海外FXは詐欺？安全な業者の選び方とおすすめ業者を紹介

海外FXで詐欺に遭う可能性はある？

海外FX業者には詐欺業者が存在するものの、信頼できる業者を選べばリスクを大幅に減らせます。ここでは、詐欺のリスクとその対策を確認していきます。

海外FX業者の詐欺を過度に恐れる必要はない

海外FXで詐欺にあうリスクは確かに存在しますが、全てが詐欺業者ということはありません。信頼できる金融ライセンスを取得している業者や、長い運営歴を持つ業者を選ぶことで、詐欺のリスクを大幅に減らせます。

特に金融ライセンスの有無は重要で、キプロスや英国などの規制機関に登録された業者は信頼性が高いとされています。

また、ネット上の口コミ・評判から出金のスムーズさを確認することも、詐欺を回避するためには重要です。

過去にあった海外FXの詐欺業者一覧

海外FX業者を過剰に恐れる必要はありませんが、海外FX業者の中には、詐欺や出金トラブルを起こす業者も存在しています。

以下は、過去に出金拒否を始めとする詐欺の報告が見られた、代表的な業者の一覧です。

詐欺の報告が見られた代表的な業者

上記において、特に悪質な事例として挙げられるのがAssassinFX（アサシンFX）です。2023年7月3日、AssassinFXが提供するコピートレードで、一斉に強制ロスカットが発生し、多くのトレーダーが資金を失いました。

SNS上でAssasinFXの宣伝を行っていたインフルエンサーたちは、損失発生後にアカウントを削除し、被害者の救済が難しい状況になっています。

AssassinFXのような悪質な海外FXの詐欺が口コミで広がった結果、「海外FX＝詐欺」として認識されてしまっている状況です。

詳しい記事はこちら

AssassinFXで投資詐欺疑惑が発生！問題のコピートレードとは？ | 海外FXの基礎知識

AssassinFXコピートレードでロスカットが同時に発生し、多くのトレーダーが資金を失いました。AssassinFXは、Twitterの著名トレーダー利用による宣伝によりコピートレードのユーザーを増やしていました。

2023.07.26

海外FXが詐欺と言われる5つの理由

海外FX業者が詐欺と見なされる原因には、いくつかのパターンがあります。

ここでは、海外FXが詐欺と言われる理由について説明します。

日本人をターゲットにしたマイナーな詐欺業者の存在

海外FX業者の中には、日本人トレーダーをターゲットに詐欺を働くマイナーな業者も多く存在します。こういった詐欺業者は、はじめから日本人を騙すつもりで設立されており、高額なボーナスで入金を促したり、インフルエンサーを利用して入金を斡旋したりする

ケースも見られます。

このような詐欺から身を守るためには、マイナーすぎる業者を避けることが一番です。マイナー業者でも取引条件がよく、安全なブローカーもありますが、その業者が本当に安全かどうか判断する自信のないうちは、XMなどの大手を利用することをおすすめします。

海外FXを利用したロマンス詐欺が見られる

海外FX業者はロマンス詐欺に利用されるケースもあり、海外FXが詐欺と言われる要因の1つとなっています。

そもそもロマンス詐欺とは、オンライン上のやりとりで信頼感や恋愛感情を抱かせた後、金銭を騙し取る手口の詐欺です。長期間のメッセージのやり取りを通じて信頼関係を築いた後、最終的には「緊急の資金が必要」や「投資に参加すれば儲かる」などといった理由で金銭を要求し、騙し取ります。

ロマンス詐欺はマッチングアプリやSNSの普及によって増加傾向にあり、被害者は「信頼できる」と感じた相手に多額の資金を預けてしまいます。

このような事例も、海外FXが詐欺と言われる一因です。特に、顔の見えない相手との取引には注意しましょう。

コピートレードや自動売買に関する個人詐欺が多い

海外FX業者が提供しているコピートレードや、自動売買を悪用した詐欺事例も海外FXが詐欺と言われる要因です。

例えば、2024年に発生した「Amazing Tick」の詐欺事例では、SNSを利用して投資初心者を集め、コピートレードを利用した詐欺が行われました。詐欺師は最初に少額の利益を出すことで信用を得たあと、大きな取引を繰り返し、ロスカットさせて投資家の資金を全て奪いました。

