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デューカスコピー、ソフトコモディティCFD取り扱いを開始

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update 2023.03.31 12:18
デューカスコピー、ソフトコモディティCFD取り扱いを開始

update 2023.03.31 12:18

将来的に更なるコモディティCFDの提供を行う意向

スイスを拠点に銀行業とFXブローキング事業を行うDukascopy Bank SA(本社:Route de Pré-Bois 20 ICC, Entrance H 1215 Geneva 15 Switzerland[1])【以下、デューカスコピーと称す】は2月26日、2種のソフトコモディティ(農作物や家畜など)CFDの取り扱い開始とインデックスCFD商品の拡充を図ることを発表した。

まずは、ココア(COCOA.CMD/USD)と砂糖(SUGAR.CMD/USD)のソフトコモディティCFD及びポーランド株式インデックスCFD(PLN.IDX/PLN)の取り扱いをリアル口座とデモ口座にて開始し、近い将来、コーヒー(COFFEE.CMD/USX)と綿(COTTON.CMD/USX)、オレンジジュース(OJUICE.CMD/USX)の3種のコモディティCFDを追加投入する意向であるようだ。尚、最大レバレッジは、それぞれソフトコモディティCFDは30倍、ポーランド株式インデックスCFDは100倍になるというが、欧州域内の顧客に対しては、10倍の最大レバレッジが適用となる。

更に、デューカスコピーは仮想通貨ビジネスの拡大を図るべく、自社で開発を進める独自トークンDukascoinの公式ウェブサイトを立ち上げると共に、Dukascoinのホワイトペーパー(トークンの仕組みやセキュリティ規格などを説明する書類)も提供することで戦略的に露出度を高めている。加えて、デューカスコピーはビットスタンプと提携し、自社プラットフォーム上で仮想通貨取引サービスを提供していく意向であり、デューカスコピーの口座からビットコイン(Bitcoin)と米ドルを交換したり、資金を仮想通貨ウォレットへ引き出すことが可能となる仮想通貨ゲートウェイにおいては、機能テスト実施段階まで漕ぎ着けているようだ。

こうした状況から、デューカスコピーは、今回のソフトコモディティCFDの提供開始を始め、矢継ぎ早に数々の戦略を打ち出すことで、仮想通貨サービスが充実したブローカーというブランドイメージの構築を図っている状況といえよう。

release date 2019.02.27

出典元:

ニュースコメント

成長戦略として事業拡大を図るデューカスコピー

デューカスコピーは、スイスのジュネーブにて2004年に設立されたスイスでも最先端の大手ネット銀行である。350人以上いる社員の半数近くがIT関連に携わっており、この強みを生かして、独自の優れたテクノロジー・ソリューションを提供している。また、バイナリーオプションブローカーとしても、多くの部門にて受賞歴を持ち、世界的に見ても歴史のあるFXブローカーと言える。この度話題に上がったソフトコモディティとは、コモディティの中でも穀物以外のコーヒーや砂糖、ココアや綿などの商品を指すが、この度新たに追加された2種類と、今後予定される3種類のソフトコモディティCFDの追加により、デューカスコピーが提供するコモディティCFDは全部で10種類となる。デューカスコピーは、今後も更なるソフトコモディティCFDの拡充を図る意向を示しており、FXブローキング事業への注力と、加えて、仮想通貨取引のサービス拡大に向けた事業展開と、次々と明らかになる新たな取り組みには目を見張るものがあり、今後のデューカスコピーの発展に益々期待が高まるばかりである。


Date

作成日

2019.02.27

Update

最終更新

2023.03.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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