外国人投資家
2018.07.20
外国人投資家とは、外為法により規定されている下記の投資家をいいます。自分の国籍の市場ではなく、別の国の市場へ資金を投入し、運用をする人たちのことを指します。
(1)非居住者である個人
(2)外国法令に基づいて設立された法人、その他の団体、または外国に主たる事務所を有する法人
(3)本邦の会社であって(1)又は(2)に掲げるものが実質的に支配しているものと認められるもの
(4)非居住者である個人が、その役員又は代表権を有する役員の、いずれかの過半数を占める法人の場合
非常に大きな影響力を持っていて、日本人とは異なる判断で投資方針を決定するため、その動向は重要な投資情報のひとつとなっています。特に株式市場においては、外国人投資家の売買動向で相場が大きく左右されます。ですので、東京証券取引所などが発表する投資主体者別売買動向は、外国人投資家の動向がわかるため、しっかりとチェックする必要があります。
アメリカに国籍のある人が日本の市場で資産を運用した場合、日本側から見ると外国人投資家が日本の市場で資産を運用しているということになるのです。
外国人投資家には、海外の投資信託や保険を扱う金融機関などの法人も含まれます。
日本の証券市場では外国人投資家の割合が多く、非常に大きな影響力を持っています。特に株式市場において、相場の動きは外国人投資家の動向に大きく影響されます。また、日本人とは異なった基準で投資を行うため、国内の投資家にとって、外国人投資家の売買動向は重要な指標の一つとなっているのです。
読み方
ガイコクジントウシカ・がいこくじんとうしか
同意語