AssassinFXなど他の海外FX業者でも同様の詐欺が確認されていますが、拠点が海外にあることから、資金を取り戻すことは困難です。

コピートレードは、自身のお金を他人に預けるのと同じです。彼らは「楽して稼げる」などの謳い文句で知識のない初心者を集めています。日本人が集客するコピートレードのほとんどが詐欺なので、もし勧誘されても断るようにしましょう。

資金管理の不透明さが詐欺と疑われている

海外FXの中には資金管理が不透明な業者もあり、海外FX詐欺と疑われる理由の1つとなっています。

国内FX業者では、顧客から預かった資金は、日本の金融庁の厳しい規制の下、分別管理や信託保全といった制度により安全が保証されています。

一方、海外FX業者は国内規制の対象外であり、資金管理の方法が不透明な場合が多くあります。

特に、公式サイトに資金管理の方法が明記されていない業者や、分別管理や信託保全を行っていない業者は注意が必要です。

出金拒否や利益取消の口コミが多い

海外FXが詐欺と言われる大きな要因として、出金拒否や利益取消の口コミが多いことが挙げられます。

実際に以下のポストのように、海外FX業者に出金拒否をされた口コミが見られます。

特にマイナーな業者では、規約をあいまいにし、難癖のような理由をつけて出金拒否をすることがあります。

こうした出金拒否のトラブルが口コミで広がった事も、海外FXが詐欺であると疑われる原因となっています。

海外FXの詐欺業者を見分ける6つのポイント

海外FXで詐欺業者を見分けるためには、いくつかのポイントに注目する必要があります。ここでは、信頼できる業者を見極めるための6つの基準を見ていきましょう。

信頼性の高い金融ライセンスを所持している

海外FX業者の詐欺業者を見極める際、信頼性の高い金融ライセンスを所持しているかを確認することが重要です。

金融ライセンスとは、FX業者が金融サービスを提供するために必要な許可証のことで、業者の運営体制や資金管理、安全性を保証するものです。以下は、多くの海外FXが取得している信頼性の高い金融ライセンスです。

信頼性の高い金融ライセンス

金融ライセンスを取得するためには、資本金や顧客資産の管理、マネーロンダリング対策など、厳しい基準をクリアしなくてはなりません。

また、これらのライセンスを持つ業者は、定期的な審査を受け、不正行為があればライセンスが取り消されることもあります。

そのため、上記のような信頼性の高い金融ライセンスを持つ業者を選ぶことで、安心して取引ができるでしょう。

公式サイトにライセンス番号が記載されていない業者や、そもそも所持していない場合は利用を避けるべきです。

ライセンスを所持していると記載がある際は、ライセンス発行元のサイトにアクセスし、業者の名前で検索し、本当にライセンスを所持しているかまで確認するとベストでしょう。

ブローカーの運営歴が長い

海外FX業者を選ぶ際は、運営歴の長さにも注目することで、詐欺業者を避けやすくなります。

なぜなら、運営歴が長い業者は詐欺行為をしていない可能性が高く、長期的にも安定したサービスを提供することが望めるからです。

より安全性を求める場合、10年以上の運営歴がある業者を選ぶことで、詐欺に遭う可能性を大幅に減らせるでしょう。

資金管理の方法が公式サイトに明記されている

信頼できる海た外FX業者を見分けるポイントの一つは、資金管理の方法が公式サイトに明記されているかどうかです。

海外FX業者の資金管理の方法には、主に以下の3つがあります。

海外FX業者の主な資金管理方法

上記の中で最も安全な信託保全は、顧客資産を信託銀行に預け、業者が破綻したとしても、信託会社から資金が返還される仕組みです。

2つ目の分別管理は、顧客の資産と業者の運営資金を別々に管理するもので、海外FX業者の約8割が採用しており、信頼性が高いとされています。

3つ目の自社管理は、業者が自社で顧客資産を管理する方法ですが、透明性が低くリスクが高いため、避けるべきといえるでしょう。

公式サイトで顧客の資金管理について明記されていない業者もあるので、そのような業者は利用を控えるのが賢明です。

日本人の評判や口コミが良い

海外FXの詐欺業者を見分けるポイントとして、日本人の評判や口コミが良いかもチェックしましょう。

日本人の口コミや評判は、利用したトレーダーの生の声であるため、公式サイトに記載されている情報よりもよりリアルです。

例えば、公式サイトには「業界最狭のスプレッド」と記載されていても、実際は時間帯によるスプレッドの広がりが酷く、運用できるレベルに無い可能性も考えられます。

このような細かい特徴については、実際に利用するまでは分からないため、リアルな感想を聞けるSNS上の口コミは非常に参考になります。

良すぎる取引条件を提供していない

海外FX業者の中には、魅力的な取引条件や豪華なキャンペーンを打ち出しているところもありますが、あまりにも豪華すぎるキャンペーンを提供している業者には注意が必要です。

