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JB PrimeとCQGがパートナー契約を締結

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update 2021.08.31 15:27
JB PrimeとCQGがパートナー契約を締結

update 2021.08.31 15:27

1つの口座でFX、CFDなどマルチアセットクラスの取引が可能

マルチアセット取引プラットフォームであるJB Primeを提供する金融サービス業者JB Markets(本社:Level 44, Grosvenor Place 225 George Street SYDNEY NSW 2000[1])【以下、JB Primeと称す】は2月13日、革新的なトレーディングツールとグローバルなマーケットデータ、高度なテクニカル分析ツールを提供するCQG(本社:1999 Broadway Suite 1550 Denver, CO 80202[2])とパートナーシップ契約を締結したことが明らかとなった。

JB Primeの顧客は、この度のパートナー契約を通じ、CQGが誇るマルチアセット取引プラットフォームへアクセスし、グローバル株式、CFD、FX、コモディティといった多岐に亘る金融商品に投資することが可能となる。

パートナー契約の締結に際し、JB PrimeのCEOであるDaren Markisic氏とCQGのAPAC(アジアパシフィック)地域マネージングディレクターを務めるLeighton Andrew氏は、それぞれ以下のようにコメントしている。

市場参加者の間では、足元までの10年以上に亘り、プロフェッショナル向けのマルチアセット取引プラットフォームへの需要が高まっております。CQGは高性能の取引プラットフォームを構築しているだけでなく、先物・オプション分野の精緻な市場分析や豊富な投資関連ニュース、使い勝手の良いチャート、そして優れた注文管理といったサービスをグローバルに展開しています。この度我が社が開発したテクノロジーと融合を図ることで、お客様は先物からオプション、FX、CFD、グローバル株式に至る全ての金融商品を1つの口座で取引することが可能となります。我々は、24時間体制で教育、サポート、リサーチ、レポーティング、プロフェッショナル向け注文管理などをフルサービスで提供していく意向であります。これらのサービスを通じ、様々なアセットクラスに投資を手掛ける全てのトレーダーのニーズを満たすことで、我が社が最高クラスのブローカーとしての地位を築き上げることができると考えております。

Daren Markisic, CEO of JB Prime - TheIndustrySpreadより引用

JB Primeとのパートナー契約を通じ、お客様に対し、新たに広範な取引機会を提供することができるようになります。1つの口座でマルチアセットクラスの取引環境を提供できることは、我が社にとって大変画期的なことであります。

Leighton Andrew, Managing Director of APAC of CQG - TheIndustrySpreadより引用

なおCQGは、JB Primeとのパートナー契約に先立ち、米国・ニューヨークを拠点とする海外FX・CFDブローカーであるMatador Primeとも提携し、FX・CFD分野における充実した取引環境の提供を行っている。

オーストラリアを拠点とするJB Primeは、法人及び個人投資家向けに、証券やデリバティブ商品の提供を行っている。ブリスベンやシドニー、メルボルンなどオーストラリア全土にオフィスを構え、地盤のオーストラリアを始め英国、アジアにも顧客を持つグローバル金融サービスプロバイダーだ。注文執行にはDMA(Direct Market Access、取引所に直接注文を出す形態)方式を採用し、フルサービスブローカレッジ業務や投資一任勘定取引(顧客に代わって資産運用を行う権限を委任されて投資を行う取引)といったサービス提供を行っている。

release date 2019.02.14

出典元:

ニュースコメント

独自取引プラットフォームで企業価値を向上へ

JB Primeは、これまでにも顧客に対し、CQGが提供する取引プラットフォームの他、米国Trading Technologies Internationalが提供するTT Platformを提供している。この度のパートナー契約に先立ち、JB Primeは3年以上の歳月をかけて独自の取引プラットフォームの開発に着手しており、CQGが持つ高度なテクノロジーを統合した単一取引プラットフォームであるJB Prime Multi Assetを開発したという。先日のFXブローカーの出口戦略動向の記事でもお伝えしたが、一般的にリテールブローカーはIT等の知的財産を豊富に有しない傾向がみられる。他社の提供するプラットフォームをそのまま利用することは効率は良いものの、ブローカー自身の知的財産には変化はなく、企業価値の向上には結びつかない。リテールブローカー自身が数年の期間をかけ、独自の取引プラットフォームを開発することは容易ではないが、JB Primeはグローバルの法人及び個人投資家向けに様々なアセットクラスを提供する金融プロバイダーであり、以前から取引関係にあったCQGと良好な関係を築けたことが、今回の独自プラットフォームの実現に結びついたのだろう。全世界で幅広く採用されるMetaQuotesのMetaTrader4は、様々なEAが利用可能で、利便性や経済性等で多くのメリットがあることは言うまでもないが、リテールブローカー各社が独自の強みを持つために切磋琢磨することが、業界に良い影響を及ぼすことになると期待したい。


Date

作成日

2019.02.14

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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