Select Language

Tradesocio、PrimeXM及びoneZeroとAPI統合

Tradesocio、PrimeXM及びoneZeroとAPI統合

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.05.12 15:45
Tradesocio、PrimeXM及びoneZeroとAPI統合

update 2022.05.12 15:45

Tradesocioの独自ソフトウェアを容易に利用可能

シンガポールを拠点とするフィンテック企業であるTradesocio(本社:38-01, Suntec Tower Three, 8 Temasek Boulevard, Singapore, 038988[1])は17日、有力ブリッジブローカー(FXブローカーがリクイディティプロバイダーに注文を出す際の仲介ブローカー)であるPrimeXM及びoneZeroとAPIを統合したことを発表した。今回の統合によりTradesocioの顧客は、両ブリッジブローカーが構築するエコシステムへ既に加入している場合、Tradesocioが独自開発したソフトウェアを同エコシステム上で容易に利用可能になるとのことだ。

Tradesocioは、ブローカーや投資家、ファンドマネージャー、IB(イントロデューシング・ブローカー)などが加入するマーケットプレイスを構築し、一連の投資プロセスを効率化するソリューションを提供している。同社はインドにテクノロジーセンターを開設している他、キプロスに駐在員事務所を設けている。

金融業界においては、低レイテンシー(遅延時間)やルーティングサービスへの根強い需要があり、新FXプラットフォームをリリース予定であるシティグループなど複数の金融機関が高機能な取引環境を望む顧客需要に対応すべく、リクイディティ機能の向上や新たなテクノロジーソリューションの開発を行っている状況だ。そのような環境下で、oneZeroが構築するマルチアセットクラスのエコシステムは、取引所やブローカー、銀行、ヘッジファンドといった200社を超える企業が加入し、DMA(ダイレクトマーケットアクセス)やプライシング、低レイテンシーのコネクティビティサービスを提供している。2018年10月にADMISがoneZeroエコシステムに参画している他、2019年にはGMIがネットワークに加入するなど、oneZeroが提供するソリューションは多くの顧客から高い評価を得ていることがうかがえる。

一方スイスで設立されたPrimeXMは、FX・CFD分野における120社を超えるリクイディティプロバイダー向けに、低レイテンシーのコネクティビティサービスやFXのアグリゲーション、及び機関投資家向けホスティングサービスを提供している。2018年12月にPrimeXMはICM.comと提携したことで高い流動性を確保し、最高水準の取引環境の提供を目指している。今回Tradesocioにとっては、多くの金融機関が加入するエコシステムを運営している両ブリッジブローカーとのAPI統合を実現させ顧客の利便性を向上させることで、更なる利用拡大が期待できそうだ。

release date 2019.07.18

出典元:

ニュースコメント

API統合による自社の認知度向上

API(Application Programming Interface)とはソフトウェアの機能と仕様のことであり、APIを統合することで、同じような特徴を持つサービスの開発が容易となるほか、一部の機能を改良することもできる。また他社の情報を二次使用することも可能となり、他社が保有するユーザー情報を利用して自社サービスにログインする機能を付帯することができるなど、開発者とユーザーの両者にメリットがあると言えよう。今年に入り業務提携のニュースが続くTradesocioは、主力であるミラートレードツールの他にソーシャルプラットフォームサービスも提供しており、着実に提携ブローカーを増やし急成長を見せている。同社が顧客評価の高いブリッジブローカーとAPIを統合することによって、顧客の利便性向上や自社製品の提供機会を増やすだけでなく、開発スピードの向上や開発コストの削減が期待されているようだ。今回の提携が、グローバルベースの発展を推し進めるTradesocioにとってさらなる発展と認知度向上に繋がることを期待したい。


Date

作成日

2019.07.18

Update

最終更新

2022.05.12

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

Bybitの新ローンチパッドに仮想通貨PBUXが登場!参加方法やPlaybuxの独自トークンについて解説

Bybitのローンチパッドに仮想通貨PBUXが登場します。PBUXは、エンターテインメントWeb3.0プラットフォーム「Playbux」の独自トークンです。計測開始日時は2024年4月18日午前9時からです。
New
update2024.04.18 21:00

XS.comが賞金総額100万円超のデモトレード大会「Lucky Contest」を開催!

海外FX業者のXS.comが、2024年4月29日よりデモトレード大会「Lucky Contest」を開催します。上位5名には総額100万円の賞金が贈られ、上位入賞を逃した方にも抽選で賞金が当たります。参加には事前のエントリーが必要です。
update2024.04.17 20:00

仮想通貨OMNIの将来性は?ロールアップを統合するレイヤー1ブロックチェーンについて解説

仮想通貨OMNIは、イーサリアムのロールアップを統合するブロックチェーン、Omni Networkのネイティブトークンです。Omni Networkを使用すると、イーサリアムの流動性とユーザーにアクセスできるグローバルアプリケーションを構築できます。
update2024.04.16 21:00

メタマスクにリップル(XRP)は送金できる?メタマスクの対応ブロックチェーンについて解説

メタマスク(MetaMask)は、複数の仮想通貨(暗号資産)を管理できる人気の高い仮想通貨ウォレットですが、メタマスクにリップル(XRP)は送金できるのでしょうか。
update2024.04.16 20:00

仮想通貨SUI(スイ)に対応したウォレットの作り方|ウォレットの種類や機能も解説

Mysten Labsが開発するレイヤー1ブロックチェーン「Sui Network」上では、さまざまなWeb3アプリが開発・提供されています。アプリを利用する際に必要となるのが、SUIウォレットです。主なSUIウォレットの種類や機能、作り方、SUIウォレットのリスクなどを解説します。
update2024.04.12 20:00

仮想通貨SAGAの将来性は?Web3開発者向けプラットフォームの評判や仕組みを解説

仮想通貨(暗号資産)SAGAは、レイヤー1プロトコルSagaのネイティブトークンです。Sagaは、開発者がWeb3プロジェクトを簡単にローンチできるプラットフォームとして機能します。
update2024.04.11 20:00

Titan FXが上限額なしのGW無限キャッシュバックキャンペーンを開催!

Titan FX(タイタンエフエックス)が2024年4月22日から「GW無限キャッシュバック」キャンペーンを開催します。入金額と取引量の条件を満たしたユーザーが、期間内であれば条件を満たす度に何度でも、上限額なしで無制限にキャッシュバックを受け取れるという内容です。
update2024.04.05 21:00

Mantle Rewards Stationとは?MNTステーキングの仕組みやmShardsについて解説

Mantleが「Mantle Rewards Station」というキャンペーンを開催しました。ユーザーは仮想通貨MNTをステーキングすると、mShardsというレシートトークンを獲得でき、将来的に仮想通貨ENAと交換できます。
update2024.04.05 20:30

FXDDが春の22%入金ボーナスキャンペーンを延長

老舗の海外FX業者として知られるFXDDが、2024年4月1日より春の22%入金ボーナスキャンペーンを開催中です。キャンペーン期間中に入金すると22%のボーナスが付与されます。
update2024.04.05 20:15

IS6FXがウェルカムボーナスをリニューアル!

IS6FXが、新規ユーザーを対象とするウェルカムボーナスのリニューアルを発表しました。従来のウェルカムボーナスとは異なり、リニューアル後は初回から3回目の入金までボーナスが付与されます。
update2024.04.05 20:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル