FXとアベノミクスの関係を知って儲ける方法！

為替レートの変動による取引を行えるのがFXですから、経済状況は大きく影響するものです。そして、アベノミクスなどによる政策も影響してくるのはご存じでしょうか。今回は、政治とFXの密接な関係、どうしたら儲かるのかについて取り上げていきます。

政治による政策の中でもFXへの影響が強いのが、アベノミクスです。2012年、安部政権によって生まれた経済政策ですが、このアベノミクスでは、2％の物価上昇を目標に掲げています。

アベノミクスが円安政策であるかどうかは議論の余地がありますが、この政策によって円安に動く可能性はそれなりに高いと言えます。これは経済にも大きな影響を及ぼしますから、結果的に為替レート、つまりFXにも関係してきます。実際に、アベノミクスの動きに期待をしたトレーダーは数多くいますし、実際に稼いだ投資家も多いです。

日本の政策による所は大きいですが、他にも理由があるのは確かと言えます。政策による影響以外はもちろんですが、海外の政治状況を見てみるとそれがわかるでしょう。

現状では、アメリカやフランスなどの政権は厳しい状況下にあります。支持を得られなければ、影響を与えるだけの力もなくなってしまうものですから、そこにアベノミクスが伴うと、為替レートにも大きな打撃が与えられるというわけです。

このように、政権の動きを見ていけば、為替の動きもある程度の予測ができますから、FXにおいては大いに役立つと言えるでしょう。

ドル円でFXトレードを行っているのであれば、アメリカと日本の政治状況はこまめにチェックすることをおすすめします。

勘だけのトレードではリスクを下げることができませんし、勝率も上げることはなかなか難しいです。FXで儲かるためには為替レートがどのように動くのかを予測する必要があります。これまでの動きや、現状の経済状況を見て判断することもできますが、政治状況も大きな指標となるでしょう。

アベノミクスや政権交代といった大きな出来事だけではなく、普段から得られる政治関連のニュースも積極的に見ておくべきでしょう。現状でどのような政策が行われているのか、どのような出来事が可決されたのかなど、細かな部分までチェックしていくことで予想もしやすくなります。

日本国内だけではなく、海外の動きも見ることができれば、より正確に今後の動きを予想することができるでしょう。そうすれば、必然的にギャンブル性も低くなりますし、分析力を養うこともできます。政治の動きを徹底的に見ていけば、必勝への道も開けるのです。

FXで損をする人がいる一方で、大きく利益を出している人がいます。利益を出している人は、儲けるコツを知っているのでしょうか？勝つ人と負ける人を比較することによって浮かび上がってきた、FXで儲けるコツについてもここで紹介します。

FXで儲けている人は、100％負けていないのかというとそうではありません。勝つときもあれば負けるときもあります。それなのに、儲ける人と損する人がいて、両者には大きな違いがあります。

最も大きな違いは、儲けと損とどちらが大きいかという点ですが、これは当たり前のようで、意外と気付いていない点でもあります。と言うのも、勝った回数が多ければトータルで儲けが出ているかというと、そうでもないからです。

やや極端な例になりますが、10回中9回負けて、1回だけ勝ったとしても、損失が1回の負けごとに10万円ずつであり、たった1回の勝ちで100万円の利益を得ていれば、トータルでは10万円の利益が獲得できています。

大切なのはトータルで勝つことであり、勝ち続けていても、調子に乗ってしまって高額な資金をかけて負けてしまい、トータルで負けてしまうということもあれば、負け続けていても最後に大きく勝って利益が出ることもあるのです。

簡単なことではないですが、FXで儲ける一番のコツは、よいエントリーポイントをきちんと見極めることだと言ってよいでしょう。一日中チャートを見ていても、そう何回も良いエントリーポイントがあるわけではありませんが、きちんと見極められればリスクの小さなポイントからポジションを持つことができますから、あまり損切りしなくてよくなります。

よいエントリーポイントを見極める方法としては、なるべく長い時間をかけ、チャートを見てトレンドをしっかり読むこと、相場の真ん中あたりはなるべく避け、端の方や近くにレジスタンスラインやサポートラインのある場所を選んでポジションを持つこと、そして、移動平均線を用いることなどが挙げられます。

また、一般投資家の場合、一日中チャートとにらめっこしようなどと考えないことが、儲けるコツであるともいえます。毎日決まった時間にニューヨークやロンドンの市場をチェックしたり、ニュースをチェックしたりして、ポイントを絞って狙った方が損をせず儲けることができます。

FXを始めてしばらく経つと、大きな儲けにとらわれ過ぎて、売買のタイミングを逸する人が出てきます。そういう人は、勝つときは大勝ちするものの、長期的に見たら損をしてしまうことが少なくありません。FXの基本は、たった一度の大勝ちを狙わず、コツコツ稼ぐことにあります。

FXは、比較的少額から始められる投資ということもあり、少し慣れてくるともっと一気に大きく儲けたいという気持ちを持つ人が出てきます。そのとき、冷静な気持ちがあれば、段階的に増やしていくことは可能です。しかし、メンタルコントロールに失敗すると、一気に欲張ってレバレッジを自分の実力以上に高く設定してしまいがちです。

また、負けた時にはその負けを倍以上にして取り返そうと、相場を後追いしてしまう人も見られます。そうなってくると、それまで出ていたわずかな利益も失うことになり、いつの間にかマイナスを積み重ねていたということにもなりかねません。あくまでもFXは投資であるのに、ギャンブルにしてしまった結果、大儲けどころか負け続けることになってしまいます。

FXは、傍から見ると派手な賭け事のように見えるかもしれませんが、やってみると想像以上に細かい動きを見なければならず、コツコツと時間をかけて取り組む必要のある作業です。精神的に浮き沈みが激しいと、その場の雰囲気に流されてしまい、大儲けするときもあれば大損もするというギャンブル的な投資になってしまいます。

FXで設けるコツは、メンタルコントロールをしっかりして、冷静に取り組むという点にあるといっても過言ではありません。

FXで設ける投資家のやり方は、意外と地味です。継続的な取引を同時進行でいくつも行っていることから、1つの取引に対するこだわりがそれほど強くなく、オーダーもどちらかと言うと機械的に入れることが多いようです。

しかも、コンスタントに儲けている投資家は、手元に多くの資金を持っていても1つの取引につぎ込むことはせず、リスクを分散するかたちで細かく分けて投資します。また、レバレッジもそれほど高くせずに手堅く儲けているのが特徴です。

さらに重要なのは、損切りなど負けの回数ではなく、長期的に見てトータルで負けないという点です。一度に得る利益がさほど大きくなく、負けの回数が勝ちの回数より多くても、負ける時の金額が少なく、利益の額を超えることがなければ長期的には儲かります。

そのため、勝っている投資家は、損切りするラインをあらかじめ決めておいたり、通貨ペアをむやみに増やさないようにしたりと独自のルールを作り、守るようにしています。また、市場のくせを見極め、エントリーのタイミングを計るなど、コツコツと地味な努力を積み重ねています。