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海外FX業者を比較するポイントとしても重要!スワップポイントの基礎知識と稼ぐ方法

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UPDATE2018.08.31

FX比較いろいろ

海外FX業者を比較するポイントとしても重要!スワップポイントの基礎知識と稼ぐ方法

海外FX投資で利益を得るためには、為替レートの動向を見極め通貨売買によって為替差益を得ることがポイントとなります。しかし、FXで利益を得る方法は売買取引だけではありません。通貨ペアを保有しているだけで利益が得られる場合もあります。それがスワップポイントです。スワップポイントについての理解を深めることによって、FX投資の幅が広がり利益を得るチャンスが増える可能性があります。そこで、スワップポイントの基礎知識と稼ぎ方について紹介します。

スワップポイントの基本を理解しよう

スワップポイントとは金利差のこと

スワップポイントとは何かを理解するためには、まずスワップポイントの全体的なイメージを把握することが重要です。スワップポイントのスワップとは交換という意味です。FX取引において交換するものは通貨です。この交換によって生じる利益をポイントと呼んでいるのです。

では通貨の交換によって生まれる利益とは何でしょう?それは、金利差です。

例えば、アメリカドルの金利が1%、日本円の金利が0.1%だった場合、低金利通貨である日本円を売って高金利通貨であるアメリカドルを購入してポジションをキープすると、金利差0.9%分のポイントがもらえることになっています。これがスワップポイントです。

日本円よりも高い通貨を保有している場合に得られる金利だと理解するとわかりやすいでしょう。ただし、高金利通貨を売って低金利通貨を購入して保有すると、マイナスのスワップポイントが発生し、スワップポイントの受取りではなく支払いになる可能性もあることは知っておく必要があるでしょう。

スワップポイントは長期投資をする場合に重要になる

スワップポイントとは保有している通貨ペアの金利差です。そのため、金利差のある通貨ペアを長く保有すればするほど時の経過に従ってスワップポイント累計受取額は増えていくことになります。預金の預け入れ期間が長ければ受け取る金利が増えるのと同じです。

スワップポイントの基礎知識と稼ぐ方法

そのため、頻繁に売買を繰り返す投資スタイルではなく、中長期的な為替相場の変動をとらえてじっくり通貨ポジションを保有する投資スタイルの場合は、金利差が大きければスワップポイントによる利益も無視できない大きさになる可能性があります。

スワップポイントを受け取るタイミングは?

預金の金利の受取は半年に一度などが多く、毎日受け取れないのが一般的ですが、FXのスワップポイントは基本的には毎日ポイントが得られます。会社ごとに時間帯は違いますが、一定の時間が経過すると毎日スワップポイントが付与されるのが一般的です。

また、スワップポイント算定対象となる金額は、証拠金の額ではなくレバレッジをかけたあとの取引金額となります。その点も正しく理解しておく必要があります。決められた時間の前に売却してポジションを解消すればその日の分のスワップポイントは受け取れなくなります。

スワップポイントで稼げる通貨はどれ?

スワップポイントは通貨ペアの金利差分だけ発生します。そのため、高金利通貨をペアとした取引を行うことによってスワップポイントが大きくなります。高金利通貨の代表的なものとしては、NZドル、豪ドル、さらにトルコリラや南アフリカランドがあげられます。

例えば、南アフリカランドは過去に11.5%の金利水準だったことがあります。このときの日本の金利水準は0.5%でした。金利差は11%あり、年利率11%に相当するスワップポイントが得られたということもあったのです。

スワップポイントの基礎知識と稼ぐ方法

低金利通貨である日本円を通貨ペアの一方とし、もう一方のペアを高金利通貨にすれば、必然的に金利差は大きくなりスワップポイントが稼げる取引ができるでしょう。

スワップポイントは業者が違えば変わってくる

スワップポイントは通貨ペアの金利差で決まることをお伝えしましたが、市場金利は常に変動していますので、業者が付与するスワップポイントを100%市場金利と連動させることは難しいでしょう。そのため、各FX業者はそれぞれ工夫して市場金利からスワップポイントを独自に算出して付与しています。

つまり、仮に同じ通貨ペアを複数FX業者で保有していた場合、付与されるスワップポイントは同じとは限らないということです。

そのため、海外FX取引を始めるために口座開設をする際には、金融ライセンスや信託保全、日本語サービスレベル、レバレッジやスプレッドといった代表的な比較ポイントに加えて、スワップポイントの水準についてもしっかり比較しておくことが大切です。

スワップポイントを効率的に稼ぐ方法とは?

スワップポイントが高い業者を選んで取引する

スワップポイントという収益源の存在が理解できたら、その収益源をどのようにすれば大きくできるかが知りたくなるでしょう。その方法は主に3つあります。

1つ目が、スワップポイントが高いFX業者を選んで口座開設をして取引するという方法です。スワップポイントの水準は業者によって違うとすでに紹介しました。どの通貨ペアを選ぶかは投資家の判断によることになりますが、同じ通貨ペアであっても海外FX業者の選び方によってスワップポイントに差が生じるのであれば有利な業者を選んでおく必要があります。

投資家の実力以外でスワップポイントが多く得られる可能性がありますので、業者比較の段階から注意して選ぶようにすることをおすすめします。

取引回数を減らすことでスプレッドの影響を少なくする

スワップポイントによる利益の積み上げを狙う取引を行う場合は、できるだけ金利差の大きい通貨ペアを長く保有することがポイントになります。

スワップポイントの基礎知識と稼ぐ方法

もちろん、保有している間に大きな為替差損が生じてしまえばスワップポイントの利益は消し飛んでしまいますので、ただ保有していればよいというわけでもありません。場合によっては売買を行って一旦ポジションを解消するといった対応が必要な場合もあります。

しかし、売買を行うことによってスプレッドや売買手数料の負担が発生し利益率は悪くなることが考えられます。そのため、できる限り売買の回数を減らしてスプレッドなどの影響を少なくすることが、スワップポイントで稼ぐコツだといえます。

レバレッジを活用して利益率を高める

海外FX取引の魅力の1つは国内規制である最大25倍よりも大きなレバレッジをかけられることです。ハイレバレッジ取引を行うことによって、自己資金の何倍もの取引ができ大きな為替差益が狙えることはご存じでしょう。

しかし、ハイレバレッジ取引はスワップポイントにも関係があります。スワップポイントの算定対象となる金額は証拠金ではなく取引金額です。

そのため、例えば、1万円の自己資金を証拠金として拠出して100倍のレバレッジをかけて100万円相当の通貨ポジションを保有した場合、100万円に対する利息相当分であるスワップポイントが得られることになります。金利差が1%あれば、年間1万円のポイントが得られ自己資金を全額回収できることになります。

レバレッジの活用もスワップポイントで稼ぐ有効な手段であることを知っておきましょう。

為替差益だけではなくスワップポイントにも目を向けよう

海外FX取引にはさまざまな魅力がありますが、スワップポイントにも紹介したとおり数多くの魅力があります。ハイレバレッジを使ってスワップポイントで効率よく稼ぐ方法もあるなど、海外FXならではのスワップポイントの稼ぎ方もあります。

スワップポイントという収益源に着目すると、為替差益で売買を繰り返す取引以外にもさまざまな取引選択肢が見えてきます。為替差益狙いの取引を行う場合は、常に為替レートから目が離せず大変な思いをしている人も多いでしょう。

為替差益を狙うFX取引に限界を感じてきたらスワップポイントを狙う取引をしてみることをおすすめします。頻繁に売買する必要がなくじっくり取引できるという点が魅力です。

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EDITOR制作/編集 FXplus編集部

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