例えば、200%や300%の入金ボーナスなど、あまりに良すぎる条件を提示している業者は、詐欺の可能性が高いことがあります。

このような業者は、豪華なボーナスで入金を促しておきながら、利益の出金を拒否するなどの悪質な手口で資金を持ち逃げすることがあります。

実際にGemForexでは、200%〜1,000%といった派手な入金ボーナスを展開していましたが、結果として多くのトレーダーが資金を引き出せなくなりました。

ボーナスだけでなく、あまりにもスプレッドが狭い業者など、取引条件が良すぎる業者には十分に注意しましょう。

日本語サポートが充実しているかどうか

海外FXの詐欺業者を見分ける際、日本語でのサポートが充実しているかも重要なポイントです。

特に入金・出金トラブルが発生した際、日本語でのサポートがなければ対応が遅れ、無駄な損失が発生してしまうかもしれません。

サポートが英語のみの業者も存在しますが、初めて海外FXを利用する方にとって使いにくいのは確実です。

日本語でのチャット対応やサポートセンターがあるか、また、Webサイトやマイページの画面が日本語に対応しているかもしっかりチェックしましょう。

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2023.08.03

詐欺の心配がないおすすめ海外FX業者3選

海外FX業者の中から、安全性と信頼性の高い業者を紹介します。

以下で紹介する業者は、初心者から上級者まで幅広いトレーダーに支持されているため、どんな方でも使いやすいでしょう。

XMTrading｜信頼性と実績のある人気No.1業者

XMTradingの概要

XMTrading（エックスエム）は2009年に設立されてから、信頼性と実績で評価されている人気No.1の海外FX業者です。

グループ全体では、キプロス（CySEC）やイギリス（FCA）をはじめ、信頼性の高い7つの金融ライセンスを保有しており、安全性は折り紙付きです。

また、顧客資金は信託口座で分別管理されており、業者の資金と混同することなく保管されています。出金トラブルや資金持ち逃げのリスクが極めて低くなっています。

さらに、XMTradingは日本語サポートが充実しており、平日24時間体制で迅速な対応が可能です。

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Exness｜出金トラブルや約定トラブルなし

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Exness（エクスネス）は、2008年に設立された信頼性の高い海外FX業者であり、グローバルに事業を展開しています。

イギリス（FCA）やキプロス（CySEC）など、取得が難しい8つの金融ライセンスを保有していることから、非常に高い信頼性と安全性を確保しています。

さらに、Exnessは顧客資金を分別管理することで、万が一の破綻時にも資金が保護される仕組みを導入しています。

財務情報は、世界的な会計事務所であるデロイトにより監査され、透明性の高い運営がなされている点も評価が高いです。

また、トラブルが発生した際には、Financial Commissionを通じて公平な紛争解決が可能で、最大2万ユーロの補償が受けられるなども大きな安心材料といえます。

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TitanFX（タイタンFX）は、2014年に設立された信頼性の高い海外FX業者で、特にスキャルピングがメインのトレーダーに支持されています。

TitanFXは、バヌアツ金融サービス委員会（VFSC）をはじめ、複数の金融ライセンスを取得しており、分別管理で顧客資金を保護しています。

出金拒否がなく、入金・出金のスピードも速いため、安心して利用できるブローカーです。

加えてFinancial Commissionに加盟しているため、万が一のトラブルが発生しても、第三者による公平な解決と、最大2万ユーロの補償を受けられる体制が整っています。

TitanFXの安全性

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正しい選び方で海外FXの詐欺は避けられる！

海外FXには詐欺のリスクが存在するものの、すべての業者が詐欺というわけではありません。

信頼性の高い金融ライセンスを持ち、運営歴が長い業者を選ぶことで、詐欺のリスクを大幅に減らすことができます。

また、資金管理の透明性や出金トラブルの有無、口コミ・評判を確認することも大切です。

今回紹介したXMTrading（エックスエム）やExness（エクスネス）、Titan FX（タイタンFX）のような安全性の高い業者を選ぶことで、安心して取引を行うことができるでしょう。

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