるGreg Kallinikos氏は以下のようにコメントしている。

シンガポールにて先物・オプション取引を手掛けるUOB子会社の買収を成功させたことは、我が社のアジアにおける、新たなるエキサイティングな時代の幕開けを意味します。両社共に、新たなお客様に対してサービスを提供できることを喜ばしく光栄に感じており、全てのお客様と長期にわたる関係性を構築していくことを楽しみにしております。今回のUOB子会社の買収とSGX会員への加入により、決済や執行サービスを強化し、アセアン地域及びグローバルでのサービス機能を格段に向上させることができます。これは、我が社のアジアにおけるプレゼンス拡大に向けた重要なマイルストーンになると共に、世界中の全てのお客様が抱いているグローバル上場デリバティブ取引ニーズを満たすワンストップサービスを提供するという我々の経営戦略に完全に合致するものであります。

Greg Kallinikos, Chief Executive Officer of IFP and Deputy CEO, Asia for INTL FCStone group - INTLより引用

なお、INTLはFillmore Advisorsを買収したほか、INTLはGMP Securities LLCを買収するなど、積極的な企業買収を通じた業容拡大を図っている。そして今回、デリバティブ取引関連サービスを手がけるUOB子会社を買収し、顧客ニーズにマッチしたソリューションを提供することで、更なる顧客取引の拡大が期待できそうだ。

official release 2019.10.08

出典元:

ニュースコメント

アジアの成長取り込みに躍起な海外FXブローカー

足元では、世界の中でも急成長が見込まれるアジア市場の成長を取り込むべく、海外FXブローカー各社が様々なサービス強化を実践している。たとえば、Finior CapitalがUAE・アブダビでFXサービスを提供開始したほか、JPモルガンチェースがシンガポールで新FX取引エンジンを投入している。多くの海外FXブローカーがアジア市場に注目する背景としては、経済成長に伴うFX市場の拡大や成熟化が期待されていることが挙げられる。IMFが2019年7月に公表した世界経済見通しによると、2019年の先進国のGDP成長率予測が1.9%であるのに対し、アセアン原加盟国5か国は5.0%見通しと高い成長が続く見込みであり、実際にアジア最大のFXハブであるシンガポールではFX取引が活況を呈している。また、資源依存からの脱却を掲げるアラブ諸国でもFX市場拡大が加速しており、海外FXブローカーが新たに拠点を設けるなど、サービスの充実化を図っている状況だ。IMFは、アジア地域が2020年に更なる経済成長を遂げる見通しを示しており、アジアの成長の果実を享受すべく、今後も海外FXブローカー各社が革新的なソリューションを提供することを期待したい。

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EDITOR制作/編集 FXplus編集部

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